1. おうちde医療
  2. >
  3. PICK UP!在宅医療機関
  4. >
  5. 千葉市・市原市・茂原市での介護施設入所支援|梅田恵美が導く特養・老健探しと地域相談窓口

千葉市・市原市・茂原市での介護施設入所支援|梅田恵美が導く特養・老健探しと地域相談窓口 最終更新日:2025/12/28

千葉市・市原市・茂原市で「介護施設に入所したいけれど、どこに相談すればいいか分からない」「特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)の違いが分からない」とお悩みの方は少なくありません。ネットの情報だけでは実際の施設の雰囲気や支援体制がつかみにくく、ご家族の不安が増してしまうこともしばしばです。
そこで、タカダ薬局が提供する介護施設入所相談サービス「ウチシルベ千葉本部」では、調剤薬局という地域のインフラを活かし、現場経験豊富な梅田恵美が中心となって、特養・老健をはじめとする各種介護施設探しを無料でサポートしています。見学同行や手続き支援も含め、地域密着の視点で最適な選択をお手伝いします。

千葉市・市原市・茂原市で増える「介護施設入所相談」――薬局が担う新たな地域支援のかたち

— まず最初に、調剤薬局であるタカダ薬局が、なぜ「ウチシルベ」という紹介事業を始めたのでしょうか?

神頭:弊社は調剤薬局を営んでおり、日々多くの患者様やそのご家族と接しています。その中で、介護や入所に関する困りごとを抱えている方が非常に多いと感じていました。また、私自身もいずれ親を介護施設にお願いする時が来るだろうと考えた際、施設の知識が何もない状態では不安だと思ったのが原点です。
タカダ薬局 神頭憲司代表取締役
タカダ薬局 神頭憲司代表取締役

— そこからどのように事業化へと進んだのですか?

神頭:まずは自分たちで介護施設探しの仕事ができないかとリサーチを始めました。すると世の中には「入居紹介」という会社が数多くあることを知りました。何社か当たってみた中で、「ウチシルベ」の本部代表とお話しする機会があり、ここなら間違いないと決断しました。

— 数ある紹介会社の中で、なぜ「ウチシルベ」を選ばれたのですか?

神頭:大きな理由は3つあります。
1つ目は「母体の信頼性と事業領域」です。運営本部の「株式会社暮らし計画」は、介護施設の紹介だけでなく、不動産や建築など「暮らし」に関わる事業を幅広く手掛けており、ホールディングスカンパニーとしてしっかりとした基盤があります。単なる紹介だけでなく、住まいや暮らし全体を支えるバックボーンがあることにスケールメリットを感じました。
2つ目は「若さと活気」です。社長をはじめスタッフの皆さんが非常に若く、エネルギーに満ち溢れており、一緒に仕事をする上で非常に魅力を感じました。
3つ目は「継続しやすい仕組み」です。加盟店としてのロイヤリティや手数料の体系が比較的抑えられており、事業として無理なく継続できる点も参入の決め手となりました。
ウチシルベ

— 事業を開始されたのはいつ頃ですか?

神頭:約2年前からスタートしました。最初は私一人でしたが、「やる」と決めてもすぐには動けません。当初は外から人を採用しようかとも考えましたが、社内を見渡したときに「適任者がいるじゃないか」と。それが当時、調剤事務をしていた梅田でした。

— なぜ梅田さんに白羽の矢が立ったのですか?

神頭:彼女は非常にガッツがあり、店舗の中でもムードメーカー的な存在でした。自然とスタッフの中心になって周りを引っ張っていくリーダーシップがあり、このパワーとコミュニケーション能力なら、入所相談という対人援助の仕事も任せられると確信しました。
梅田恵美さんと神頭憲司さん

— そこから現在の専属体制になるまでは、どのような流れだったのでしょうか?

神頭:最初は薬局の調剤事務と兼務でスタートしました。しかし、入所相談はお客様の人生に関わる重要な業務であり、また千葉市・市原市をはじめ外房エリアを動き回る必要があるため、片手間でできる仕事ではないとすぐに気付きました。
そこで、彼女の代わりに薬局業務を行う医療事務スタッフを新たに採用し、梅田を完全にこちらの事業専属にしました。現在はさらに2名のスタッフを増員し、計3名体制で特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホーム、サ高住などの各種施設入居探しを全力でサポートしています。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設(老健)への入所を支える、タカダ薬局の現場力

— 梅田さんは元々マスコミ業界にいらっしゃったと伺いました。全く違う業界ですよね?

梅田:はい。独身時代はフジテレビなどのマスコミ業界にいて、AD(アシスタントディレクター)をしていました。その後、テレビ東京でAP(アシスタントプロデューサー)として働いていた時期もあります。
マスコミ業界にいた頃
マスコミ業界にいた頃(最前列の左から2人目)

— すごい経歴ですね! ずっとその道を歩まれていたのですか?

梅田:いえ、結婚して子供が生まれたことが大きな転機になりました。ADやAPの仕事は、家に2〜3日帰れないこともザラにある世界です。都内まで通いながら子育てをするのは物理的に無理だと悟り、マスコミ業界からは完全に足を洗うことにしました。

— そこからどのようにして医療・介護の業界に入られたのですか?

梅田:「子供と一緒に働ける場所」というのが絶対条件でした。探していると、当時住んでいた千葉市にある病院に託児所がついているのを見つけたんです。夫がその病院に併設されている介護老人保健施設(老健)で働いていたこともあり、その病院に就職しました。それが約19年前ですね。最初はリハビリ助手やヘルパーとして、医療・介護の現場に飛び込みました。

— その後、働く場所を変えられたそうですね。

梅田:東日本大震災がきっかけです。当時、自宅は東金市にありましたが、職場は千葉市でした。震災の日、保育園にいる娘を迎えに行くのに6時間もかかってしまったんです。「これではいけない、娘のそばで働きたい」と痛感し、自宅近くの外房エリアで仕事を探すことにしました。そこで、通所型の運動リハビリデイサービスの指導員として働き始めました。

— 介護の現場から、なぜ「調剤事務」へ移られたのですか?

梅田:デイサービスで働いている時、パートにも関わらず「施設長をやってくれないか」という打診があったんです。ただ、当時は子供も小さく、大規模なグループの施設長を務めるのは荷が重すぎるとお断りしました。
その代わりとして、同じグループ内の「調剤事務」の仕事に移ったのですが、これが私にハマりました。処方箋を入力してお金の計算をし、薬剤師さんがお薬を持って在宅医療の現場へ行く。そうした一連の流れや、医療知識を覚えることが面白くて、どっぷりとのめり込みました。
調剤事務として働いていた頃
調剤事務として働いていた頃

— そこから今のタカダ薬局に入社された経緯は?

梅田: 実は、当時の職場では人間関係や労働環境の面で少し悩むことが重なりまして。精神的にもタフな状況が続いていたんです。さらにプライベートでも将来を見据えて「パートではなく正社員として一本立ちしなければならない」という切実な事情もありました。心身ともに新天地でリスタートしたいと考えていた時に、タカダ薬局が新規店舗のオープニングスタッフを募集しているのを見て、「ここなら心機一転頑張れるかも」と応募したんです。

— 神頭さんから見て、当時の梅田さんの印象はいかがでしたか?

神頭: 面接の時から今と変わらず、ものすごく元気でしたね(笑)。新しい店舗を一から作るというタイミングでしたが、彼女はすぐにスタッフの中心になり、オープニングの店舗をスタッフを一丸となって盛り上げてくれました。
彼女のように、現場の苦労も酸いも甘いも知っている人間であれば、ケアマネジャーさんやケースワーカーさん、ご家族様の悩みにも深く共感し、各種介護施設への入所相談という繊細な業務も任せられると確信しました。

「入所できない」をあきらめない――千葉市・市原市・茂原市の介護施設探しの実情

— 現在はどのような人数体制で運営されていますか?

神頭: 立ち上げ当初は梅田一人でしたが、現在は新しく2名のスタッフが加わり、計3名体制で動いています。この3人はそれぞれ異なるバックグラウンドを持っており、非常にバランスの良いチームになっています。

— 新しく入られたスタッフの方は、どのような経歴をお持ちですか?

神頭: 一人は病院事務の経験者です。以前は介護施設で事務長を務めたり、施設の入居相談を担当していた経験があるため、病院や施設の内情、経営側の視点を持っています。
もう一人は福祉用具の会社で働いていた方です。在宅介護の現場でどのような道具が必要か、ご自宅での生活環境をどう整えるべきかという知識が豊富です。

— 「現場・家族の視点(梅田さん)」「施設運営・病院側の視点」「在宅・環境整備の視点」と、3つの異なる視点が揃ったわけですね。

神頭: おっしゃる通りです。それぞれの専門知識を掛け合わせることで、より多角的な視点から提案ができるようになりました。千葉市・市原市周辺での特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)、住宅型有料老人ホーム、介護付有料老人ホーム、サ高住等々、探しにおいて、強力なサポートができる体制です。

— 実際にサービスを利用したい場合、どのような流れになりますか? また、料金はかかるのでしょうか?

梅田: まず料金についてですが、ご相談者様からは一切費用をいただきません。相談も、見学同行も、すべて無料です。
ご利用の流れとしては、まずお電話やLINE、メールなどでご連絡をいただきます。そこで「予算」「エリア」「医療依存度」「ご本人の性格」などをヒアリングさせていただき、私が持つデータと経験からマッチする施設をいくつかピックアップしてご提案します。
その後、気になる施設があれば見学に行きます。この際、私の車で送迎し、全ての見学に同行します。 気に入った施設があれば契約へと進みますが、もちろんその立ち会いもサポートします。
お客さま情報ヒアリングシート

— ここまで手厚いサポートが無料というのは驚きです。

神頭: 本来、介護施設側が行うべき「広報」や「入居者募集」の活動を、私たちが代行しているという形になります。施設側から手数料をいただいて運営しているため、ご利用者様には費用負担がなく、安心して頼っていただける仕組みになっています。

— 他社にはない独自の強みについて、さらに詳しく教えてください。

梅田: 私たちが他社と決定的に違う点は、大きく分けて3つあります。
まず一つ目は、「徹底的なサポート」です。
見学の際は、ご家族様の車が出せない場合や身寄りのない方の場合、私が自分の車で送迎し、全ての見学に同行します。それだけではありません。気に入っていただければ契約時の立ち会いもしますし、さらに入所が決まった際の「荷造り」や「引っ越し」までお手伝いすることもあります。
以前、身寄りのない方がアパートを引き払う際に、一緒に部屋の片付けをして、荷物を私の車に積んで施設まで運んだこともあります。「そこまでやるの?」と驚かれますが、最後まで責任を持って見届けたいんです。
二つ目は、施設への「正直なフィードバック」による信頼構築です。
見学同行時、ご家族様が「スタッフの挨拶がなかった」「清掃が行き届いていなかった」「雰囲気が暗かった」などマイナスの印象を持たれた場合、私はそれを正直に施設側に伝えます。
通常、紹介業者は施設に嫌われたくないので言いにくいことですが、私は「いい施設だからこそ改善してほしい」という思いで伝えます。「今回はスタッフの方が挨拶しなかったので選ばれませんでしたよ」とはっきり言うんです。
その結果、施設側からも「梅田さんは本音で言ってくれる」と信頼していただけるようになり、空室が出た際に「梅田さん、空いたよ!」といち早く連絡をいただける関係性が築けています。
梅田恵美さん
そして三つ目が、ケアマネジャーへの「進捗報告」と「スピード感」です。
ケアマネジャーさんは非常に多忙です。紹介業者に依頼しても「あの件どうなってるの?」と不安になることが多いと聞きます。私はLINEやショートメール、電話など、相手が一番連絡を取りやすい手段を使い、「今ここまできています」「まだ決まっていませんが動いています」といった進捗報告をこまめに行います。
また、お急ぎの場合はご依頼から最短3日程度で提案することもあります。この「フットワークの軽さ」と「連絡の密さ」が、地域のケアマネジャーさんからの信頼に繋がっていると感じています。

— これまでに印象に残っている、特に難しかった事例はありますか?

梅田: 経済的に困窮し、行政の支援からも漏れてしまっていた方のケースが印象に残っています。
その方は家賃を5ヶ月も滞納して住まいを失いかけ、食べるものにも困ってフードバンクを利用しているような状況でした。本来なら行政が対応すべきケースかもしれませんが、窓口でもたらい回しにされ、行き場を失っていました。

— そのような困難なケースにはどう対応されたのですか?

梅田: 「誰かがやらなければこの人は路頭に迷う」という一心で動きました。安価で受け入れてくれる施設に頭を下げて頼み込み、生活保護の申請サポートも含めて、泥臭く調整を行いました。
アパートの退去時には、私自身が現地に行って不用品の片付けを手伝い、必要な荷物を車に積んで施設へ運びました。結果的に無事入所が決まり、その方が安心して生活できるようになった時は、本当にこの仕事をしていて良かったと感じましたね。
こうした「制度の狭間」にいる方々を、地域のインフラである私たちがどう救い上げるか。それがタカダ薬局の介護事業部としての使命だと思っています。

行政だけでは届かない介護施設入所の隙間を埋める、地域密着型相談支援の役割

— 現在は事業部としてどのようなフェーズにあるのでしょうか?

神頭: 今期から正式に「介護事業部」として部署化しました。まだ立ち上がって数ヶ月の組織ですが、まずはしっかりと利益を生み出し、会社の一つの柱として「一本立ち」させることが直近の目標です。

— 今後、エリア展開などの構想はありますか?

梅田: はい。現在は千葉市・市原市・外房エリアを中心に病院・包括支援センター・居宅事務所・を中心に訪問し、施設入居先においては、千葉県内を縦横無尽に走り回っている状態です(笑)。ですが、移動だけで時間が取られてしまうのはもったいない。
今後は「千葉南支部」のような形で拠点を増やし、エリアごとに担当を置いて、よりスピーディーかつ濃密な対応ができる体制を作りたいですね。今は私が全域を見ていますが、物理的な限界もあるので、組織として面を広げていきたいです。
高齢者施設マップ

— 梅田さんはご自身の「独立」は考えていないのですか? これだけ実績があればできそうですが。

梅田: それは全くないですね。「タカダ薬局が好き」だからです(笑)。
以前勤めていた大手グループでは組織が大きすぎて、現場の声が上に届かないもどかしさを感じていました。逆に、今のタカダ薬局は社長との距離が近く、「やりたい」と言ったことをすぐに形にできるスピード感があります。「大きすぎず、小さすぎず」のこの距離感が、私には心地いいんです。

— 神頭さんは、この事業の未来をどう描いていますか?

神頭: 私は常に「時流」を見ていなければならないと思っています。調剤薬局業界も厳しさが増しており、ただ薬を渡すだけの場所では生き残れません。しかし、薬局は地域になくてはならない「インフラ」でもあります。
そこに「介護施設の紹介」という新たな機能を実装することで、「あそこの薬局に行けば、薬だけでなく親の介護のことも全部解決してくれる」という、地域にとってより強固なインフラになりたいと考えています。

— 単なる多角化ではなく、地域インフラとしての強化なんですね。

神頭: そうです。薬局の窓口には、「親の施設探しが不安だ!」「介護の認定を受けるにはどうしたら良いの?」といった相談が日常的に舞い込みます。その時に、「じゃあウチの介護事業部の梅田に繋ぐね」とシームレスに連携できる。これが私たちの強みです。
「ウチシルベ」という全国組織の看板とシステムをお借りしつつ、中身は「タカダ薬局の梅田さん」という個人の信頼で動いていく。この両輪で、地域の困りごとを網羅的に解決できる組織を目指します。

— システム化と属人化のバランスはどう考えていますか?

神頭: 梅田の人間力は最大限活かしつつ、集客や案件管理の部分はWebサイトやシステムを活用して効率化を図ります。
また、梅田一人に負荷が集中しないよう、新しく入ったメンバーを育成し、誰が対応しても質の高い提案ができる組織にしていかなければなりません。梅田には、ゆくゆくはプレイングマネージャーとして、この「熱量」を部下たちに伝播させていってほしいですね。
梅田:そうですね。私一人では救える人数に限りがありますから。部下たちが育って、チーム全体で千葉県の介護難民をゼロにできるよう、まずは組織としての地盤を固めていきます。
梅田恵美さん

介護施設入所支援を“事業”として確立する意義――地域インフラとしてのタカダ薬局の挑戦

— 今、施設探しをしている方、これから考える方に一番伝えたいことは何ですか?

梅田:とにかく「ネットの情報だけで判断して、選択肢を狭めないでほしい」ということです。
最近はインターネットで調べてから来る方が多いのですが、逆にそれが仇になっているケースがよくあります。「あそこの施設は安いらしい」「老健は3ヶ月しかいられないらしい」といった断片的な情報を鵜呑みにして、「ここしかない」と思い込んでしまっているんです。
中途半端な知識で頭でっかちになった状態で来られると、まずその誤解を「解きほぐす」ところから始めなければなりません。実際には、ネットには載っていない「生の情報」や、プロだけが知っている「裏技的な活用法」がたくさんあります。

— 自己判断で動く前に、まずは相談してほしいということですね。

梅田: はい。変な先入観を持つ前に、まずは私に、あるいは地域のケアマネジャーさんに一本連絡を入れてほしいです。
特に「老老介護」の世帯は本当に深刻です。80代の高齢者が配偶者を介護している場合、日々の生活だけで精一杯で、入所のための複雑な書類を書いたり、施設と電話でやり取りしたりする気力も体力も残っていません。固定電話しかなく、出かけていて連絡がつかないことも多い。そうやって自分たちだけで抱え込んで、共倒れ寸前になっているご夫婦をたくさん見てきました。

— そうなる前に、プロに頼ってほしいと。

梅田:「介護に疲れたら、絶対に無理をしないで」と伝えたいです。誰かを頼ることは恥ずかしいことではありません。私自身、自分の祖父母の介護を十分にしてあげられなかったという強い後悔が、今の活動の原動力になっています。

— ご自身の原体験があるのですね。

梅田:はい。私は両親が共働きだったので、仙台の祖父母に育てられた「おじいちゃんおばあちゃん子」でした。でも、祖母がパーキンソン病になった時、私は遠方にいて、知識もなくて、結局何もしてあげられなかったんです。当時は病気への理解も浅く、ただオロオロするばかりでした。大好きだった祖父母に育ててもらった恩を返せないまま見送ってしまった……その無力感と悔しさが、今も強烈に私の根底にあります。
梅田恵美さん

— その想いが、今の仕事に繋がっていると。

梅田:そうです。「今の私なら、もっと良い提案ができたはずなのに」「あの時できなかった恩返しをしたい」という、償いのような気持ちが常にあります。
だからこそ、お客様に対しては「自分の祖父母だったらどうするか」というのが私の絶対的な判断基準です。見学に行って、「自分の祖父母をここに入れたいか?」と自問自答し、もし少しでも「入れたくない」と思ったら、たとえ条件が合っていてもお客様には勧めません。私ができなかった分、今担当させていただくご家族には後悔してほしくない。どうか一人で悩まず、私たちのような専門家にぜひ頼ってほしいと思っています。

— 最後に、神頭さんからも地域の方へメッセージをお願いします。

神頭: 私たちは「ウチシルベ千葉本部」として、全国組織の看板とシステムをお借りして運営していますが、中身はタカダ薬局のスタッフが、地域の皆様のために汗を流しています。
「車の運転が不安になった」「親の物忘れが進んだ」……そんな些細なことでも構いません。お薬をもらうついでに、「ちょっと困ってるんだけど」と窓口で声をかけてください。

— 薬局に行けば、介護の窓口にも繋がるということですね。

神頭: その通りです。私たちは、ネット上の表面的な情報ではなく、「実際はどうなのか」「この家族には何がベストなのか」というリアルな真実をお伝えします。
千葉市・市原市周辺で、特別養護老人ホームや介護施設への入所を考えている方は、ぜひ地元のインフラであるタカダ薬局を頼ってください。地域の皆様と介護サービスを繋ぐ「架け橋」として、私たちが全力でサポートいたします。

老人ホームの検索・紹介・入居相談なら――ウチシルベ

ウチシルベ

お住まい相談員が、あなたをお手伝いします!

たとえば、こんな時は今すぐご相談ください!
・入院中の病院から「なるべく早く 退院してほしい」と言われた
・老人ホームの探し方がよくわからない
・持病があるので医療が手厚い老人ホームを探したい
・予算をなるべく抑えて老人ホームに入りたい
お住まい相談員って、何をしてくれるの?
①希望に合った施設をお選びします。
②施設への連絡や見学予約、日程調整も行います。
③施設見学にも同行します。
「ウチシルベ千葉本部」なら入居まで無料でお手伝い。
まずは、以下からお気軽に相談ください。

有限会社タカダ薬局

お問い合わせ

〒260-0018
千葉県千葉市中央区院内2-14-1 第一カヲルビル5階
TEL:043-222-4187/FAX:043-222-4193
WEB:http://www.takada-ph.co.jp/

梅田恵美のプロフィール

梅田恵美

経歴:

1999年 秋田短期大学卒
2007年 中村古峡記念病院
2011年 ヤックスケアサービス
2015年 ヤックスケアタウン
2019年 有限会社タカダ薬局
現在に至る

資格・学会:

ホームヘルパー2級

千葉市・市原市・茂原市の介護施設入所相談Q&A|特養・老健の選び方と地域支援の実際

Q1. 介護施設への入所は、いつから準備を始めるべきですか?
A.  「入所の可能性が少しでも出た時点」で動き始めるのが安全です。入所先は空き状況や優先度で待機が発生しやすく、急に必要になっても希望条件どおりに決まりません。まずは①本人の状態(要介護度・医療処置の有無・認知症の程度)②家族の支援状況(通える頻度・費用上限)③希望(個室/多床室、看取り可否、リハビリ重視など)を整理し、候補施設の資料請求・見学予約まで進めるとスムーズです。
Q2. 特別養護老人ホーム(特養)と介護老人保健施設(老健)の違いは何ですか?
A.  特養は「生活の場」として長期入所を想定し、介護中心の体制です(看取りを行う施設も多い)。一方、老健は「在宅復帰」を目的に、リハビリや医療職配置が比較的手厚い中間施設で、入所期間は永続ではなく“在宅へ戻す”設計になっています。選び方の基本は、①長期的に住まいとして利用したい→特養、②退院後の体力回復・リハビリを経て自宅復帰を目指したい→老健、という整理です。
Q3. 介護施設の入所に必要な条件(要介護度など)はありますか?
A.  はい、施設種別ごとに目安があります。特養は原則「要介護3以上」が対象で、要介護1〜2でも特例で認められる場合があります(認知症や虐待リスク、単身で在宅が困難など)。老健は多くが要介護1以上で対象となり、リハビリや医療管理の必要性が重視されます。加えて、施設によって受け入れ可能な医療処置(胃ろう、インスリン、吸引、透析など)や認知症対応の範囲が異なるため、要介護度だけでなく「医療・行動面の条件」を早めに確認することが重要です。
Q4. 介護施設の入所費用は、どのくらいかかりますか?
A.  月額費用は大きく分けて①介護サービス費(自己負担1〜3割)②居住費③食費④日用品・理美容・オムツ等の実費で構成されます。特養・老健などの公的施設は、所得区分に応じて居住費・食費が軽減される制度(負担軽減)が使える場合があり、費用差が大きく出ます。部屋タイプ(個室/多床室)でも居住費が変わるため、見学時に「月額の概算」「加算がつく条件(リハビリ、看取り等)」「実費項目」を一覧で提示してもらうと比較が簡単になります。
Q5. 介護施設を選ぶときのチェックポイントは何ですか?
A.  失敗を減らすには、見学・相談の段階で次の観点を確認するのが効果的です。
・医療対応:夜間の看護体制、協力医療機関、対応可能な医療処置
・リハビリ:頻度、専門職の配置、在宅復帰支援の内容(老健では特に重要)
・認知症対応:行動心理症状への対応方針、事故予防、ユニットケアの有無
・看取り方針:終末期の対応、家族への説明、救急搬送の判断基準
・生活環境:食事、入浴、レクリエーション、面会・外出のルール、職員の雰囲気
また、候補が複数ある場合は「優先順位(医療>距離>費用など)」を決め、譲れない条件と妥協できる条件を分けると決定が早くなります。
高齢者施設マップ
関連リンク:
ミリ波レーダー見守りシステムが変える介護現場|特別養護老人ホームで進む介護DXのリアル