花澤真里子|人に寄り添うホスピタリティから始まるキャリアコンサルと研修への想い 最終更新日:2026/01/28

「人は、誰かに本気で向き合ってもらえたとき、前を向ける」——
そんな想いを軸に活動しているのが、キャリアコンサルタントの花澤真里子です。
26年間にわたりCAとして人と接してきた経験は、単なる接遇スキルではなく、不安や迷いを抱える人の心に寄り添う力として積み重ねられてきました。
現在、花澤真里子はこのホスピタリティと人材育成の知見を活かし、研修やキャリアコンサルという形で社会に還元する準備を進めています。今後は、介護職員や介護分野にも視野を広げ、「働く人の人生に寄り添う支援」を届けていく構想です。花澤真里子の原点となる考え方と、これから描いていく未来についてご紹介します。
そんな想いを軸に活動しているのが、キャリアコンサルタントの花澤真里子です。
26年間にわたりCAとして人と接してきた経験は、単なる接遇スキルではなく、不安や迷いを抱える人の心に寄り添う力として積み重ねられてきました。
現在、花澤真里子はこのホスピタリティと人材育成の知見を活かし、研修やキャリアコンサルという形で社会に還元する準備を進めています。今後は、介護職員や介護分野にも視野を広げ、「働く人の人生に寄り添う支援」を届けていく構想です。花澤真里子の原点となる考え方と、これから描いていく未来についてご紹介します。
花澤真里子の原点 — CA経験を活かし介護職員の人材育成へと進んだキャリアストーリー
— まずは、花澤さんがCA(キャビンアテンダント)を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
一度は住友商事に就職をしたのですが、仕事の内容が少し物足りなく感じてしまいまして。英語を使って仕事をしたい、飛行機が好き、そして国際線で海外に行きたいという思いが大きくなり、既卒でJALの試験を受けて合格し、転職しました。

— 実際には何年間ほどCAとして勤務されていたのですか?
26年間ほど国際線でフライトをしておりました。
— 長いキャリアの中で、苦労された経験はありますか?
振り返ってみると、個々の出来事を一つひとつ鮮明に思い出せるわけではありません。
ただ、今も変わらず心に残っていることがあります。それは、乗務員同士のコーディネーションを、できる限り早く整えることに難しさを感じたことです。チームとしての連携が早く、深く築かれるほど、サービスの質は確実に高まります。
私はその信念を常に考えて、毎回のフライトに臨んでいました。
私はその信念を常に考えて、毎回のフライトに臨んでいました。
イギリス、フランクフルト、香港、上海、タイなど、世界各地のベースのCAと共に乗務する中で、文化や価値観、仕事への向き合い方の違いに直面することも少なくありませんでした。
時に戸惑う場面もありましたが、それは日本人同士であっても同じことでした。
時に戸惑う場面もありましたが、それは日本人同士であっても同じことでした。
それでも、互いの違いを尊重しながら「一つのチーム」として機能する関係を築くこと。
そのプロセスは決して容易ではありませんでしたが、多国籍の乗務員とのコーディネーションを通して培ったこの経験は、相手を理解し、信頼を築き、最適な連携を生み出す力として、今も私の仕事の根幹となっています。
— CA時代に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
あるフライトで、機内のトイレに指輪を落としてしまい、途方に暮れていらっしゃるお客様がいらっしゃいました。 私は状況を確認したうえで、衛生面に最大限配慮し、手袋を何枚も重ねて着用した上で便器内に手を入れ、無事に指輪を取り出すことができました。トイレから取り出した指輪をお渡しした瞬間のお客様の安堵と喜びの表情は、今でも心に残っています。その出来事は、目に見える業務だけでなく、お一人おひとりの「大切なもの」に真摯に向き合う姿勢こそが、信頼につながるということを、あらためて教えてくれました。

— それはすごいですね。現在の研修事業などにも通じる精神性を感じます。
そうですね。航空機の運航を支える根幹には、常に「安全」と「快適」という二つの柱があります。
飛び立ってから目的地に到着するその瞬間まで、私の中に揺るぎなくあったのは、「お客様のために今できる最善を尽くす」という信念でした。
「できることは何でもやる!」―この信念は、単なるサービス精神ではなく、相手の立場に立ち、先を読み、行動に移す責任感そのものだと思っています。
その姿勢が現在の研修事業やキャリアコンサルタントとしての仕事にも確かに受け継がれているのだと思います。 目の前の方が本当に必要としていることは何か。自分にできる支援は何か。その問いに向き合い続けることが、「できることは何でもします」という私の仕事の原点になっています。
— CAを退職され、会社を設立された経緯についても教えてください。
早期退職後、専門学校のキャリアセンターやハローワークにて、講師・キャリアコンサルタントとして活動していました。そのような中、新浦安のホテル様より研修のご依頼をいただきましたが、「個人事業主とはお取引できない」というお話を受けたことが、大きな転機となりました。
その瞬間、私は迷わずこう答えました。
「それなら、会社をつくります。」
「それなら、会社をつくります。」
こうして誕生したのが、株式会社MOCAです。
必要とされる場に、必要な形で関わるために。
この一歩が、今の私のすべての原点となっています。
必要とされる場に、必要な形で関わるために。
この一歩が、今の私のすべての原点となっています。

介護施設を支えるプロフェッショナル集団 — 株式会社MOCAのヒューマンネットワーク
— 会社設立当初は、どのような体制でスタートされたのでしょうか?
同時期に会社を離れた仲間たちに、私は一人ひとり声をかけました。
「社員として雇用する」という形ではなくて、全員がそれぞれの専門性を活かせるよう、フリーランスとして対等に関わってもらう体制を選びました。
「社員として雇用する」という形ではなくて、全員がそれぞれの専門性を活かせるよう、フリーランスとして対等に関わってもらう体制を選びました。
私は、元CAの仲間たちが芋づる式につながっている状態だと感じています。
一人と関わると、そこから自然に次の仲間へとご縁が広がり、それぞれが異なる専門性を持ったプロフェッショナルとして集まっています。
彼女たちは、接遇、コミュニケーション、クレーム対応、電話対応、メンタルケアなど、それぞれに明確な得意分野を持つプロフェッショナル達です。
彼女たちは、接遇、コミュニケーション、クレーム対応、電話対応、メンタルケアなど、それぞれに明確な得意分野を持つプロフェッショナル達です。
研修のご依頼をいただいた際には、内容や目的を丁寧に見極めたうえで、最も適した専門性を持つ講師を私が選び、担当してもらう――そのようなスタイルで運営しています。組織としての柔軟性と、現場に即した質の高い支援を両立できる仕組みです。

— 具体的にはどのようなスキルを持った方々がいらっしゃるのですか?
研修講師はもちろんですが、ソムリエ、電話対応のプロ(もしもし検定)、書道の師範、国際儀礼(プロトコールマナー)に精通したメンバーなど多岐にわたります。私自身はファイナンシャルプランナーやキャリアコンサルタントの資格を持っています。元JALのメンバーは退職してもなお愛社精神も強く、横のつながりが非常に強固です。例えば「クリニックの受付ができる人はいないか」と相談があれば、すぐにネットワークを通じて適任者が見つかります。
— 「花澤組」と呼ばれることもあるそうですね。
そうですね(笑)。航空会社で働いていた頃から、周囲の仲間に「マグネットのような人だね」と言われることがありました。 私が「ここに行こう」「これをやろう」と声をかけると、不思議と人が集まり、輪が自然に広がっていく―そんな場面が多くあったのです。
自分から無理に人に近づくのではなく、安心感や方向性に共感した人たちが、自然と集まってくれる。その在り方は、現在のMOCAの事業にもそのまま受け継がれていると思います。
MOCAは、志や価値観を共有する仲間たちが集い、それぞれの専門性を生かしながら動く、いわば「花澤スピリッツ」で結ばれたパワーチームのようなものです。
個の力を尊重しつつ、チームとして最大の力を発揮する―その仕組みこそが、私の原点です。
個の力を尊重しつつ、チームとして最大の力を発揮する―その仕組みこそが、私の原点です。
— ここで改めて、MOCAとしての理念について教えていただけますか?
先にお話しした客室乗務員時代の経験は、そのまま現在のMOCAの理念の根幹となっています。
飛行機の中では、予期せぬ出来事や制約の多い状況の中で、目の前のお客様を守り、支える判断が常に求められます。私はその現場で、「できない」と立ち止まるのではなく、「どうすれば実現できるか」を考え続ける姿勢を身につけてきました。
飛行機の中では、予期せぬ出来事や制約の多い状況の中で、目の前のお客様を守り、支える判断が常に求められます。私はその現場で、「できない」と立ち止まるのではなく、「どうすれば実現できるか」を考え続ける姿勢を身につけてきました。
MOCAの仕事も同じです。クライアントが抱える課題に対して、最初から不可能と決めつけることはありません。限られた時間や人材、環境の中で、今ある条件で最善の解決策は何かを考え、具体的な行動へと落とし込みます。
私たちが掲げる「何でもする」という言葉は、無責任な約束ではありません。
現場を知り、相手の立場に立ち、実行可能な支援を最後までやり切る―その覚悟を表しています。この徹底した現場主義こそが、私自身の仕事の軸であり、MOCAの揺るぎない理念です。
現場を知り、相手の立場に立ち、実行可能な支援を最後までやり切る―その覚悟を表しています。この徹底した現場主義こそが、私自身の仕事の軸であり、MOCAの揺るぎない理念です。

— その理念が、MOCAの強みにもつながっているのですね。
はい。クライアント企業からは、「指示がうまく伝わらず、組織がまとまらない」「社員の離職が続いている」といったご相談を多くいただきます。そうした課題に対して、私たちは決められた研修パッケージを一律に提供することはしていません。
状況に応じて、組織全体への研修が最適であれば研修を行い、個人への丁寧な支援が必要であればキャリアコンサルティングを実施します。 課題の本質を見極め、その企業・その人に合った方法を選ぶことを何より大切にしています。
世の中には「元CA」を名乗る講師は少なくありません。
しかし私たちは、教官として人を育ててきた経験や、キャリアコンサルタントとして数多くの現場に向き合ってきた実務実績を有しています。
そのため、表面的なマナーや知識の伝達にとどまらず、現場で実際に起きている問題に対応できる力があります。
しかし私たちは、教官として人を育ててきた経験や、キャリアコンサルタントとして数多くの現場に向き合ってきた実務実績を有しています。
そのため、表面的なマナーや知識の伝達にとどまらず、現場で実際に起きている問題に対応できる力があります。
変化のスピードが速い時代の中で、立ち止まってしまった人に寄り添いながら、状況に応じた現実的な解決策を提示すること。 それこそが、私たちMOCAの強みであり、選ばれ続けている理由だと考えています。
介護職員の成長を支援するキャリアコンサルと研修 — MOCAの人材育成プログラム
— 現在はどのような事業をメインに行われていますか?
企業や団体向けの研修講師としての活動と、キャリアコンサルタントとしての活動が2つの大きな柱です。研修については、新入社員研修だけでなく、入社後2〜3年経過した方へのフォローアップや、中間管理職向けのマネジメント研修など多岐にわたります。また、大手企業の組合員向けに「伝え方」の研修を行ったり、メンターとしてのお仕事もさせていただいたりと、幅広く活動しています。キャリアコンサルタントとしては、働く方々の心の声を聴き、その人らしい生き方や働き方ができるよう支援しています。
現在の事業は、企業・団体向け研修講師としての活動と、キャリアコンサルタントとしての個別支援の二つを大きな柱としています。
研修分野では、新入社員研修にとどまらず、入社後2〜3年が経過した社員へのフォローアップ研修、中間管理職を対象としたマネジメント研修など、組織の成長段階や課題に応じた幅広いテーマを扱っています。
また、大手企業の労働組合向けにコミュニケーションをテーマとした「伝え方」「常識力」研修を実施するほか、経験値が少ない若手社員を支えるメンターとしての役割も担っています。
一方、キャリアコンサルタントとしては、働く方一人ひとりの心の声に丁寧に耳を傾け、その方が自分らしい生き方や働き方を自律的に進んで行けるよう支援しています。
組織と個人、双方に寄り添いながら、持続的な成長を支えることが、私の事業の特徴です。

— 具体的にどのような研修メニューやサービスを提供されているのでしょうか?
研修内容はクライアントの課題や目的に応じて柔軟にカスタマイズしていますが、基本となるのは、ビジネスマナー研修とコミュニケーション研修です。
ビジネスマナー研修では、社会人としての接遇の基本から、現場で求められる応用的な対応までを丁寧にお伝えしています。また、円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション研修では、企業に沿ったワークを行い相手を尊重しながら自分の考えを伝える力を育てます。
そのほかにも、チームをまとめ、導いていくための考え方を学ぶリーダーシップ研修、仕事だけでなく人生全体を見据えた選択を支援するライフプラン研修、社会人として必要な判断力や振る舞いを身につける常識力研修など、幅広いプログラムを提供しています。
これらの研修は単発で実施することも可能ですが、キャリアコンサルティングと組み合わせることで、個人のメンタルケアとスキルの定着・向上を同時に図れる点が、MOCAの大きな強みです。知識や技術だけでなく、「人としてどう在るか」にも目を向けた支援を行っています。
— 最近は特に、介護職や医療現場に向けた展開に力を入れているとお聞きしました。
はい。これまで、歯科クリニック・歯科大学病院を中心に、スタッフ向け研修や全職員を対象としたカウンセリングを数多く手がけてきました。
そうした医療現場での経験を土台といたしまして、現在は介護職の現場や在宅医療に関わる事業所様を対象に、研修およびキャリアコンサルティングを積極的に展開しています。
実際に、関東地方とある県で「部下を持つ介護職員のためのメンタルセルフケアと、リーダーとしての伝え方」をテーマに、3年連続で研修を担当させていただきました。現場の実情を踏まえた内容と、継続的な支援体制が評価され、長期的なご依頼につながっています。

— 介護職の現場へ入っていくにあたり、花澤さんご自身も資格を取得されたそうですね。
そうなんです。現場のことをより深く、肌感覚で理解するために、私自身も昨年「介護職員初任者研修」の資格を取得しました。現場の大変さや専門用語を知らないまま、上辺だけのマナーを説いても響きません。介護職の方々の気持ちに寄り添い、同じ目線で研修やキャリアコンサルを行いたいという想いからです。
— 介護現場において、外部のキャリアコンサルタントが入るメリットは何だとお考えですか?
介護職や在宅医療の現場では、上司や人事担当者には直接打ち明けにくい悩みを、心の内に抱えたまま働いているスタッフが少なくありません。
一方で、指導する立場にある上司も「これはハラスメントに当たらないだろうか」と不安を感じ、必要な声掛けや指導をためらってしまうケースが増えています。
一方で、指導する立場にある上司も「これはハラスメントに当たらないだろうか」と不安を感じ、必要な声掛けや指導をためらってしまうケースが増えています。
こうした状況の中で、利害関係のない第三者であるキャリアコンサルタントが介入することには、大きな意味があります。 外部の立場だからこそ、立場や評価を気にせず本音を話せる場が生まれ、気持ちの整理や〈ガス抜き〉が可能になります。
また、対話を通じてご本人が自ら課題に気づき、前に進むための選択肢を見つける支援も行うことができます。外部の専門家が間に入ることで、ハラスメントのリスクを抑えながら、相互理解が進み、風通しの良い職場環境を育てていく。
それが、私がキャリアコンサルタントとして医療・介護の現場に関わる意義だと考えています。
それが、私がキャリアコンサルタントとして医療・介護の現場に関わる意義だと考えています。
— サービスを利用したい場合の料金体系や申し込み方法について教えていただけますか?
研修は、90分〜2時間程度のプログラムで、15万円(税別)から承っております。(10名様まで)内容や参加人数、現場の課題に応じて柔軟にカスタマイズしております。
キャリアコンサルティングは、お一人あたり40〜50分程度で、1万円(税別)からご提供しています。個別支援としてはもちろん、研修と組み合わせることで、より効果的なフォローアップにつながると考えています。
詳細につきましては、まずはお気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせは、MOCAのホームページのメールフォーム、または私の携帯電話へ直接ご連絡いただいても結構です。その際に「おうちde医療の記事を見た」とお伝えいただけましたら、スムーズにご案内いたします。
人材育成や職場環境に課題を感じていらっしゃる経営者様、管理者様のお力になれれば幸いです。どうぞお気軽にお声がけください。
介護施設と人をつなぐ「プレシャスさくら」— 現場課題に寄り添う花澤真里子の想い
— MOCAのもう一つの柱である「プレシャスさくら」ですが、具体的にどのような事業内容なのでしょうか?
「プレシャスさくら」は、シニア世代の方々が生活の中で抱えるさまざまなお困りごとを、信頼できる専門家へとお繋ぎし、円滑な解決を支援するライフサポート事業です。
ご自宅に眠る美術品の鑑定・売却、両親が亡くなられた後のご実家の片付けや整理、不動産の売却・相続対策など、専門性を要するご相談に対応しています。
不動産業者、美術商、弁護士など各分野のプロフェッショナルと連携し、ご相談内容に応じて最適なパートナーをご紹介することで、安心して一歩を踏み出していただける「信頼のつなぎ役」としての役割を担っています。

— 美術品の鑑定というのは興味深いですね。どのようなパートナーと連携されているのですか?
美術品の分野では、「とくなが美術」の徳永晴司代表と強力なタッグを組んでいます。徳永さんは、あのおもてなしで有名な旅館「加賀屋」で美術アドバイザーを務められた経歴を持つ方です。ご自宅にある絵画や掛け軸などを単に買い取るだけでなく、価値あるものであれば国内外のオークションに出品するルートも持っています。先日も新浦安のマンションの集会所で「お宝鑑定セミナー」を開催したのですが、<鑑定眼>ある方が「絵画・美術品」をどのような流れで売却していくのか、など普段なかなか触れることのないオークションの世界に触れられるということで、シニアの方々に大変好評でした。
— 不動産分野のサポートを始められたきっかけについて教えてください。
この事業の原点は、かつて同じグループでフライトしていた後輩からの一つの相談でした。
その後輩のご実家名義の別荘が空き家となっていた時期に、空き巣被害に遭ってしまったのです。「売却したいけれど、どこに相談すればいいのかわからない。地元の不動産業者は来てくれるけれど、正直、信じきれなくて……」
そう打ち明けられ、私は当時ご縁のあった、信頼できる不動産会社の経営者をご紹介しました。
実は私自身も、実家を売却した際に、やや強引な営業をする業者と出会った経験があります。不動産業界には、本当に誠実な方もいれば、そうでない方もいる -その現実を身をもって感じていました。
だからこそ、その経営者が後輩に寄り添い、親身に対応してくれた姿を見たとき、心から「この人なら大丈夫」と思えたのです。
だからこそ、その経営者が後輩に寄り添い、親身に対応してくれた姿を見たとき、心から「この人なら大丈夫」と思えたのです。
不安でいっぱいだった後輩が、少しずつ安心を取り戻していく姿を見て、私は強く感じました。空き家や相続、不動産のことで悩んでいる方は、きっと他にもたくさんいる。
その方々に、私が心から信頼できる“本物の専門家”をつなぎたい―その想いこそが、今の事業の原点になっています。

— この事業において、花澤さんはどのような役割を担っているのでしょうか?
私はご相談者様の「心の整理」をお手伝いする役割です。ここで活きてくるのが、やはりキャリアコンサルタントとしての「傾聴」のスキルです。いきなり業者を紹介するのではなく、まずは私がじっくりとお話を伺います。特にシニアの方々は「家を売りたい」「断捨離をしたい」という言葉の裏に、思い出への執着や家族関係の悩みなど、様々な感情を抱えていらっしゃいます。そうした心の機微を汲み取った上で、私のフィルターを通した信頼できるチームメンバーにお繋ぎしています。私が自信を持って「この人は大丈夫」と太鼓判を押せる、選りすぐりのプロフェッショナルしかご紹介していません。
— 在宅医療や介護職の方々にとっても、頼もしい相談先になりそうです。
そうですね。在宅医療を受けていらっしゃる患者様や、老人ホームへの入居を控えたご利用者様のご自宅には、整理が行き届かない家財や不動産の管理など、さまざまな課題が残されているケースが少なくありません。
介護職の方やケアマネジャーの皆様は、そうした「住まいに関する困りごと」にいち早く気づかれる、最も身近な存在です。しかしながら、特定の業者を紹介することには責任やリスクが伴い、判断に迷われる場面も多いのが実情ではないでしょうか。
そのような時に、「信頼できる専門家としか繋がない存在」として思い出していただけることが、プレシャスさくらの役割です。ご本人やご家族、そして支援にあたる皆様が安心して次の一歩を踏み出せるよう、誠実な“つなぎ役”として伴走いたします。
— 具体的な料金体系や、相談したい場合の問い合わせ方法を教えてください。
まずはお電話でお話を伺うところから始まりますので、MOCAのホームページからメールをいただくか、私の携帯電話へ直接お電話ください。その際「おうちde医療の記事を見た」と言っていただければスムーズです。料金については、ご相談内容によって異なります。例えば美術品の鑑定や不動産の売却であれば、それぞれの専門業者の規定に基づく手数料が発生しますが、私への入り口のご相談自体は、まずは状況をお聞きする形をとっています。もし、そこから深いメンタルケアや人生設計の相談が必要であれば、キャリアコンサルティングとしてご相談に乗ることも可能です。困っているけれど誰に相談していいかわからない、そんな時はまずご連絡をいただければと思います。
「会社のため」ではなく「介護職員の人生」のために — キャリアコンサルが目指す働き方改革
— 花澤さんが多くの現場を見てきて感じる、現在の介護職や在宅医療の現場における一番の課題は何だとお考えですか?
キャリアコンサルタントとして日々お話を伺う中で、働く方々の口から「楽しい」「やりがいがある」といった前向きな言葉がほとんど聞かれない現状に、強い危機感を覚えています。
実際には、「辛い」「忙しい」「人手が足りない」といった言葉が多くを占め、仕事に対するネガティブな感情が当たり前のように語られています。もちろん、仕事である以上、大変なことや負荷がかかる場面は避けられません。しかし、否定的な感情ばかりが積み重なることで、心の余裕が失われ、人生そのものを苦しく感じてしまう方も少なくありません。
こうした状態が続けば、メンタル不調や健康状態の悪化を招く恐れがあり、結果として職場の雰囲気は沈み、離職者が増えるのも無理のないことだと感じています。働く人が安心して力を発揮できる環境づくりは、個人の幸福だけでなく、組織の持続的な成長にとっても不可欠な課題です。
— 「楽しい」が見つからない状況は、働くスタッフだけでなく、利用者様へのケアにも影響しそうですね。
おっしゃる通りです。介護職や在宅医療の現場は、人と人とが密接に関わり合う、非常に繊細で尊い仕事です。しかし、スタッフの心に余裕が失われてしまうと、利用者様へ感謝を伝えるといった、コミュニケーションの基本さえ十分に行き届かなくなることがあります。
本来、思いやりや優しさを備えている方であっても、過酷な環境や慢性的な疲労によって、その人らしさを発揮できなくなってしまう―それは、働く側にとっても、支えられる側にとっても、とても悲しいことです。
だからこそ私は、研修や個別面談を通じて、仕事の中に一つでも多くの「楽しい」「やりがい」を見いだせるよう支援したいと考えています。働く人の心に余白が生まれることで、現場に温かな循環が生まれ、結果として利用者様へのより良いケアへとつながる。その実現を、専門家として全力でサポートしてまいります。
— そうした現状を変えるために、研修やキャリアコンサルの現場では、受講者の方々にどのような言葉をかけているのですか?
私は研修の冒頭で、必ず受講者の皆様にお伝えしている言葉があります。
「皆さんは今日、会社や上司から言われて、半ば義務のような気持ちでここに来られたかもしれません。しかし、この時間は会社のためのものではありません。私・花澤と過ごすこのひとときは、皆さんご自身のこれからの人生が、確実に豊かになるための時間です。」
研修を「やらされているもの」と捉えるか、「自分の人生をより良くするためのヒント」と捉えるかによって、学びの深さや気づきの量は大きく変わります。
だからこそ私は、知識やスキルを伝える前に、まず受講者のマインドセットを整えることを大切にしています。学ぶ姿勢が変わった瞬間から、研修は“義務”ではなく、自らの未来を切り拓く時間へと変わっていくのです。

— 「自分のため」と捉え直すことで、受講者の反応はどう変わりますか?
「自分のための時間」と捉え直していただくことで、受講者の表情や姿勢は明らかに変化していきます。
当初は「マナーは堅苦しいもの」「正直、面倒だ」と感じていた方が、「相手を大切にする行動は、巡り巡って自分自身を大切にすることにつながるのだ」と腑に落ちた瞬間、学びに向き合う姿勢が一変します。
これはキャリアコンサルティングの場面でも同様です。最初は警戒心を持っていらっしゃる方でも、私が利害関係のない第三者として、「どうすればあなたの人生が、今より少しでも楽しく、豊かになるのか」を本気でとことん傾聴することで、徐々に心を開いてくださいます。
研修後のアンケートや面談の中で、「花澤さんから研修を受けてよかった」「明日から、また前向きに頑張ろうと思えた」といった言葉をいただくたびに、この仕事の意義と喜びを改めて実感しています。人の意識が変わる瞬間に立ち会えることこそが、私にとって何よりのやりがいです。
— 今後の展望として、MOCAはこの業界にどのように関わっていきたいとお考えですか?
これまでは企業や歯科クリニックを中心に研修・支援を行ってまいりましたが、今後は介護職および在宅医療の分野に、より一層深く関わっていきたいと考えています。
実際に、ある自治体主催の研修においては「来年もぜひ花澤さんにお願いしたい」とのお声をいただき、現場で働く方々の心に確かな形で届いている手応えを感じています。
今後は、研修による実践的なスキル向上と、キャリアコンサルティングによる継続的なメンタルサポートを両輪とし、現場を支える仕組みづくりに注力してまいります。
一人ひとりが「ここで働き続けたい」と感じられる職場環境の実現に貢献すること。それが、私の果たすべき使命であり、これからも大切にしていきたい方向性です。
— 最後に、今まさに離職問題や人間関係で悩んでいる介護の現場の皆さんへメッセージをお願いします。
経営者・管理職の皆様へ。
「職場の空気が重い」「人がなかなか定着しない」「休職者が増えている」と感じていらっしゃるのであれば、ぜひ一度ご相談ください。組織は、外部の視点や風を取り入れることで、必ず変化のきっかけをつかむことができます。
「職場の空気が重い」「人がなかなか定着しない」「休職者が増えている」と感じていらっしゃるのであれば、ぜひ一度ご相談ください。組織は、外部の視点や風を取り入れることで、必ず変化のきっかけをつかむことができます。
「花澤と出会い、関わって本当によかった」―そう心から感じていただけるよう、これまで培ってきた経験とネットワークのすべてを活かし、全力で課題解決に向き合います。
現場で日々奮闘されている介護職・医療職の皆様へ。
もし今、仕事が辛く、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいるのであれば、どうか私を頼ってください。私は、あなたの味方です。
もし今、仕事が辛く、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいるのであれば、どうか私を頼ってください。私は、あなたの味方です。
研修やキャリアコンサルティングを通じて、まずは「花澤という人間」を知っていただき、少しでも心が軽くなる時間をお届けできればと願っています。
まずはお電話一本からで構いません。
どんなに小さなお悩みでも、丁寧に、そしてとことんお話を伺います。どうぞ安心して、お声がけしてください。
どんなに小さなお悩みでも、丁寧に、そしてとことんお話を伺います。どうぞ安心して、お声がけしてください。
株式会社MOCA — 介護施設向け研修・キャリアコンサルを提供する企業概要
お問い合わせ
花澤真里子 プロフィール|介護職員・介護施設を支えるキャリアコンサルタント

経歴:
2010年 日本航空 国際線客室乗務員 退職
2012年 ベルエポック美容専門学校 キャリアセンター・講師
2015年 株式会社MOCA 設立
2016年 派遣会社 元エアラインCAへの派遣登録面談員
2020年 NPO ソサエティ・オブ・キャリアコンサルタント 理事
2023年 「プレシャスさくら」としてシニアのお困りごとヘルプサービス開始
2024年 介護施設職員へのキャリアカウンセリング
2025年 部下を持つ介護施設職員への「メンタルヘルスセルフケア」と「伝え方」研修
現在に至る
2012年 ベルエポック美容専門学校 キャリアセンター・講師
2015年 株式会社MOCA 設立
2016年 派遣会社 元エアラインCAへの派遣登録面談員
2020年 NPO ソサエティ・オブ・キャリアコンサルタント 理事
2023年 「プレシャスさくら」としてシニアのお困りごとヘルプサービス開始
2024年 介護施設職員へのキャリアカウンセリング
2025年 部下を持つ介護施設職員への「メンタルヘルスセルフケア」と「伝え方」研修
現在に至る
資格・学会:
2級キャリアコンサルティング技能士
AFPファイナンシャルプランナー
メンタルヘルスマネジメントⅡ種
介護職員初任者研修
ワークライフファシリテーター
AFPファイナンシャルプランナー
メンタルヘルスマネジメントⅡ種
介護職員初任者研修
ワークライフファシリテーター
FAQ|介護職員の研修・キャリアコンサルに関するよくある質問
Q1. 介護職員向けの研修では、どのような内容が重視されますか?
A. 介護職員向けの研修では、専門知識や技術だけでなく、コミュニケーション力や仕事への向き合い方、ストレスとの付き合い方など、「人として働き続ける力」を重視した内容が求められます。現場での悩みや不安を整理し、自分の役割や価値を再確認できることが、長く働き続けるための土台になります。
Q2. 介護職員にキャリアコンサルは必要なのでしょうか?
A. はい、必要性は高いと考えられます。介護職員は日々多くの責任や感情労働を担っており、将来のキャリアを一人で考えることが難しい場面も少なくありません。キャリアコンサルを通じて、自身の強みや希望を整理することで、納得感を持って働き続ける選択がしやすくなります。
Q3. 介護職員向け研修は、どのような人に向いていますか?
A. 現場で働く中で「このままで良いのか」「将来が見えにくい」と感じている介護職員に向いています。経験年数や役職に関係なく、自分の働き方やキャリアを見つめ直したいと考えている方にとって、研修は大きな気づきの機会になります。
Q4. 介護職員の研修やキャリアコンサルは、いつから始めるのが良いですか?
A. 「悩み始めたとき」や「立ち止まりたいと感じたとき」が、研修やキャリアコンサルを検討するタイミングです。離職を決断する前に、自分の気持ちや選択肢を整理することで、より納得のいく判断につながります。
Q5. 介護職員向け研修・キャリアコンサルは、どのような効果が期待できますか?
A. 研修やキャリアコンサルを通じて、仕事への向き合い方が整理され、不安や迷いが軽減される効果が期待できます。自分の強みや価値を再認識することで、やりがいや前向きな気持ちを取り戻し、結果として現場での安定した就業につながります。