日本在宅ケアアライアンスは設立以来、利用者のQOL向上を目指し、Lifeを3つのライフ、「生命：いのち」「生活：暮らし」「人生：生きがい」ととらえて対応し、最終的には利用者を含めた関係者の笑顔をめざすあり方を模索してきました。
国が2025年を念頭に進めてきた地域包括ケアシステムの構築、地域医療構想も、煎じ詰めれば、そこにゴールがあると考えます。
その2025年を今年迎えましたが、地域は変わってきたでしょうか。
これまでの取り組みを振り返りつつ、「おもいを叶える在宅ケア」を加盟団体とともに普及してまいります。

総合司会：遠田 恵子氏（フリーアナウンサー）

◆令和6年度 JHHCA 事業概要と成果報告
座長：二階堂 孝子（在宅医療助成 勇美記念財団 常務理事）、石垣 泰則（JHHCA副理事長）
＜発表＞
高橋 在也（JHHCA研究事業部長）
飯島 勝矢（JHHCA理事・学術委員会）
蘆野 吉和（JHHCA理事・小児の地域包括ケア検討会）

◆基調講演
「2040年に向けて、在宅ケアの可能性を考える」
座長：草場 鉄周（JHHCA理事）
講演：香取 照幸氏（元厚労省局長・未来研究所臥龍代表理事）

◆シンポジウム
「おもいを叶える住まいと在宅ケア」
座長：武田俊彦（JHHCA副理事長）、平原優美（JHHCA副理事長）
＜シンポジスト＞
市川 亨氏（共同通信社 特別報道室 編集委員）
鈴木 邦彦氏（日本在宅療養支援病院連絡協議会 会長）
北村 充氏（ナラビットHD 代表取締役/りんごのおうち 施設長）
阿部 智子氏（訪問看護ステーションけせら 総括所長）
松本 晴樹氏（厚生労働省 医政局 地域医療計画課 医療安全推進・医務指導室長）

[会場参加者限定｜モーニングレクチャー]
「おもいを叶えるために 〜倫理の視点から〜」
＜講師＞
板井 孝壱郎氏（宮崎大学 医学部 教授／日本生命倫理学会 代表理事）
稲葉 一人氏（弁護士／日本臨床倫理学会 副理事長）

板井孝壱郎氏からは病院における倫理的問題対処の方法論を、稲葉一人氏からは生命倫理学会のお立場から、学術的、実践的側面のレクチャーをいただき、在宅ケアにおける倫理の問題を、看取りの問題だけでなく、日常生活、社会生活における倫理の観点から議論します。

[日時] 2025年7月27日（日）10:30〜12:00
[形式] 会場開催のみ※オンライン配信はありません
[会場] 東京大学 伊藤国際学術研究センター 3階中教室 ※サミットと同じ建物内です。
[対象] サミット会場参加者限定
[費用] 無料
[定員] 先着40名
※参加希望の方は、「サミット会場参加＋モーニングレクチャーセット券」をお選びください。
チケット購入の際はお間違いないようお気をつけ下さい。