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小林徳行院長|ホームケアクリニック田園調布が実践する緩和ケア・ペインクリニック専門の在宅医療(大田区・世田谷区・目黒区) 最終更新日:2026/02/26

小林徳行院長インタビュー|ホームケアクリニック田園調布が実践する緩和ケア・ペインクリニック専門の在宅医療(大田区・世田谷区・目黒区)
「痛みを取る」ことは目的ではなく、「その人らしい人生を取り戻す」ための手段である――。
ホームケアクリニック田園調布の小林徳行院長は、大学病院で緩和ケアに従事し、ペインクリニックの専門技術を磨いてきました。その経験を在宅医療の現場へと広げ、大田区・世田谷区・目黒区を中心に、がんの痛みや慢性疼痛、脳卒中後遺症など幅広い症状に向き合っています。医局で培われた精神と、地域に根ざす覚悟。その歩みと医療への想いを伺いました。
マンガ「ホームケアクリニック田園調布」

父から託された医師への道―深夜の部活動と実力主義の医局で培われた緩和ケア医としての原点

— 小林先生が医師を志した背景には、ご家族の影響があったとお聞きしました。

私のルーツは、台湾から日本へ留学してきた父にあります。父は戦時中に医師を志して勉強していましたが、時代の荒波の中でその夢を断念せざるを得ませんでした。その後、父は私に対して「東大に行け」と口癖のように言っていました。非常に教育に熱心な家庭でしたが、私自身は高校まで順調だったものの、大学受験では結局二浪を経験することになります。当時は「絶対に医者になりたい」という強い使命感というよりは、理系志向の中で自然と医学部が選択肢に残ったという感覚でした。最終的に日本医科大学へと進学し、私の医師としての人生が始まりました。
小林徳行院長

— 日本医科大学での学生時代は、かなりハードな生活を送られていたそうですね。

学生生活の記憶は、とにかく「アイスホッケー部」一色です。医学部のアイスホッケー部は当時から非常に特殊な環境で、練習は常にスケートリンクが空く深夜。夜中に泥まみれならぬ氷まみれになってパックを追いかける日々でした。その過酷さゆえか、部員の留年率も非常に高く、私も含め多くの仲間が苦労しました(笑)。しかし、そこで築いた上下関係や人脈は今の財産になっています。当時の理事長のお孫さんにあたる、学内でも非常に名の知れた先輩とも部活動を通じて親しくさせていただき、医師としての技術だけでなく、組織の中でどう動くかといった人間味のある部分を鍛えられました。

— その後、専門として麻酔科を選ばれたのはどのような理由からでしょうか?

実は、これも部活動の先輩からの「お前は麻酔科が向いているんじゃないか」という一言がきっかけでした。当時の日本医大の麻酔科は、日本の救命救急センターや集中治療室の草分け的存在である初代教授が築き上げた、非常に格式高く、かつ実力主義の医局でした。麻酔科は手術中の患者さんの命を預かり、人工呼吸器の管理から循環動態の調節まで、まさに「全身管理」を行うプロフェッショナルです。内科的な知識と外科的な瞬発力の両方が求められる点に、大きな魅力を感じました。
雑誌連載記事

— 大学病院での勤務医時代、特に印象に残っている経験はありますか?

20年以上にわたる長い期間の中で、大学病院を中心にひたすら現場で研鑽を積んできました。麻酔科医は手術室の番人のような存在で、そこに入ってくるあらゆる疾患の患者さんを診なければなりません。例えば、将来的に在宅医療で向き合うことになる脳卒中後遺症を抱えた患者さんの手術管理や、深刻な痛みに苦しむ方への処置など、手術室であらゆる「疾患の最前線」を経験しました。この時期に培った「まず全身の状態を把握し、緊急事態には即座に介入する」という姿勢は、後の緩和ケアや訪問診療においても私の大きなバックボーンとなりました。

— 大学院では、どのようなテーマで研究に没頭されていたのでしょうか?

病理学的な視点から「ショック状態」の病態解明に挑んでいました。特にARDS(急性呼吸不全)の研究です。当時は「一酸化窒素(NO)」が体内の血管調節や血流にどう関与しているかが世界的なトレンドで、私もラットを使って敗血症モデルを作り、肺組織にNOがどのような影響を及ぼすかを日々実験していました。非常にアカデミックな世界で、基礎研究の奥深さを知ることができましたが、同時に「やはり自分は臨床の現場で、目の前の患者さんを救いたい」という思いを強く再認識した時期でもありました。

大学病院の緩和ケアから在宅医療へ―チームを立ち上げ大田区・世田谷区・目黒区へ地域展開した転換点

— 医師としてのキャリアの中で、スウェーデンへの留学は大きな経験だったのではないでしょうか。現地のカロリンスカ医科大学ではどのような研究をされていたのですか?

ストックホルムにあるカロリンスカ医科大学は、ノーベル生理学・医学賞の選考委員会が置かれている世界屈指の拠点です。私はここで1年あまり、人工呼吸器や神経伝達物質、そして麻酔薬に関する研究に没頭しました。非常に刺激的な環境で、当時私が出した成果は、主任教授から「『Nature』に出すべきだ」と言われるほど評価されました。結局、諸事情で別の雑誌への掲載となりましたが、世界のトップレベルで「生体の調節メカニズム」を追究したあの1年間は、私の医療観を深く形成する貴重な時間となりました。
小林徳行院長

— 帰国後、日本医科大学多摩永山病院で「緩和ケアチーム」の責任者を任されたことが大きな転機になったとお聞きしました。

はい。2010年頃、多摩永山病院が「地域がん診療拠点病院」としての認定を目指すことになり、その必須要件である緩和ケアチームの立ち上げを私が主導することになりました。それまで麻酔科医としてペインクリニックの外来などで多くの患者さんの痛みに関わってきましたが、緩和ケアの研修会を主催したり、地域の先生方を招いて講演を行ったりする中で、病院の中だけでは完結しない医療の姿、すなわち「最期をどこで過ごすか」という課題に直面したのです。

— 病院という組織から、ご自身で「在宅医療」のクリニックを立ち上げようと考えた決定的な理由は?

多摩地域の緩和ケア研修会などを通じて、地域で活躍する在宅医療の医師たちと深く交流するようになったことがきっかけです。特に、外科出身の先生が自宅でポート管理(中心静脈栄養)を行って患者さんを支える姿などに触れ、麻酔科医としての「全身管理」と「痛みのコントロール」というスキルは、実は在宅の現場でこそ最も求められているのではないかと確信しました。当時お世話になっていた悠翔会の佐々木淳先生のもとで、1,500人規模の患者さんの週末における緊急対応を一人で診るようなハードな非常勤も経験し、自分の手で地域を支える決意を固めました。
小林徳行院長

— 2014年の「ホームケアクリニック田園調布」の設立時、場所をこの田園調布(大田区・世田谷区・目黒区の境界エリア)に決めた経緯を教えてください。

まず、私自身の自宅が世田谷区の奥沢にあり、万が一の緊急時にもすぐに動ける近隣エリアであることが絶対条件でした。武蔵小杉なども検討しましたが、当時は再開発の真っ只中で適切な物件が見つからなかった。そんな折、この田園調布の物件に出会いました。ここは大田区・世田谷区・目黒区が複雑に入り混じるエリアで、訪問診療のニーズが非常に高い一方で、当時はまだ競合するクリニックが少なかったこともあり、この場所を拠点に定めました。
ホームケアクリニック田園調布

— 設立当初、ご自身の専門外である内科的な診療や、現場特有の処置に戸惑いはありませんでしたか?

確かに、当初は「麻酔科医に訪問診療がつとまるのか」という周囲の目もありました。実際に始めてみると、褥瘡(床ずれ)の処置や糖尿病の血糖コントロール、感染症に対する抗生剤の選択など、多岐にわたる知識が必要でした。しかし、麻酔科医は救急対応や全身状態の把握を瞬時に行う訓練を20年以上受けています。緊急性の高い脳卒中後遺症による急変や、がん末期の呼吸困難などにも動じず対応できる。次第に「麻酔科医だからこそ、ここまで幅広く、かつ緻密に診られるんだ」という自信に変わっていきました。

— 開院から10年。今では「顔の見える関係」を重視されているとのことですが、どのような変化がありましたか?

設立当初は連携先も手探りでしたが、この10年、ケアマネジャーさんや地域の訪問看護ステーション、そして大学病院と密にコミュニケーションを重ねてきました。今では「痛みの管理が難しい患者さんなら、田園調布の小林先生に」と名指しでご相談をいただけるほど信頼関係が深まりました。単なる紹介状のやり取りではなく、直接電話で相談し合えるような、まさに「顔の見える」連携が、地域医療を支える土台になっていると実感しています。
ホームケアクリニック田園調布

ペインクリニックの専門技術を在宅医療へ―痛みの緩和と脳卒中後遺症への高度アプローチ

— 「ホームケアクリニック田園調布」が誇る最大の特長は、やはり先生の専門である「痛みのコントロール」にあるのでしょうか。

その通りです。私たちはペインクリニックの専門性を在宅医療に持ち込んでいます。がん末期の緩和ケアにおける痛みはもちろん、帯状疱疹後の神経痛、重度の腰痛、脊柱管狭窄症など、本来なら専門外来に通わなければ受けられないような「痛みの治療」をご自宅で提供しています。私は、大学では硬膜外ブロックの権威の西邑信夫、ショックの研究の小川龍の門下として研鑚し、日本のペインクリニックの草分けである若杉文吉先生と5年以上、外来を伴にし、その技術を磨いてきました。他院では管理が難しいと言われるような複雑な痛みに対しても、麻酔科医としての知見を駆使して、患者さんが自宅で穏やかに過ごせるよう調整することが可能です。
「臨床麻酔」投稿論文

— 「脳卒中後遺症」などで体が固まってしまう「痙縮(けいしゅく)」への対応も、大きな特徴だとお聞きしました。

はい。脳卒中後遺症などの影響で手足がつっぱる「痙縮」に対し、私たちはご自宅での「ボツリヌス療法(ボトックス注射)」を積極的に行っています。大学病院時代から多くの症例を経験してきましたが、これは単に「麻痺を治す」ためのものではなく、手足のつっぱりを和らげることで「リハビリをしやすくする」「着替えや清拭をしやすくする」という、介護負担の軽減に直結する治療です。通院が困難で諦めていた方でも、私たちがご自宅へ伺うことで、継続的な治療が可能になります。これは、地域の中でもかなり特化した取り組みだと自負しています。

— クリニックには多種多様な専門医が在籍しているとのことですが、どのようなチーム体制を敷いているのですか?

私のような麻酔科(ペインクリニック)専門医だけでなく、外科や総合診療科、さらには糖尿病や神経内科、そして珍しいところでは肥満などを専門とする医師まで、現在5名の医師が在籍しています。訪問診療の現場では、あらゆる疾患に対応できなければなりませんが、医師それぞれが異なる強みを持っていることで、チーム内で高度なディスカッションができる環境を整えています。「この傷の処置は外科の先生に」「この血糖値の管理は専門の先生に」と、お互いの知見を共有しながら、一人の患者さんを多角的に支えています。
岡橋愛子先生
岡橋愛子先生

— 365日24時間の緊急対応は、医師としての負担も大きいかと思いますが、どのように維持されているのでしょうか。

もちろん大変ではありますが、コツは「昼間にいかにしっかりと診ておくか」にあります。日中の訪問時に患者さんの状態を緻密に把握し、訪問看護ステーションとも密に連携をとって、「もし夜間に痛みが出たらこうしましょう」という対策を先回りして家族や看護師と共有しておくのです。これを徹底すれば、夜間の緊急往診を減らすことができ、かつ家族も安心して過ごせます。夜間の電話対応一つとっても、患者さんの背景を知り尽くした主治医グループが対応するからこそ、適切な指示が出せる。それが私たちの目指す在宅医療の安心感です。

— 現在の診療エリアや患者さんの規模、そして今後の「分院」の計画についてお聞かせください。

現在は大田区・世田谷区・目黒区を中心に、品川区や川崎市の一部まで診療を行っています。各医師が月に約60〜70名の患者さんを担当しており、10年前と比べてもそのニーズは右肩上がりです。今、私たちが大切にしているこの「専門性の高い訪問診療」をより広い地域に届けるため、今年の秋ごろを目処に、世田谷区もしくは目黒区のエリアに分院を開設する準備を進めています。外来をメインに据えつつ、訪問診療もしっかりと行える拠点を作ることで、地域医療の空白地帯を埋めていきたいと考えています。
利用者さん向け訪問診療案内

— 先生が診療にあたって、大切にしている「指標」は何になりますか?

「自宅で過ごし続けられているか」という、一点に尽きます。例えば、他では管理できずに再入院してしまったというケースがあれば、それは私たちにとって大きな反省材料です。どれだけ重篤な疾患や、脳卒中後遺症による不自由を抱えていても、「最後まで家で過ごせた」「ここにお願いしてよかった」と感じていただけること。その「満足度」と「在宅継続の質」こそが、私たちが最も重要視しているものです。

痛みを越え“人生を支える”緩和ケア―大田区・世田谷区・目黒区で実践する地域密着型在宅医療

— 長年、在宅医療の最前線に立たれていて、現在感じている「課題」や「悩み」はありますか?

大きな課題の一つは、在宅医療における「専門性」への理解です。特に、地域のケアをマネジメントするケアマネジャーさんの中に「ペインクリニックの医師=がん末期の患者さんしか診ない」という一種のバイアス(偏見)が存在することに、もどかしさを感じることがあります。実際には、脳卒中後遺症による手足のつっぱり(痙縮)へのボトックス治療や、脊柱管狭窄症の激しい痛みなど、がん以外の疾患で苦しんでいる方が山ほどいらっしゃいます。こうした「治らないけれど苦しい痛み」を持つ患者さんにこそ、私たちの専門技術を届けるべきなのですが、そこが上手く繋がらないことが今の悩みですね。

— 先生が目指されている在宅医療のあり方、哲学についてお聞かせください。

よく医療現場では「患者さんに寄り添う」という言葉が使われますが、私は少し違う視点を持っています。それは「病気を見るのではなく、患者さんという一人の『人』とその人生を見る」ということです。病院での治療は「悪い部分を切り取る、あるいは抑える」というパーツの修理に近い側面がありますが、在宅医療は、その人の生活環境、家族関係、これまでの歩み、そのすべてと付き合っていく仕事です。医療的な処置はあくまでツール。本当の目的は、その方が自分らしく生を全うするために、生活の中で何が障害になっているかを見つけ出し、ケアマネジャーさんと共に一つひとつ解決していくことだと考えています。
スタッフ電話対応

— 緩和ケアや看取りにおいて、プロセスを重視されている理由は何でしょうか。

看取りはあくまで「結果」に過ぎないからです。大切なのは、そこに至るまでの日々がどれだけ穏やかであったかです。
大学病院で「余命2ヶ月」と言われていたがん末期の患者さんが、自宅に戻り、ペインクリニックの手法で痛みを完璧にコントロールしたところ、食欲が戻り、免疫力が上がったのか、結果として6年以上も元気に過ごされたという事例がありました。最後は老衰のように静かに旅立たれましたが、痛みを取り除き、生活の質を整えることが、時に医学的な予測さえも覆す「生きる力」を引き出すのだと、その時強く実感しました。緩和ケアとは、死を待つ準備ではなく、最後まで「生き切る」ための支援なのです。

— 今後の分院展開によって、地域医療にどのようなインパクトを与えたいと考えていますか?

私たちは現在、大田区・世田谷区・目黒区という非常に人口密度の高いエリアで活動していますが、まだまだ「痛みが取れないから、外に出るのを諦める」といった方々が潜在的に多くいらっしゃいます。新しい分院を通じて、私たちの提供する高度な痛み治療や、脳卒中後遺症への専門的アプローチをもっと身近なものにしたい。地域の拠点病院から退院した後、ご自宅でその専門性を継続できる体制を広げることで、このエリア全体の「家で最期まで過ごせる安心感」を底上げしていきたいと考えています。
小林徳行院長

— 最後に、地域住民の皆様へメッセージをお願いします。

「痛み」というのは、他人からは見えないものです。だからこそ、誰にも分かってもらえないと一人で抱え込んでしまう方が本当に多い。ある時、私が患者さんに「痛いんでしょうね、本当は」と声をかけただけで、「先生、分かってくれるんですか」とその場で泣き出された方がいらっしゃいました。私たちは、そんな「誰にも届かなかった声」を拾い上げる医師でありたいと思っています。
在宅医療は、医療が全部解決するわけではありません。「生活のこの部分で困っている」という相談を受けて、「それならこうしたらいいんじゃないか」とアドバイスをすることも、私たちの大切な役割です。どんなことでもいいので、まずは私たちを「生活の相談相手」だと思って頼ってください。穏やかな時間を住み慣れた場所で1日でも長く過ごせるよう、全力を尽くします。

医療法人 凌仁会 ホームケアクリニック田園調布|大田区・世田谷区・目黒区の在宅医療・緩和ケア体制

医療法人 凌仁会 ホームケアクリニック田園調布

当クリニックの概要

施設基準
機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所
提供医療サービス
在宅医療(訪問診療・往診・在宅療養支援)
主な診療内容
在宅成分栄養経管栄養(経鼻、胃ろう等)/在宅中心静脈栄養(IVH)/在宅酸素/在宅人工呼吸器/在宅自己注射/在宅自己導尿/人工肛門/膀胱留置カテーテル/点滴管理/癌の末期患者の方/褥瘡(床ずれ)ケア/認知症/妄想や徘徊、うつ病などの精神疾患の患者様/膝や肩などへの関節注射/痛み止めのブロック注射が必要な方/慢性疾患(高血圧、糖尿病など)/その他
協力医療機関
昭和大学病院、荏原病院、東邦大学医療センター大森病院・大橋病院、東京医療センター、東急病院、関東中央病院、日産厚生会玉川病院、日本医科大学附属病院・武蔵小杉病院・多摩永山病院、東京労災病院、関東労災病院、東京共済病院、虎の門病院、NTT東日本関東病院、日赤医療センター、聖路加国際病院、東京大学医科学研究所付属病院、田園調布中央病院、奥沢病院、松井病院、東京明日香病院、東京ちどり病院、池上総合病院、世田谷記念病院、慈恵医科大学附属第三病院、至誠会第二病院、虎の門病院分院、帝京大学付属溝口病院、高津中央総合病院、川崎市立井田病院、横浜労災病院

訪問診療開始までの手続きと流れ

小林院長が訪問診療へ向かうところ
訪問診療を受診するには、3ステップで訪問診療を開始できます。
総合的にどんな病気でもご相談に応じます。お気軽にお問合せください。
①まずはお電話でご相談ください
患者さんの現在のご病状についてご説明ください。ご都合の良い日時を決めて頂き、こちらからお伺いいたします。
※初回訪問日(ステップ2)までに、現在の主治医から診療情報提供書を頂いてください。
※詳しくは「訪問診療のお申込みにあたって」をご覧ください。

②相談員または直接医師による初回訪問
相談員または直接医師がご自宅へお伺いいたします。その際に在宅医療システム、診療費、診療計画についてご説明いたします。現在入院中の方につきましては、入院中の病院にて退院後の訪問診療について打合せをいたします。

③定期訪問の開始
患者さんの状況に応じた訪問診療を開始いたします。

訪問診療医をお探しの各機関の皆様へ

医療機関の方へ
当クリニックでは患者さんへの指導も含め、自宅に居ても緩和ケア・ペインコントロールなど、在宅における高度医療を安心して受けることができます。
また、患者さんの容態が急変した際には、当クリニックへまずご連絡頂けるよう指導しています。
在宅での硬膜外ブロックや、各種神経ブロック、持続くも膜下脊髄ブロックの管理やポンプを使用した持続鎮痛剤、鎮静薬の投与も施行しております。
有料老人ホーム・グループホーム等の施設関係者様へ
当クリニックでは有料老人ホーム・グループホームへの定期訪問診療も積極的に行っています。当院から7km圏内の施設様への検診をお受けしていますので、お気軽にご相談ください。
ケアマネージャーの方へ
当クリニックの医師は患者さん目線で心のこもった診療を目指しています。
安定した医療を自宅で提供するためにはケアマネージャーとのより良い関係を築いていきます。
また、在宅医療の患者さんの多くが介護を必要としている方々です。
ヘルパーや看護師など多くの関係機関との連携を重視し、情報の共有・可視化を行っています。

お問い合わせ

医療法人 凌仁会 ホームケアクリニック田園調布
〒145-0071 東京都大田区田園調布2-42-5 アパートメントカヤ101
TEL:03-6715-6812 / FAX:03-6715-6813
WEB:https://homecare-denen.jp/contact/

小林徳行院長プロフィール|緩和ケア・ペインクリニックを専門とする在宅医療医(大田区・世田谷区・目黒区)

小林徳行院長のプロフィール

経歴:

1991年 日本医科大学卒 日本医科大学麻酔科入局
1997年 日本医科大学大学院卒 栃木県小山市民病院 麻酔科
1999年 日本医科大学附属病院 麻酔科
2000年 三井記念病院 麻酔科
2001年 日本医科大学附属病院 麻酔科 スウェーデン、カロリンスカ医科大学留学
2002年 日本医科大学附属病院 麻酔科
2004年 日本医科大学多摩永山病院 麻酔科
2008年 日本医科大学多摩永山病院 麻酔科講師
2014年 ホームケアクリニック田園調布開設
現在に至る

資格・学会:

日本麻酔科学会専門医
日本ペインクリニック学会専門医
日本蘇生学会専門医

緩和ケアとは?ペインクリニックとは?在宅医療のよくある質問集

ホームケアクリニック田園調布
Q1. 緩和ケアとはどのような医療ですか?
A.  緩和ケアとは、がんなどの重い病気に伴う痛みや苦しみを和らげ、患者さんとご家族の生活の質(QOL)を高める医療です。終末期だけでなく、治療と並行して早期から受けることが可能です。身体的な痛みだけでなく、不安や抑うつなど精神的な苦痛にも包括的に対応します。
Q2. 緩和ケアは在宅医療でも受けられますか?
A.  はい、在宅医療でも緩和ケアは可能です。通院が難しい方でも、ご自宅で医師の訪問診療を受けながら痛みのコントロールや症状緩和を行えます。住み慣れた環境で安心して療養できることが大きな特徴です。
Q3. ペインクリニックとは何ですか?
A.  ペインクリニックは、慢性的な痛みや神経障害性疼痛などを専門的に診療する医療分野です。神経ブロック注射や薬物療法などを組み合わせ、痛みの原因に応じた治療を行います。整形外科や内科とは異なる視点で「痛み」に特化して診療します。
Q4. がんの痛みや強い慢性疼痛にも対応できますか?
A.  はい、がん性疼痛や長期間続く慢性疼痛にも対応可能です。医療用麻薬の適切な使用や神経ブロックなどを活用し、日常生活を送れる状態を目指します。痛みを我慢する必要はありません。
Q5. 脳卒中後遺症による痛みやしびれも診てもらえますか?
A.  脳卒中後遺症に伴う中枢性疼痛やしびれ、筋緊張による痛みなども診療対象です。薬物療法だけでなく、症状に応じた専門的アプローチを行い、生活の質の改善を目指します。
Q6.緩和ケアは終末期の患者だけが対象ですか?
A. いいえ、終末期に限りません。病気と診断された早い段階から緩和ケアを取り入れることで、治療への前向きな姿勢や生活の質の維持につながります。慢性疾患や進行性疾患の方も対象となります。
Q7.自宅で神経ブロックなどの専門治療は可能ですか?
A. 症状や状態により可能な範囲で実施します。すべての処置が在宅で行えるわけではありませんが、在宅医療に適した方法で痛みの軽減を図ります。必要に応じて病院との連携も行います。
Q8.大田区・世田谷区・目黒区で在宅の緩和ケアは受けられますか?
A. 対応エリア内であれば訪問診療による緩和ケアが可能です。地域の医療機関や訪問看護ステーションと連携しながら、継続的なサポート体制を整えています。
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