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独居高齢者と家族を支える身元保証の新しい形|まごころ見守り保証株式会社 代表・遠藤真人の挑戦 最終更新日:2026/01/29

まごころ見守り保証株式会社 遠藤 真人代表
独居高齢者の増加により、老人ホームや介護施設への入所を検討する家庭は年々増えています。しかし現実には、「身元保証人がいない」という理由だけで施設入所を断られるケースも少なくありません。
こうした社会課題に真正面から向き合ってきたのが、まごころ見守り保証株式会社 代表・遠藤真人です。遠藤真人は、創業以前の厳しい下積み時代から高齢者支援の現場に関わり続け、制度だけでは救いきれない独居高齢者の不安と家族の葛藤を数多く目の当たりにしてきました。
「身元保証は、特別な人のためのものではない」。そう語る遠藤真人の言葉には、誰もが安心して施設入所を選べる社会を実現したいという強い想いが込められています。遠藤真人が考える身元保証の本質と、まごころ見守り保証株式会社が描く未来について紐解いていきます。
マンガ「まごころ見守り保証株式会社」

身元保証サービス創業の原点 — 下積み時代と独居高齢者への使命

— まずは学生時代のお話から伺えますか。どのような少年時代を過ごされたのでしょうか。

両親はともに自衛隊員という家庭環境で育ち、小学校時代は、北海道旭川市で少年野球に打ち込んでいました。
野球では強烈な思い出がありまして、新人戦で24対0のコールド負けをして監督に「今年の代は終わった」と言われたんです。ところが、次の大会でまた同じチームと当たって、今度は27対0でコールド勝ちをしまして。それで一応、全国大会には行ったという、なかなか波乱万丈な経験をしています。
遠藤真人代表

— ご両親が自衛官とは驚きです。中学校でもスポーツを続けられたのですか?

中学で最初は陸上をやろうと思ったんですが、そこで心が折れる出来事がありまして。実は2学年上に、後にオリンピックメダリストになる高平慎士選手がいたんです。
彼の走りをリアルタイムで見た時、あまりの速さに衝撃を受けてしまって。「旭川にこんな速い人がいるなら無理だ」と、陸上は早々に諦めました(笑)。

— その後、大学進学で美術の道を選ばれたと伺いました。スポーツ一家から美術へというのは意外な転身ですね。

そうですね。高校に進みましたが、これといってやりたいこともなく「卒業できればいいか」くらいに思っていました。ただ、小さい頃から美術が好きで、将来はそれに関わる仕事がしたいという思いはずっとあったんです。
親との約束で「高校卒業までに夢が変わらなければ美大に行っていい」と言われていたのですが、結局その気持ちは変わらなかったので、北広島にある道都大学の美術学部に進学しました。建築とデザインがある中でデザイン学科を選び、2年生からは木工コースを専攻して、椅子や家具を作ったりしていました。卒業制作では「親へのプレゼント」という意味で棚を作ったのですが、それは今でも実家で使ってくれています。

— 大学卒業後の最初のキャリアはどのようなものでしたか?

親には「北海道を出るな」と反対されましたが、押し切って上京し、東京の青山にあるデザイン事務所に就職しました。池袋の百貨店にも入っているようなハンドバッグメーカーで、デザイナーとして働き始めました。
木工よりもデザインの方が向いているかなと思って選んだ道でしたが、若かったこともあり社長と反りが合わず、わずか3ヶ月で辞めてしまったんです。反対を押し切って出てきた手前、すぐに北海道に帰るわけにもいかず、当時はリーマンショックの時期で就職難でしたが、就職情報誌の求人を上から下まで手当たり次第に応募しました。

— その後、法律事務所に就職されたそうですが、そこではどのような業務を担当されていたのですか?

最初に受かったのが渋谷にある法律事務所でした。そこでの仕事は「病院の医療費未収金を回収する」というものでした。全国の病院へ営業に行って未収金リストをもらい、患者さんに手紙や電話で連絡をするんです。
最初は「病院代を払わない方が悪い、連絡すれば払うだろう」と思っていたのですが、現実は甘くありませんでした。「勝手に治療された」「詐欺だ」「お前みたいな若造に何がわかる」といったクレームの嵐でしたね。払いたくても払えない方には分割払いを提案したり、高額療養費制度を知らない方には申請代行をして病院に入金できるようにしたりと、泥臭い交渉を続けていました。

— かなりハードな環境だったようですね。

はい、3年間ほぼ休みなく働きました。上京したてで友人も同期もおらず、遊ぶ相手もいなかったので、働く以外にやることがなかったんです(笑)。
ただ、毎日クレームを受け続ける中で、ある意味でメンタルが鍛えられましたし、サンドバッグのように何が飛んできても受け止める耐性がつきました。3年経った頃、これ以上は精神的に持たないと思い退職したのですが、その後半年ほどは「日本ハムファイターズの優勝を見届ける」ためだけの日々を過ごしました。札幌ドームに通いつめ、日本一を見届けてからようやく再就職に動きました。

— そこから現在の「身元保証」の事業にはどのように繋がっていくのでしょうか?

その後、司法書士法人のある事務所に営業兼実務担当として入りました。そこは相続を中心に行っている事務所だったのですが、銀行や不動産会社、葬儀社への営業は競合も多く、司法書士はどうしても「仕事をもらう」立場の付帯業務になりがちでした。
そこで、「仕事をもらう」側から「仕事を振る」側になれないかと考えた時に思いついたのが、老人ホームへの施設入所に伴う身元保証サービスでした。老人ホームに入る際には自宅の売却、亡くなった後の葬儀、相続税の申告などが発生します。入り口である身元保証を抑えることで、不動産会社や税理士、葬儀社へ仕事を供給できるポジションになれると考えたのです。
遠藤真人代表

— 約14年前にそのモデルに着目されたのは早いですね。

そうですね、当時はまだ身元保証を専門的に行っているところはほとんどありませんでした。社内でこの分野を立ち上げましたが、最初はノウハウもなく、3年間は成約ゼロでした。それでも諦めずに続け、紹介会社経由で最初の1件が決まった時に「こういう風に売ればいいんだ」と手応えを掴みました。
その後、大学卒業から10年となる32歳のタイミングで、「高齢者の方々が最期まで安心して暮らせるためのサービスを突き詰めたい」と考え、独立して現在の会社を設立しました。

施設入所の壁を解消する見守り保証の形

— 独立を決意された際、どのような思いで「まごころ見守り保証株式会社」を設立されたのでしょうか。

正直に申し上げますと、独立した当時は「業界を変えてやろう」といった大それたビジョンがあったわけではありません。ただ、大学卒業から10年という区切りで前の職場を辞めることだけは決めており、次のあてがあったわけでもありませんでした。
しかし、手元には司法書士事務所時代に培った「身元保証」のノウハウと、私を頼ってくださるお客様がいらっしゃいました。この仕事は、一度契約したらお客様が亡くなるまで、あるいは亡くなった後の手続きが終わるまで続く「一生涯のお付き合い」です。
独立すれば厳しくなるのは目に見えていましたが、既存のお客様を放り出すわけにはいきません。「誰かがやらなければならない仕事だし、自分が始めた以上は最後まで責任を持とう」。そんな、使命感に近い覚悟だけで船出したのが正直なところです。
まごころ見守り保証

— 明確な企業理念などはあるのでしょうか?

かっこいい理念を掲げているわけではないのですが、私自身の心にあるのは「お客様にとって人生最後の大きな契約をお預かりする」という責任感です。
私と関わってくださった高齢者の方々が、余生をどれだけ快適に、不安なく過ごせるか。そのお手伝いをすることが私のミッションです。士業の先生方とは異なり、私は何かあった時に現場へ駆けつける「足を使ったサポート」を重視しています。お客様の最期まで寄り添い、少しでも良い時間を過ごしていただくことが、私の考える理念と言えるかもしれません。

— 「まごころ見守り保証」という社名の由来について教えてください。

実は当初、私の名前が「真人」なので、漢字で「真心」にしようかという案がありました。「まさとが心を込めて」という意味合いですね。。
高齢者の方々に向けたサービスですので、難しい漢字やアルファベットは使いたくありませんでした。そこで、ひらがなで柔らかく「まごころ」とし、単なる書類上の保証だけでなく、実際に会いに行き、生活を支えるという意味を込めて「見守り」という言葉を加えました。

— 具体的な「身元保証サービス」の内容について教えてください。

現代の老人ホームや高齢者施設への施設入所においては、しっかりとした身元保証人がいないと入居できないケースがほとんどです。しかし、独居の方や、お子様がいらっしゃっても遠方だったり高齢だったりして頼めない方が増えています。最近では、老老介護の末にご夫婦で入居される場合でも、夫婦同士での保証人が認められないケースが多くなりました。
そうした方々のために、家族に代わって身元保証を引き受けるのが私たちのサービスです。具体的には、入居時の手続きや連帯保証はもちろん、緊急時の駆けつけ、病院への入院手続き、日常の買い物代行、そして亡くなった後の相続手続き葬儀や納骨のサポートまで、家族が行うべき役割を包括的に担います。
利用者さんを搬送するところ遠藤真人代表

— 他社との違いや、サービスの特徴はどこにありますか?

最大の特徴は「身元保証業務しかやらない」という点です。
多くの会社では、入り口の身元保証だけでなく、死後の遺言執行や任意後見契約なども自社グループ内で完結させようとします。しかし、私は「保証人」と「後見人(財産管理をする人)」が同じグループ内にあることは、利益相反になる可能性があると考えています。
そのため、私は身元保証と生活支援に徹し、法律的な後見業務や遺言作成については、全く利害関係のない外部の信頼できる法人に依頼する形をとっています。これにより、透明性の高い、お客様にとって最も利益となる体制を構築しています。

— サービス利用の流れはどのようになっていますか?

多くの場合、病院のソーシャルワーカーさんやケアマネジャーさん、紹介会社さんからのご相談が入り口です。入院中に「退院後は自宅に戻れず老人ホームが必要だが、保証人がいない」といったケースで連絡をいただきます。
その後、ご本人様とお会いして面談を行いますが、私は必ずしも私の会社で契約しなくても良いとお伝えしています。一生続く契約ですから、他社の安いプランや高いプランも含めて比較検討していただき、納得して選んでいただきたいからです。その上でご契約いただければ、施設入所の手続き、日常の支援、そして看取りまで、長いお付き合いが始まります。
遠藤真人代表

— 気になる料金体系についても詳細にお聞かせください。

基本的には契約時に一括でお支払いいただく形をとっており、最低ラインで約120〜130万円ほどになります。
内訳としては、「事務手数料」が30万円、「病院駆けつけ費用などの固定費」が40万円。そして変動するのが「身元保証料」で、これは入居される老人ホームの月額利用料の3ヶ月分をいただいています。つまり、月額費用の高い高級な施設に入れば、その分保証料も高くなる仕組みです。もちろん、連帯保証もここに含まれます。
以前は月額1万円のサポート費をいただいていましたが、コロナ禍で面会に行けない時期があったため廃止しました。現在は、病院の付き添いや特別な外出支援などが発生した際に、スポット対応として「1時間1万円」の手数料をいただく形にしています。

— 月額費用を廃止し、スポット対応のみというのは良心的ですね。

そうですね。何もしないのに月額費用をいただくのは申し訳ないですから。
スポット対応では、病院の付き添いはもちろん、「自宅に一度帰って荷物を整理したい」といったご要望に合わせて送迎を行ったり、「おばあちゃんの好きな特定の飲み物を毎月買ってきてほしい」「湯たんぽが欲しい」といった細かな買い物代行まで、まるで「保険外の看護師」や「何でも屋」のように動いています。こうした柔軟な対応も、大手にはない強みだと自負しています。

— 現在まで、どのくらいの方が利用されているのでしょうか?

これまでの累計で約100名ほどのお客様のサポートをさせていただきました。現在進行形で身元保証をさせていただいているお客様(存命の方)は約20名です。
大手企業に比べれば決して多い数字ではありませんが、私は「数を追う」ことよりも「質を保つ」ことを重視しています。人数が多すぎると管理が行き届かなくなってしまいますから。少ない人数だからこそ、お一人おひとりと深く関わり、家族のような距離感で接することができていると自負しています。
ご利用者さんと遠藤真人代表

独居高齢者・家族が元気なうちに考えるべき「身元保証」と安心の備え

— 多くの高齢者やご家族にとって、どのタイミングで「身元保証」を検討すべきなのでしょうか?

現状では、入院して退院を迫られた際や、急に独居生活が難しくなった際など、老人ホームへの施設入所が必要になったギリギリのタイミングでご相談に来られる方がほとんどです。しかし、これでは「1週間以内に施設を決めなければならない」といった切迫した状況になりがちで、十分な検討ができません。
私は常々、施設入所が決まる前、「元気なうち」にこそ契約や相談をしておくべきだと考えています。これは最大の「安心の備え」です。

— 「元気なうち」にしておくべき理由はどこにあるのですか?

最も大きなリスクは「認知症」です。もし認知症を発症して判断能力が低下してしまうと、あらゆる契約行為ができなくなります。資産が凍結され(ロックされ)、ご自身の希望する施設への入居契約はおろか、財産管理や死後の準備さえも自分の意思で進めることができなくなってしまいます。
「家族に迷惑をかけたくない」とおっしゃる方は多いですが、準備を先送りにした結果、意思表示ができなくなり、かえってご家族に大きな負担をかけてしまうケースが少なくありません。だからこそ、意思がはっきりしているうちに、私たちのような第三者を入れて、遺言や死後のこと、財産のことを決めておくことが重要なんです。

— ご家族がいらっしゃる場合でも、第三者のサポートは必要なのでしょうか?

はい、必要だと感じています。実は、家族だからこそ「お金の話」や「遺産の話」はしにくいものです。第三者が間に入ることで、冷静かつスムーズに「誰に何を遺すか」といったデリケートな決定を行えます。
また、物理的な限界もあります。例えば、遠方に住む息子さんや娘さんがいたとしても、親御さんが入院するたびに仕事を休んで駆けつけることができるでしょうか。1回や2回なら可能でも、頻繁な通院の付き添いや緊急呼び出しの度に毎回対応するのは、現実的に難しいご家庭が多いはずです。

— そこで「まごころ見守り保証」のような存在が「家族の代わり」になるわけですね。

その通りです。士業の先生方は法的な手続きはできても、こうした「身体的な付き添い」や「緊急時の現場対応」までは手が回らないことが多いです。
私はそこに特化していますので、病院への緊急駆けつけはもちろん、入院手続き、日々の生活支援までフットワーク軽く動きます。実際、103歳のお客様には「孫じゃなくて息子だ」と言っていただけるほど、本当の家族の一員として受け入れていただいています(笑)。入院中、病院のスタッフの方々を集めて「自慢の息子が来たよ」と紹介してくださった時は、本当に嬉しかったですね。
ご利用者さんと遠藤真人代表

— これからサービスを検討される一般の方へ、選び方のアドバイスをお願いします。

身元保証は一生涯、そして死後まで続く非常に長い契約です。ですから、病院や老人ホームに紹介されたからといって、言われるがままに決めるのではなく、ご自身でしっかりと比較検討して選んでいただきたいです。
会社によってサービス内容は様々です。安さを売りにしている会社は、入り口の身元保証費用を抑えて、出口の相続手続き業務で収益を上げるモデルのケースもあります。それが悪いわけではありませんが、ご自身の資産状況やライフプランに合っているかは見極めが必要です。
また、「誰が」「いつまで」面倒を見てくれるかも重要です。代表者やスタッフが高齢だと、契約期間中に担当者が先に引退してしまうリスクもあります。私たちが若い世代中心で運営しているのは、お客様の最期まで責任を持って寄り添い続けるためでもあります。
ぜひ、ご自身が心から信頼でき、納得できるパートナーを、元気なうちに選んでください。

誰もが選べる身元保証社会へ — 老人ホーム入居と安心選択の普及

— 現在、関東圏を中心に活動されていますが、今後の事業展開についてはどのようにお考えですか?

私個人の会社を大きくするというよりも、業界全体の未来を見据えた展開を考えています。具体的には、日本全国47都道府県すべてに、最低1社は信頼できる身元保証会社が存在する状態を作りたいんです。
現在は私が関東圏にいるため、例えば北海道や九州の老人ホームにいらっしゃるお客様から「夜間に急変した」と連絡があっても、物理的にすぐ駆けつけることができません。独居で頼れる親族が近くにいないからこそ私たちがいるのに、距離の壁で駆けつけられないのでは意味がありません。だからこそ、その地域に根差した、すぐに動ける身元保証会社が全国各地に必要なのです。
ご利用者さんと遠藤真人代表

— それはフランチャイズ展開で広げていくということでしょうか?

いいえ、フランチャイズ展開は「絶対にしない」と決めています。
私たちの仕事は、お客様の命や人生の最期、そして死後の手続きまでを預かる極めて責任の重い仕事です。フランチャイズ形式で安易に拠点を増やしてしまうと、どうしても管理が行き届かなくなり、サービスの質や責任の所在が曖昧になるリスクがあります。
私が目指しているのは、私と同じ志を持ち、利益相反のないクリーンな運営を行う「独立した法人」と連携することです。それぞれの地域で責任を持って運営されるパートナーを増やしていきたいと考えています。

— 競合他社が増えることについては、むしろ歓迎されていると伺いました。

はい、もっと増えてほしいですね。身元保証会社という数自体が増えることで、世の中の認知度が上がるからです。
不動産賃貸であれば、駅前にたくさんの不動産会社があり、お客様は自分で比較して選ぶことができますよね。しかし、身元保証業界はまだそこまで成熟していません。多くの方が、いざ病院や老人ホームへの施設入所を迫られた時に初めて「身元保証会社」という存在を知り、言われるがままに契約せざるを得ない状況です。
ライバルが増え、一般の方が当たり前に比較検討できるようになれば、サービスの質も向上しますし、お客様にとってもより良い選択ができるようになります。

— 業界全体の課題として、運営側の年齢層について指摘されていましたね。

そうなんです。最近は一般社団法人などで身元保証を行う団体も増えていますが、定年退職された方々がチームを組んで、セカンドキャリアとして運営されているケースが多く見受けられます。
もちろん経験豊富で素晴らしいことですが、身元保証は契約から10年以上続くことも珍しくありません。お客様が100歳まで生きられた時、運営側のスタッフも高齢化し、「どちらが保証されているのかわからない」という笑えない状況になるリスクもあります。
お客様の最期まで責任を持って見届けるためには、私のように若い世代、あるいは30代・40代のスタッフが中心となって運営していく必要があります。

— 遠藤さんご自身は、今後も現場に出続けられるのですか?

はい、私は今後も一人で、現場の最前線に立ち続けるつもりです。もちろん、事務的なサポートなどは必要ですが、お客様との信頼関係の構築、緊急時の駆けつけ、日々の「見守り」は、私自身が行うことに意味があると思っています。
私の会社は、大手企業のように資金力を使って派手な宣伝をしたり、大量の営業マンを抱えたりすることはありません。しかし、だからこそできる、お一人おひとりへのきめ細やかな対応と、施設入所から看取りまでの一貫したサポートがあります。
「独居でも、老人ホームに入っても、この人がいれば安心だ」と思っていただけるよう、これからも地道に、そして誠実に、「まごころ」を込めた活動を続けていきます。

医療・介護スタッフと連携する身元保証 — 老人ホーム入所後も安心を支える仕組み

— まずは、ケアマネジャーや訪問看護師、ソーシャルワーカーといった、在宅医療や介護の現場で働く専門職の皆様へメッセージをお願いします。

現場の皆様は、高齢者が急に入院することになったり、在宅生活が困難になって老人ホームへの施設入所を検討しなければならなくなったりした際、「キーパーソンがいない」「身元保証人が見つからない」という壁にぶつかることが非常に多いと思います。
ご家族が遠方にいたり、疎遠だったりする場合、病院からの呼び出しや日々の細かな買い物、手続きなどを誰がやるのか。専門職の皆様が本来の業務の合間を縫ってボランティア的に対応されているケースも少なくないと聞きます。
そんな時こそ、私たちのような「身元保証会社」を頼っていただきたいのです。医療や介護のプロである皆様は、制度やルールの縛りがあり、特定の患者様のために個人的な買い物をしたり、長時間付き添ったりすることは難しい場面が多いはずです。
私はそういった「制度の隙間」を埋めることができます。例えば、入院中に必要な日用品の買い出しや、一時的な外出・外泊の付き添い、緊急時の対応などです。私が「保険外の看護師」や「何でも屋」のような立ち位置で黒子として動くことで、医療・介護スタッフの皆様は本来の専門業務に集中していただけるようになります。
私が間に入ることで、チーム全体でご本人を支える体制が作れると考えています。施設入所の手続きから、看取り、死後の片付けまで、すべての「出口」を引き受けますので、安心してお任せください。

— 続いて、一般の生活者、特に今後の生活に不安を感じている方々へアドバイスをお願いします。

これから老人ホームなどの施設入所を検討される方、あるいは今は元気だけれど将来が心配な方にお伝えしたいのは、「会社選びは慎重に、比較検討してください」ということです。
不動産会社を選ぶ時のように、身元保証会社も何社か比べてみてほしいのです。料金体系は会社によって全く違いますし、サービス内容も異なります。私が最初にお会いするお客様には、私の会社だけでなく、他社の安いプランや特徴もあえてご紹介しています。それは、一生続く契約だからこそ、ご自身が心から納得できるパートナーを選んでいただきたいからです。

— 会社を選ぶ際、特に注目すべきポイントはどこでしょうか?

「誰が」「いつまで」自分を見てくれるのか、という点です。
身元保証の契約は、5年、10年、場合によってはもっと長く続きます。運営母体の代表者やスタッフが高齢の場合、自分より先に相手が引退してしまうリスクもあります。私たちが若い世代中心で運営しているのは、お客様の最期まで、責任を持って「見守り」続けるためです。
また、安さを売りにしている会社の中には、入り口の身元保証費用を下げて、死後の相続手続き業務で利益を確保するビジネスモデルのところもあります。それが悪いわけではありませんが、ご自身の資産状況や「誰に何を遺したいか」という希望と合致しているか、しっかり見極めることが大切です。

— 「備え」のタイミングについては、どのようにお考えですか?

多くの方が、入院や施設入所を迫られたギリギリのタイミングでご相談に来られます。しかし、それでは選択肢が限られてしまいます。
一番怖いのは「認知症」です。判断能力が低下してしまうと、契約行為そのものができなくなり、ご自身の資産や希望がすべて「ロック」されてしまいます。「家族に迷惑をかけたくない」と思っていても、準備が遅れたばかりに、かえって大きな負担をかけてしまうこともあります。
まだ元気なうち、ご自身の意思がはっきりしているうちに、私たちのような第三者を入れて準備をしておくこと。それが、ご自身にとってもご家族にとっても、最大の「安心の備え」になります。

— 最後に、地域住民の皆様へ一言お願いします。

身元保証というサービスは、まだ「お金がかかる」「よくわからない」というイメージを持たれることが多いかもしれません。しかし、私が提供したいのは単なる契約上の保証ではなく、最期まで安心して生き抜くための「心のよりどころ」です。
独居で寂しい思いをされている方、老人ホームに入った後も自分らしく過ごしたい方。私が定期的に顔を出し、時には一緒にお茶を飲み、昔話に花を咲かせる。そんな「家族代わり」のような関係性を築いていければと思っています。
まずは知っていただくだけでも構いません。「いざという時の選択肢」として、頭の片隅に置いていただければ幸いです。

まごころ見守り保証株式会社

まごころ見守り保証株式会社

身元引受・身元保証サービスとは

現在、施設に入居する際には多くの場合「身元引受人」「身元保証人」が必要になってきています。 しかし、現状、保証人になってくれる方が身近にいない方々が増えてきています。
そのような高齢者が抱えるお悩みを解決できない、またどこに相談をしていいか分からないと言った問題を当社が家族や親族の代わりになってサポートをしていきます。
事例1: 82歳男性(夫婦で暮らす)
夫婦でどちらかが認知症になったり、亡くなった後の事が心配。
身元引受サービス・料金プラン
初期費用 141 万円
+ 信託費用 100 万円 (死後事務費用) ※3
= 合計 241 万円
事例2: 79歳女性(一人暮らし)
お子様はいるが、疎遠になってしまい音信不通。保証人になってくれる方がいない。
身元引受サービス・料金プラン
初期費用 129 万円
+ 信託費用 100 万円 (死後事務費用) ※3
= 合計 229 万円
※1 30万円(事務手数料)+45万円(セット料金)+66万円(身元保証料)※2
※2 身元保証料は施設月額利用料22万円で計算(3カ月分)
※3 葬儀・納骨・遺品整理・入院費・施設費精算各種手続き等
※ 別途公正証書作成費(実費)がかかります

ご契約の流れ

①無料相談お申込
以下の「まずは無料で相談」からお申込み下さい。
店頭にてもお申込み頂けます。その後は以下となります。

②事前相談ご説明
随時無料で行っております。
また当社の職員がご訪問して相談をいたします。

③お申込み
必要書類を確認し、契約書にサインをいただきお申込みとなります。

④審査
当社による独自の審査を行います。
審査完 了までには2〜3日程度時間をいただきます。

⑤ご契約
ご契約締結後、必要費用をお支払いしていただきご契約完了となります。

⑥サービス開始

お問い合わせ

まごころ見守り保証株式会社
〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋4階
WEB:https://mimoto-hosyo.com/contact/

遠藤真人代表のプロフィール

遠藤真人代表のプロフィール

経歴:

2009年 北海道道都大学 美術学部卒業
2009年 ハンドバックデザイン会社入社
2009年 法律事務所入所
2011年 司法書士法人入所
2019年 まごころ見守り保証株式会社 設立
現在に至る

身元保証・施設入所に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 身元保証人がいないと、老人ホームや介護施設には入れませんか?
A.  多くの老人ホームや介護施設では、入所時に身元保証人を求められるのが一般的です。身元保証人は、入院時や緊急時の連絡先、費用未払い時の対応、退去や死亡時の事務手続きなどを担う役割があります。そのため、身元保証人がいないことを理由に、施設入所が難しくなるケースは少なくありません。
Q2. 独居高齢者の場合、身元保証は必ず必要ですか?
A.  独居高齢者の場合、家族が遠方に住んでいたり、頼れる親族がいないことも多く、身元保証の重要性は特に高まります。すべてのケースで必須とは限りませんが、施設入所や入院、緊急対応を想定すると、身元保証の有無が安心して生活を続けるための大きな要素となります。
Q3. 身元保証サービスでは、どこまで対応してもらえますか?
A.  身元保証サービスの内容は事業者によって異なりますが、一般的には以下のような対応が含まれます。
・老人ホームや介護施設への入所時の身元保証
・入院時や緊急時の連絡対応
・医療・介護スタッフとの連携
・退去や死亡時の各種手続き支援
事前に対応範囲を確認し、自身の状況に合ったサービスを選ぶことが重要です。
Q4. 施設入所が決まってから身元保証を探しても間に合いますか?
A.  施設入所が決まってから身元保証を探すと、手続きが間に合わず入所が延期になるケースもあります。特に独居高齢者の場合は、元気なうちから身元保証について検討し、早めに準備しておくことで、いざという時に慌てずに済みます。
Q5. 身元保証は家族がいても利用した方がよいのでしょうか?
A.  家族がいても、高齢の配偶者しかいない、子どもに負担をかけたくない、緊急対応が難しいといった理由から、身元保証サービスを利用する方は増えています。身元保証は「家族の代わり」ではなく、「家族を支える仕組み」として活用されるケースも多くあります。