江波戸貴弘(タカダ薬局 統括薬剤師)|千葉市緑区・市原市・茂原市で地域を支える訪問薬局とかかりつけ薬局の実践 最終更新日:2026/02/27

千葉市緑区・市原市・茂原市を中心に地域医療を支えるタカダ薬局。その中核を担うのが、統括薬剤師の江波戸貴弘氏です。検査技術職から薬剤師へと転身し、現在はかかりつけ薬局としての役割を強化しながら、訪問薬局として在宅医療にも積極的に取り組んでいます。高齢化が進む地域において、服薬指導は単なる薬の説明ではなく、患者や家族の生活を支える重要な医療行為です。本記事では、江波戸貴弘氏の歩みとともに、地域に根ざした薬局の未来像を紐解きます。
薬剤師を志した原点 ― 地域医療への思いと薬局での役割
— 江波戸さんが薬剤師を目指したきっかけを教えてください。
私は幼少期から理科系の分野がとても好きで、昆虫を観察したり実験をしたりと、自然界の仕組みを知ることに夢中になっている子どもでした。
当初は生物学の道へ進みたいという思いも強く、将来は研究に携わる仕事に就きたいと漠然と考えていたのですが、その一方で私は小さな頃から小児喘息を患っており、小学生の時には一度に10錠近い薬を服用することも珍しくありませんでした。
子どもながらに「薬を飲むことで呼吸が楽になる」「日常生活を取り戻せる」という体験を繰り返す中で、薬がもたらす力と恩恵を実感として理解していったことが、後の進路選択に大きな影響を与えたと思います。
さらに、兄が薬学部へ進学したことで家庭内でも薬学という分野がより身近な存在となり、高校時代に読んだ「パラサイト・イヴ」という薬学部を舞台にした作品との出会いが決定打となりました。
「薬学部であれば薬だけでなく生物や医学など幅広い知識を学ぶことができ、国家資格という形で免許も取得できる」という現実的な魅力と、自分の興味関心が一致したことで挑戦する決意が固まり、最終的に東邦大学の薬学部へ進学しました。

— 薬学部に進学されてからは、どのような学生生活を送られたのですか?
高校時代は弓道部の活動に力を注いでおり、どちらかといえば部活動中心の生活を送っていましたが、大学で専門的に理科系科目を深く学ぶようになると、「体の中ではこのような反応が起きているのか」「薬はこのように作用しているのか」といった新たな発見の連続に強く心を動かされ、人生の中でも最も勉強に打ち込んだ時期になりました。
もちろん大学でも弓道部には所属しており、部活動と学業の両立は想像以上にハードでしたが、その忙しさがかえって充実感につながっていたように思います。
知識を積み重ねるほど、将来は単なる資格取得にとどまらず、学んだ内容を社会でどう活したらよいのかという考えが芽生え始めた時期でもありました。

— 大学卒業後はどのような職場に就職されましたか?
大学卒業後は研究職や製薬会社へ就職する友人が多く、私自身も微生物学への関心が強かったことから、所属研究室の教授の紹介をきっかけに輸入食品等の検査をする厚生労働省登録検査機関へ就職しました。
大学では微生物学教室に所属していたため、細菌培養や検査業務には馴染みがあり、専門性を活かせる環境であると感じていました。
なかでも印象に残っている業務が「異物検査」で、食品の中に混入していた異物の正体を特定する検査です。数種類の顕微鏡を駆使してカビや虫を同定し、時には電子顕微鏡を使用して異物を調べることもありました。専用の検査室にこもって顕微鏡を覗きながらカビや虫と向き合う作業は、大いに好奇心を刺激される仕事でした。
また、船橋や東京の港、成田空港の貨物地区へ赴き、国内へ入る前の輸入食品をサンプリングして検査を行う業務は、日本の食の安全確保につながる仕事であり、社会的責任の大きさを実感する日々でもありました。
しかし、入職から約7年が経過した頃、「医薬品検査部」の立ち上げプロジェクトに抜擢され、製薬会社の品質管理部門へ3か月間出向して検査技術を学ぶ機会を得たことが、その後調剤薬局へ転職する大きな転機となりました。
医薬品そのものに深く触れる経験を通じて、「自分は薬剤師免許を持ちながら、医療の現場で直接患者さんと関わっていない」という思いが次第に強くなり、資格を生かした働き方へ舵を切りたいと考えるようになりました。
そうした葛藤と向き合った結果、9年間勤めた職場を退職し、2012年に訪問薬局として地域医療を支えるタカダ薬局へ入職する決断に至りました。

検査技術職から訪問薬局薬剤師へ ― 服薬指導と在宅支援の歩み
— 数ある薬局の中で、なぜ「タカダ薬局」を選ばれたのでしょうか?
転職活動の際はエージェントを通じて複数の薬局の採用面接を受けましたが、最終的にタカダ薬局を選んだ最大の理由は、代表である神頭の人柄と「人を大事にする」という考え方に深く共感したことでした。
神頭の掲げる考えが単なるスローガンではなく、日々の経営や現場の判断に根付いていることが伝わってきた点が非常に印象的でした。2012年に入社してから13年以上が経過しましたが、当時の選択は間違っていなかったと今でも感じています。

入社当初は検査技術職からの転身であったため、「内勤向き(と思っていた)の自分が患者様と対面で接客や服薬指導を行えるのだろうか」という不安もありましたが、幼い頃から美容師の母が多くのお客様と会話を重ねる姿を見て育った経験が自然と活き、患者様とお話しする時間を楽しめる自分に気づきました。
さらに、最初の配属店舗ではタカダ薬局全体の教育担当を務める方が薬局長をされており、教育体制が非常に整った環境の中で温かく迎え入れていただいたことも大きな支えとなりました。
当時その店舗では薬学生の実習も受け入れていたため、私自身も学生と同じ課題に取り組むことで基礎から学び直す機会に恵まれ、手取り足取り指導していただいた結果、入職から1年半から2年ほど経過した頃には、調剤から在宅訪問、服薬指導、そしておくすり手帳を通じた情報管理まで、薬局業務全体の流れをようやく自分の中で整理して理解できるようになりました。

— タカダ薬局ではどのようにキャリアを積まれたのですか?
日々の業務を通じて一通りの業務ができるようになってから、当時の薬局長より管理薬剤師の職を引き継ぐことになりました。また、2014年10月から2019年9月までちはら台店の初代薬局長として勤務しました。
数年後にはちはら台店の薬局長と同時に、全店舗を三つの地域に分けたエリア制のもとで「エリア長」も兼務することとなり、個々の患者様への服薬指導だけでなく、店舗運営や人材育成、地域医療機関との連携といったマネジメント業務にも本格的に携わるようになりました。
2019年9月にはあまが台店の立ち上げがあり、立ち上げにかかわった管理薬剤師が1か月で体調不良により退職されたため、同年10月から私が後任として赴任することになり、あまが台店の立ち上げにもかかわることができました。
現在は千葉市にあるタカダ薬局創業店舗の高田店の薬局長と、全店舗を統括する薬局事業部責任者を兼任をし、市原市・千葉市・茂原市・八千代市・佐倉市といった広いエリアを視野に入れながら、各店舗の特色や地域ニーズに応じた運営方針を考える必要があり、訪問薬局として在宅医療を担う責任の重さを日々感じています。
一方で、薬局長と複数店舗を統括する立場の兼任であるがゆえに各店舗へ頻繁に足を運ぶことが難しく、スタッフ一人ひとりとの関係性をどのように深め、現場との心理的距離をどう縮めていくかという課題は常に付きまといます。
直接顔を合わせる機会が限られるからこそ、日常的なコミュニケーションの質を高める工夫や、理念を共有する仕組みづくりの重要性を強く意識しながらマネジメント業務に取り組んでいます。

在宅訪問も行うタカダ薬局とは ― かかりつけ薬局としての在宅・服薬指導サービス
— タカダ薬局ではどのような理念を大切にされていますか?
タカダ薬局の理念は「思いやりを提供することで、しあわせな笑顔をサポートします」であり、私たちが最も大切にしているのは「思いやり」と「笑顔」です。私たち薬剤師が思いやりをもって、患者様やご家族、地域の医療・介護関係者を含めたすべての方が幸せな笑顔になれるようサポートすることを目標にしています。
この理念は、単に接遇の姿勢にとどまらず、訪問薬局として在宅での服薬指導を行う際や、おくすり手帳を通じて医療情報を共有する場面など、日常業務のあらゆる行動指針となっています。
現在、タカダ薬局は千葉県内の市原市、千葉市、茂原市、佐倉市、八千代市に複数店舗を展開しており、約50名のスタッフが在籍していますが、各店舗が同じ理念を共有しつつ、それぞれの地域特性に合わせた運営を行っている点が特徴です。
会社が一丸となり同じ方向を向くための取り組みとして、毎年決算後の9月第1日曜日には全スタッフが集まる「全社会」を開催し、会社方針や制度改定の説明とともに、私たちの根幹である理念を改めて全員で確認する時間を設けています。
午前中は会社方針や調剤報酬に関する勉強会等を実施し、午後は懇親会を通じて部署や店舗の垣根を越えた交流を深めることで、業務外でも信頼関係を築ける場をつくっています。

さらに近年では、「地域支援体制加算」の新規取得を目指す店舗、取得体制を維持・強化する店舗、「かかりつけ薬剤師」の育成に注力する店舗、広域病院からの面処方応需を増やすことに特化する店舗といった形で各店舗の目指す方向性をより明確にすることで、行動を促しています。
医療制度や調剤報酬の改定が続く中でも、それぞれの店舗が置かれた環境でどのような機能を果たすべきかを全スタッフで共有し、足並みを揃えて地域医療に貢献する姿勢を大切にしています。
— スタッフの勉強会以外に、他職種連携で行っていることはありますか?
調剤室の中にいるだけでは見えない医療と介護の現場の課題を直接知り、薬剤師としての知見を地域へ還元することは、訪問薬局の役割を果たすうえで非常に重要であると考えています。
そのため、店舗ごとに健康相談会等の特色のある活動にも積極的に取り組んでおり、地域の医師、看護師、ケアマネジャー、介護職員との多職種連携を深める機会を大切にしています。
多職種が集まる勉強会へ講師として招かれる機会もあり、薬の相互作用や服薬管理、おくすり手帳の活用方法など、現場ですぐに実践できる内容を共有しています。
また、介護施設から「看護師やケアマネジャー向けに薬の飲み方や管理方法について講義をしてほしい」と依頼を受けることもあり、その際には現場の皆様が日常業務に落とし込みやすいよう、専用スライドを作成して具体例を交えながら説明することを心掛けています。
こうした活動は、単なる情報提供にとどまらず、いただいたご意見をタカダ薬局に持ち帰りフィードバックすることで、私たちも新たに気づきを得て改善をし、地域全体のケアの質の向上に貢献できると考えております。

— スタッフの採用で重視しているポイントはありますか?
採用面接で最も重視しているのは、応募者の調剤スキルや知識量ではなく、その方が持つ「人間性」です。調剤技術や専門知識は入社後でも学び、実務を通じて身につけることができますが、人の根底にある価値観や他者への向き合い方は、社会人になってから急激に変えることが難しいと感じています。
だからこそ、タカダ薬局の理念の根底である「人を大事にする」という想いに心から共鳴しているかどうかを、言葉の端々や態度から丁寧に見極めるようにしています。
例えば、物事の良い側面に目を向けて前向きに話ができる方は、現場でも仲間の長所を見つけ、患者様の小さな変化にも自然と気づいて寄り添ってくれるのではないかという期待が持てます。
また、他者の幸福や利益を考えられる方、自分の利益だけでなく周囲の人のことも一緒に考えられる方には強く惹かれます。
代表の神頭がよく口にする「自分の家族に接するように患者様や周囲の方に接することができるか」という言葉は、タカダ薬局に集う仲間の共通認識であり、そうした姿勢を持つスタッフが揃っていることこそが、私たちの大きな誇りだと感じています。

訪問薬局で広がる地域医療の可能性 ― 千葉市緑区・市原市・茂原市での支援体制
— タカダ薬局で注力されている「訪問薬局」のサービス内容について詳しく教えてください。
タカダ薬局の訪問サービスでは、通院が困難な患者様のご自宅へ月2〜4回ほど定期的に訪問し、単なる薬のお届けではなく、生活背景やご家族の状況を踏まえたうえでの服薬指導と薬剤管理を行っています。
私たちが特に大切にしているのは、「患者様第一」という姿勢と「お薬の一元管理」という考え方であり、薬を正しく飲んでいただくことだけでなく、ご家族が抱える心理的な不安や負担を軽減することまでを視野に入れた支援を行っている点にあります。
在宅で生活されている患者様の中には、複数の医療機関を受診していることで薬の種類が増え、残薬が溜まってしまったり、飲み合わせが複雑になったりと、ご家族だけでは管理しきれない状況に陥るケースが少なくありません。
そのため私たちは、他院で処方された薬も含めて一度すべてをお預かりし、必要な時は各医師へ内容や相互作用の確認を行ったうえで、整理・調整を行い、服用カレンダーや配薬ボックスへセットしてお届けするという管理を徹底しています。
このような手間を惜しまない対応は、患者様やご家族との深い信頼関係を築く土台となり、「ここに任せておけば安心だ」と感じていただける理由につながっていると考えています。
そして「思いやりを提供することで、しあわせな笑顔をサポートする」という理念を、現場のスタッフ一人ひとりが日々の行動で体現している結果であると感じています。

— 7店舗で対応しているのはどのエリアですか?
現在、タカダ薬局では茂原市やその周辺の長生地区にあまが台店や千町店、千葉市緑区に高田店、市原市のちはら台に2店舗、さらに北側では佐倉市に志津店、八千代市に村上店があり、千葉県内の幅広いエリアに対応しています。
訪問薬局としての機能を維持するためには、単に店舗数を増やすだけでなく、各地域の医療機関や介護事業所との連携体制を整えることが重要であり、地域ごとの医療ニーズに合わせた拠点配置を意識しています。
スタッフ体制は店舗規模によって異なり、最もコンパクトな店舗では薬剤師1名と事務スタッフ1名という最小限の構成で運営している一方、私が管理薬剤師を兼務している高田店では薬剤師6名、事務スタッフ3名という比較的厚い体制を整えています。
それぞれの地域特性や処方枚数、在宅件数に応じた最適な人数配置を行うことで、過不足のないサービス提供を実現しています。
安定したサービス品質を保つためには業務の属人化を防ぐことが不可欠であるため、「誰でも一定水準の対応ができる」教育体制を整えていますが、その一方で「いつもの薬剤師に来てほしい」「担当を変えないでほしい」という患者様のご要望がある場合には、担当を固定して訪問する柔軟な対応も行っています。
やむを得ず担当が変更となる場合でも、旧担当と新担当の2名で訪問し、対面で引き継ぎを行うことで患者様の不安を最小限に抑え、安心感を持っていただけるよう配慮を徹底しています。

— タカダ薬局のならではの強みを教えてください。
私たちの最大の強みは、画一的なマニュアル対応に頼らず、常に「患者様が何を考え、何を求めているのか」を起点に支援内容を組み立てる徹底した患者様中心の姿勢にあります。
服薬指導やおくすり手帳の確認一つをとっても、単なる確認作業ではなく、生活リズムや認知機能、家族構成といった背景まで踏まえて提案を行うことで、実行可能な支援へと落とし込むことを意識しています。
さらに、医療の質を高めるための多職種連携にも力を入れており、現在は情報共有アプリを積極的に活用し、薬剤師の視点から処方内容や服薬状況についてリアルタイムで意見を発信しています。
地域の多職種連携会議にも私たちから積極的に参加を申し出ることで、ケアマネジャーや訪問看護師、医師との距離が縮まり、地域医療の一員としての存在感を高めることにつながっています。
「タカダ薬局をいつでも相談してください」という姿勢を地道に発信し続けることで、地域の医療・介護チームの一員として認識していただける関係性を築いています。

— タカダ薬局では地域住民の方に選ばれるために具体的にどのような努力をされていますか?
地域の訪問診療を担う医師に対して、「このエリアであれば私たちが責任を持ってサポートできます」「リアルタイムで密な情報共有が可能です」といった具体的な強みを直接お伝えするようにしています。
また、私たちは加算取得を目的とした形式的な在宅業務は行わず、夜間や時間外であっても誰かが対応できる体制を整えており、「万が一の時にすぐ動ける」という安心感こそが訪問薬局として信頼を得るための最低条件であると考えています。
加えて、外来対応ではデジタルを活用した利便性向上にも取り組んでおり、処方箋をスマートフォンで撮影して送信していただくことで、双方向のリアルタイムコミュニケーションを可能にしています。
「在庫がないため入荷は何日後になります」といった情報も事前に共有できるため、患者様は自宅にいながら受け取りのタイミングを判断することができ、遠方の医療機関を受診した帰り道でも薬の準備を整えることが可能になります。
さらに、おくすり手帳を確認する際には、「当薬局でお薬をまとめて管理できますよ」と丁寧にお声がけし、情報の一元化が患者様自身の安全につながることを繰り返しお伝えしています。
このような日々の小さな積み重ねが、訪問薬局として地域に根ざし、選ばれ続ける理由になっていると感じています。

地域に選ばれるかかりつけ薬局を目指して ― 地域密着型服薬指導と信頼の構築
— タカダ薬局では、どのような目標に向かって日々の業務に取り組んでいますか?
タカダ薬局の薬局事業部が現在もっとも注力しているのは、特定の医療機関だけに依存しない「面処方(めんしょほう)」の獲得であり、地域の複数の病院やクリニックから幅広く処方箋を受け付けられる体制づくりを目指しています。
現状では、各店舗が門前に位置するクリニックからの処方箋に大きく依存しており、特定医療機関からの受付回数が全体の約9割を占める「集中率の高さ」が課題となっています。
しかし今後は、患者様がどの医療機関を受診した場合でも「薬はあの薬局に持っていこう」と自然に選んでいただける存在を目指し、特定の病院だけにとどまらず、地域全体の医療機関から処方箋が集まる、地域のかかりつけ薬局へと進化していきたいと考えています。
この方針は単なる受付枚数の増加を狙ったものではなく、服薬指導やおくすり手帳を通じた情報の一元管理を強化することで、患者様一人ひとりの医療安全を高めることを目的としています。
また、訪問薬局としての活動においても、現在連携している訪問診療クリニックに留まらず、より多くの医療機関とのネットワークを広げることで、在宅医療を必要とする地域住民に対して迅速かつ継続的な支援ができる体制を整えていくことを重要な目標に据えています。

— タカダ薬局のアピールポイントをどのように感じていますか?
タカダ薬局の大きな特徴は、「人に向き合っている会社」であるという点にあり、従来の上意下達のトップダウン型組織ではなく、スタッフ一人ひとりが自分で考え、自律的に行動できるセルフマネジメント型の組織づくりを進めているところに強みがあります。
会社としての理念やビジョン、進むべき方向性といった大きな枠組みは共有しながらも、現場での判断や工夫は個々に委ねることで、スタッフが主体的に動き、結果として会社全体を活性化させていく文化が根付いています。
大規模な組織であればトップダウンの指示系統も機能しやすい一方、私たちはあえて個々の「人」にフォーカスし、全員で会社を作り上げていく道を選んでいます。
理念がスタッフの心に浸透していれば、それは自然と患者様へのサービス品質の向上へとつながり、形式的なマニュアルでは到達できない温度感のある対応を実現できると信じています。
— タカダ薬局の目指すゴールを教えてください。
地域に継続して医療サービスを提供し続けるためには、まず会社そのものが安定して存続していく必要があるため、現在は内部体制の強化に力を入れています。
これからの薬局には、より本格的な在宅医療へのシフトが求められると予測しており、その流れに耐えうる「強い骨組み」を作るために、今は「人」と「組織」という二つの柱を立て直している段階にあります。
こうした内向きに見える取り組みは、一見すると訪問件数の拡大や面処方の獲得とは無関係に思われがちですが、実際には盤石な組織基盤があってこそ、患者様や地域の皆様から「信頼できる薬局」として選んでいただける土台が形成されると考えています。

— 江波戸さん個人として挑戦したいことはありますか?
現在は組織の変革期にあることから、リーダーシッププログラムに参加し、相手の考えを引き出す「コーチ」としての関わり方を学んでいます。
管理職との月例会議でも一方的に指示を出すのではなく、私の質問を通じて相手自身に考えを出してもらえるように導きながら、共にKPIを設定していく対話型のマネジメントを意識しています。
組織づくりに力を注ぐ理由は、この先何十年も揺るがない強い会社を育てること、そしてこれからの医療に不可欠となる「外に出ていく薬剤師」を増やすことにあります。
従来、薬剤師は調剤室の中での仕事を志向して職業を選ぶ人が多い傾向にあるようですが、在宅医療のニーズが高まる中では、その殻を破り地域へ踏み出す姿勢が求められています。
組織変革を通じて薬剤師の活躍の場をシフトさせることこそ、自身の使命であると感じています。
また、元MRなど外部での営業経験を持つ人材は「外に出ることが当たり前」というマインドセットを備えており、その視点は非常に参考になるため、今後の採用戦略としても多様なバックグラウンドを持つ仲間を迎え入れることを前向きに捉えています。
— 医療機関の方へのメッセージをお願いします。
現状では、在宅医療における薬剤師という職種の認知度や役割理解がまだ十分とは言えず、地域住民の方々から頼られている実感を持ちにくい場面も少なくありません。
だからこそ、訪問看護師やケアマネジャーの方々には、薬の管理で少しでも困りごとがあれば「こんなことできますか」と気軽に相談していただきたいと考えています。
私たち自身も医療・介護のすべてを熟知しているわけではなく、発展途上の存在であるからこそ、「まずはやってみたい、チャレンジしたい」という気持ちを大切にしています。
多職種の皆様と試行錯誤しながら成長していくことが、結果として患者様のメリットにつながると考え、スタッフには多職種連携会議に積極的に参加し、他職種の方々と対話することの重要性を伝えています。
また、将来的には、薬局事業部と立ち上げたばかりの介護事業部を両輪として機能させることを目標としており、介護事業部で吸い上げた介護施設側からのニーズを薬局事業部がくみ取ってバックアップし、お互いの強みを活かして努力を高め合える組織にしていきたいです。

— 地域住民の方へのメッセージもお願いします。
「いつも通っている病院の前の薬局で薬をもらわなければならない」と思っている方は少なくありませんが、薬局は自由に選ぶことができます。
もしご自宅の近くにあるタカダ薬局へおかかりのすべての医療機関の処方箋をお持ちいただければ、私たちが責任を持ってすべての薬の情報を整理し、一元管理を行います。
飲み合わせや重複投与の防止によるリスク回避や費用節約だけでなく、長期的には安心して在宅療養へ移行するための第一歩にもつながります。
おくすり手帳を通じて患者様の薬歴を把握している「かかりつけ薬局」であるからこそ、いざ在宅医療が必要になった際にも、スムーズかつ踏み込んだ支援が可能になります。
タカダ薬局は、処方箋がない方でも歓迎しており、コーヒーを飲みに来る感覚やお菓子を買いに来る延長線上で、スタッフの雰囲気を見に来ていただきたいと考えています。
スタッフは代表・神頭の「安心と笑顔を届けたい」という想いを受け継ぎ、思いやりを持って接することを大切にしているメンバーばかりです。
地域の暮らしに溶け込み、「最近あの人見かけないけれど大丈夫かな」と自然に気にかけ合える関係性を築ける場所でありたいという願いを胸に、何かあったときにふと頭に浮かぶ存在を目指して日々の業務に取り組んでいますので、お気軽にお立ち寄りください。
タカダ薬局とは ― 地域密着型の訪問・対面サポート薬局

サービス内容
来局困難な患者様の自宅へ訪問いたします。
身体機能や認知機能の低下など様々な理由で、来局することやお薬の管理をすることが難しい 患者様のご自宅へ定期的に訪問し、服薬状況や、副作用等、薬剤師が確認します。
患者様やご家族様のご希望を聴きながら、お薬の管理はもちろん、お薬の形状や飲みやすさ等 含め、お一人お一人にあったサポートを医師や看護師、ケアマネジャー等多職種と連携を取りながら、提案させて頂きます。
きちんとしたお薬の服用で、少しでも皆様が安心して生活できるサポートができればと思います。
身体機能や認知機能の低下など様々な理由で、来局することやお薬の管理をすることが難しい 患者様のご自宅へ定期的に訪問し、服薬状況や、副作用等、薬剤師が確認します。
患者様やご家族様のご希望を聴きながら、お薬の管理はもちろん、お薬の形状や飲みやすさ等 含め、お一人お一人にあったサポートを医師や看護師、ケアマネジャー等多職種と連携を取りながら、提案させて頂きます。
きちんとしたお薬の服用で、少しでも皆様が安心して生活できるサポートができればと思います。
訪問薬剤管理指導をご利用できる方
医師が在宅医療を必要とした場合
患者様またはご家族が在宅医療を必要とした場合
医師が在宅医療を必要とした場合
患者様またはご家族が在宅医療を必要とした場合
薬局店舗一覧:配達対応エリア
タカダ薬局 高田店:千葉市緑区・市原市
タカダ薬局 村上店:八千代市・佐倉市
タカダ薬局 千町店:茂原市
タカダ薬局 ちはら台店:市原市・千葉市緑区
タカダ薬局 志津店:佐倉市
タカダ薬局 あまが台店:茂原市・長生郡
タカダ薬局 ちはら台南店:市原市
※一部除外地域あり、上記以外で対応が可能な地域もございます。一度ご相談ください
タカダ薬局 村上店:八千代市・佐倉市
タカダ薬局 千町店:茂原市
タカダ薬局 ちはら台店:市原市・千葉市緑区
タカダ薬局 志津店:佐倉市
タカダ薬局 あまが台店:茂原市・長生郡
タカダ薬局 ちはら台南店:市原市
※一部除外地域あり、上記以外で対応が可能な地域もございます。一度ご相談ください

お問い合わせ
有限会社 タカダ薬局
〒260-0018 千葉県千葉市中央区院内2-14-1 第一カヲルビル5階
TEL:043-222-4187/FAX:043-222-4193
WEB:http://www.takada-ph.co.jp/
〒260-0018 千葉県千葉市中央区院内2-14-1 第一カヲルビル5階
TEL:043-222-4187/FAX:043-222-4193
WEB:http://www.takada-ph.co.jp/
江波戸貴弘 統括薬剤師プロフィール ― 服薬指導と地域医療への想い

経歴:
2003年 東邦大学薬学部 卒業
新卒にて、食品・医薬品・化粧品等様々な検査に関する会社へ入社後、
薬剤師として地域貢献をしたいという思いから、有限会社タカダ薬局へ転職、
勤務薬剤師、管理薬剤師、エリア長を経て、統括薬剤師となる。
現在に至る
新卒にて、食品・医薬品・化粧品等様々な検査に関する会社へ入社後、
薬剤師として地域貢献をしたいという思いから、有限会社タカダ薬局へ転職、
勤務薬剤師、管理薬剤師、エリア長を経て、統括薬剤師となる。
現在に至る
資格・学会:
薬剤師免許証
第2種放射線取扱主任者
第2種放射線取扱主任者
FAQ ― かかりつけ薬局・訪問薬局・服薬指導に関する質問
Q1. かかりつけ薬局とはどのような役割を担うのですか?
A. かかりつけ薬局とは、患者さんの服薬情報を一元的に管理し、継続的に健康を支える薬局のことです。複数の医療機関を受診している場合でも、処方薬の重複や飲み合わせ、副作用のリスクを確認し、安全な服薬をサポートします。
また、残薬の整理や服薬方法の工夫、生活習慣に関する相談など、日常的な健康管理にも対応します。地域密着型の薬局では、単に薬を渡す場所ではなく、「医療の相談窓口」としての役割を担っています。
また、残薬の整理や服薬方法の工夫、生活習慣に関する相談など、日常的な健康管理にも対応します。地域密着型の薬局では、単に薬を渡す場所ではなく、「医療の相談窓口」としての役割を担っています。
Q2. 訪問薬局(在宅訪問)では具体的にどのような支援が受けられますか?
A. 訪問薬局では、薬剤師がご自宅や施設を訪問し、服薬状況の確認や薬の管理支援を行います。具体的には、薬の仕分けや一包化の確認、飲み忘れ防止のためのセット、体調変化の聞き取り、副作用のチェックなどです。
さらに、必要に応じて医師や訪問看護師、ケアマネジャーと情報共有を行い、チーム医療の一員として在宅療養を支えます。通院や来局が困難な方にとって、訪問薬局は継続的な服薬管理を可能にする重要な仕組みです。
さらに、必要に応じて医師や訪問看護師、ケアマネジャーと情報共有を行い、チーム医療の一員として在宅療養を支えます。通院や来局が困難な方にとって、訪問薬局は継続的な服薬管理を可能にする重要な仕組みです。
Q3. 服薬指導ではどのような点を確認・説明してもらえますか?
A. 服薬指導では、薬の効果や飲み方だけでなく、飲み忘れた場合の対応、副作用の初期症状、他の薬や市販薬・サプリメントとの相互作用まで丁寧に説明します。
また、患者さんの生活リズムや食事状況に合わせた服用タイミングの工夫、嚥下状態に応じた剤形変更の提案など、実生活に即したアドバイスも行います。
服薬指導は「説明」だけでなく、「安全に続けられる仕組みづくり」まで含まれる重要な医療行為です。
また、患者さんの生活リズムや食事状況に合わせた服用タイミングの工夫、嚥下状態に応じた剤形変更の提案など、実生活に即したアドバイスも行います。
服薬指導は「説明」だけでなく、「安全に続けられる仕組みづくり」まで含まれる重要な医療行為です。
Q4. 薬の種類が多く管理が大変な場合、どのように相談すればよいですか?
A. 薬が増えて管理が難しくなった場合は、自己判断で中止せず、まず薬局へ相談してください。薬剤師が現在の処方内容や残薬状況を確認し、重複や不要な処方の可能性がないかをチェックします。
必要に応じて医師へ情報提供を行い、処方の見直しを提案することもあります。また、一包化やカレンダー管理など、飲み間違いを防ぐ方法も一緒に検討します。かかりつけ薬局を持つことで、こうした調整がスムーズになります。
必要に応じて医師へ情報提供を行い、処方の見直しを提案することもあります。また、一包化やカレンダー管理など、飲み間違いを防ぐ方法も一緒に検討します。かかりつけ薬局を持つことで、こうした調整がスムーズになります。
Q5. 千葉市緑区・市原市・茂原市で訪問薬局を利用するにはどうすればよいですか?
A. 千葉市緑区・市原市・茂原市で訪問薬局を利用したい場合は、まず対応エリアを明示している薬局へ相談します。通院困難であることや現在の処方状況を伝えることで、利用の可否や手続きについて案内を受けられます。
訪問薬局は、在宅医療を支える地域資源の一つです。かかりつけ薬局として継続的に関わることで、服薬指導から在宅支援まで一貫したサポートが受けられます。
訪問薬局は、在宅医療を支える地域資源の一つです。かかりつけ薬局として継続的に関わることで、服薬指導から在宅支援まで一貫したサポートが受けられます。

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