田中亮嗣理事長に聞く|かりん在宅クリニックが墨田区で実践する緩和ケアと多職種連携 最終更新日:2026/06/16

東京都墨田区を拠点に、台東区・荒川区など近隣区を中心として訪問診療を行う、医療法人社団善豊会 かりん在宅クリニック。田中亮嗣理事長は、末期がんをはじめとする重症度の高い患者にも対応し、質の高い緩和ケアと多職種連携によって、自宅で最期まで安心して暮らせる在宅医療の実現を目指しています。診療で大切にしているのは、医療者の考えを一方的に押しつけるのではなく、患者本人が望む生活や生き方を共に考え、その選択に寄り添うことです。田中亮嗣理事長に、緩和ケアに取り組む姿勢、多職種間の情報共有、自宅看取りを支えるチーム医療、「断らない医療」を掲げる理由、地域の医療インフラを目指す今後の展望について伺いました。
重症患者に寄り添う在宅医療|質の高い緩和ケアを支える診療体制
— 2024年5月のスタート時と比べ、現在の体制や患者さんの状況はどのように変化したのでしょうか?
スタートした当初は、私と看護師のわずか2名体制でした。当時は私自身がロードバイクに乗って地域を回り、ご挨拶やご案内をすることからスタートし、ご紹介いただいた患者さんもまだそこまで多くはありませんでした。
しかし、そこから地道に活動を続けるうちに、私たちの理念に基づいた訪問診療のサービスが少しずつ口コミで広がり、地域の皆様に信頼していただけるようになりました。
その結果、現在は医師4名(うち常勤3名)、看護師8名、事務スタッフ4名の計16名のスタッフが在籍するまでに成長し、患者さんの数も200名弱にまで増えています。

— 現在の診療内容について、どのような患者さんが多いのでしょうか?
そうですね、当クリニックの最大の特徴として挙げられるのが、がん末期の患者さんが非常に多いという点です。現在、全体の約4分の1ほどががん末期の患者さんで、新規でご紹介いただく方に限って言えば、5~6割を占めています。
また、がん末期の方に限らず、ご自宅で様々な医療デバイスを必要とされるような、総じて重症度の高い患者さんが多いのも当クリニックの特徴になっています。
— 重症度の高い患者さんから多く選ばれる理由はどこにあるとお考えですか?
やはり「医療の質」だと考えています。終末期は状態が不安定になりがちですが、複雑なお薬の調整が必要であったり、頻繁な訪問や緊急往診が入ったりする中で、そうした患者さんの状態をコントロールし、緩和ケアを提供できている点がご評価につながっているのだと思います。
訪問診療は外来と異なり、病院や訪問看護ステーションなど、医療に明るい専門職の方々からのご紹介で成り立っています。そのため、日々の診療の様子を適宜お手紙でお伝えするなど、細やかな連携を心がけており、そうした姿勢を含めて選んでいただけていると感じますね。

— 質の高い医療を提供するために、重要視していることはどんなことでしょうか?
やはり「人」と、それを支える「仕組み」だと考えています。特定の個人に頼らざるを得ない状況になってしまうと、将来的に安定的な医療供給ができなくなってしまいます。そのため、スタッフの採用においては即戦力としての技術だけでなく、クリニックの理念や患者さんへの接し方、お薬の調整の仕方などを素直に吸収していただける「人柄」を重視しています。
その上で、今後も安定した医療供給を地域の基盤として続けていくために、現在はマニュアルの整備やルール作りなど、教育システムを含めた組織の仕組み作りに強く力を入れているところです。仕組みによってスタッフを成長させ、属人的にならない再現性のある体制づくりを目指しています。

患者さんの選択を尊重する緩和ケア|在宅医療で「自分らしく生きる」を支える
— 日々の訪問診療において、患者さんと向き合う際に最も大切にされていることは何でしょうか?
基本的には、患者さんが「どこでどのような医療を受けたいか」、そして「どのような生活を送りたいか」、私たち医療者側から強制するのではなく、患者さんご自身に選択していただくことを第一に大切にしています。
ご自身の生活の仕方を、決してこちらから強制せず、「自分らしく生きる」という選択を尊重するという考え方ですね。

— その中で、在宅医療を担う医療者の役割はどのようなものだとお考えでしょうか?
もちろん、患者さんのご希望に何でもかんでも迎合して「いいですね」と同調するだけでは、医療のプロフェッショナルとしての役割を果たせません。医療者として専門的な視点から、「今の状態はこうですよ」と客観的な状況をしっかりとお伝えした上で、プロとしての提案を行うことが重要です。
例えば、タバコを吸う生活や、競馬などの趣味を少しでも長く続けたいという方がいた場合、「この部分は我慢していただく代わりに、こちらは続けても大丈夫ですよ」といったように、医療的な視点を交えて一緒に考えます。
そのようにご提案をした上で、最終的にご本人に選んでいただくのです。あとはその選択にしっかりと付き合い、寄り添っていくことが私たちの役割だと考えています。

— 通常の外来診療との違いも大きいのでしょうか?
そうですね。通常の外来診療では、どうしても限られた診療時間の中で、検査データや病気そのものを中心に診ていくことが多くなる傾向があります。「この薬を飲んでください」「この食べ物は控えてください」といった、病気を良くするための指導がメインになりがちです。
しかし、私たちが墨田区・台東区・荒川区を中心とした地域で提供する在宅医療においては、すでに人生の最終段階を迎えられている方が多くいらっしゃいます。当クリニックの患者さんは80歳を超えている方も多く、緩和ケアを必要とする重症度の高い患者さんが非常に多いため、平均の診療期間は数ヶ月から1年未満というケースがほとんどなのです。

— その限られた時間の中で、どのように患者さんと関わっていくのでしょうか?
その残された数ヶ月という大切な人生の時間の中で、無理に何かを我慢させたり、強制的に薬を飲ませたりしても、人生の質という意味で本当に良いのかと考えることがあります。もちろん病気の状態をしっかりと診ることは大切な要素の一つですが、その限られた期間において「どのような生き方をするのがその方にとって一番質が高いのか」は、ご本人にしかわかりません。
だからこそ、私たちが最もコミットしなければならないのは、単に病気を診ることだけでなく、多職種連携による多角的なサポートを通じて、その方の残りの人生の質を「ご本人にとってどうやって最大化させるか」という点です。
その人にとっての最善を追求することこそが、患者さんが「自分らしく生きる」を支えたいということだと確信しています。

在宅医療の多職種連携で大切な情報共有|安心できる療養生活と自宅看取りへ
— 先生は看取りの数を重視されているとお聞きしましたが、その理由をお聞かせください。
看取りの数は、ケアがうまく機能し、患者さんがご自宅で最期まで安楽に過ごせた結果だと捉えているからです。もちろん件数がすべてではありませんが、質の高い緩和ケアで心身の苦痛や不安を取り除き、多職種と連携して生活のサポートを行うことで、初めて「最期まで家にいたい」という希望を叶えることができます。
私たちが目指す安楽な療養生活と日々のサポートが実を結んだ結果がご自宅での看取りとなるため、その数を重視しているのです。
— 患者さんがご自宅で安楽に過ごし続けるためには、どのようなサポートが必要なのでしょうか?
何より重要になるのが、多職種連携によるチームアプローチです。もちろん大前提として、私たちが身体的な苦痛をしっかりと取り除き、お話を聞いて精神的な不安を取り除くケアをご本人とご家族に提供することは不可欠です。
しかし、病状の進行に伴い身体機能は徐々に落ち、ご自身で身の回りのことがだんだんとできなくなっていく過程が必ずあります。
そこでご自宅で最期まで安心して過ごしていただくために、ケアマネジャーさん、訪問看護師さん、ヘルパーさん、福祉用具専門相談員の方、薬局の薬剤師さんなど、さまざまな職種の方々と密に情報共有と連携を図ります。そのように患者さんが不自由になっていく中でも、「どのように関わればご本人が落ち着いた気持ちで、少しでも楽にご自宅で過ごせるのか」をチーム全体で一緒に考えていくのです。

— 多職種連携が円滑に機能するために心掛けていることは何ですか?
「情報の共有」を何よりも大切にしています。各事業所さんが患者さんと関わる中で、貴重な情報が他の関連職種に共有されない状況というのは、チーム医療においてあってはならないことだと考えているからです。
例えば、私たちが診療で患者さんから「こういうお気持ちの表出がありました」と伺った内容や、「こういう身体症状が出ているので、緩和ケアのお薬をこのように変更します」といった医療的な指示は、必ず訪問看護師さんやケアマネジャーさんたちにも共有されなければなりません。
逆に、ケアマネジャーさんやヘルパーさん、訪問看護師さんが日々のケアの中で気づいたことや不安に感じたことは、いつでも私たちに相談していただいています。その現場の情報から、新たな指示変更や臨時往診に繋がることも多々あります。
そのため、多忙な医療・介護従事者でも工数の少ないチャットツールなどを積極的に活用し、「情報がしっかりと共有されていること」を本質として、強固な連携体制を築いています。

— そうした日々の密な連携や情報共有があってこそ、患者さんが安心できる環境が守られているのですね。
そうですね。この多職種連携のチームがうまく機能しているからこそ、患者さんはご自宅で最期まで安心して過ごすことができるのだと思います。
私たち医療者がご自宅に伺う時間は限られており、病状の進行に伴ってご自身でできないことが増えていく中では、日々の生活を一番近くで支える関係職種の皆さんの存在が欠かせません。チーム全員で患者さんの「家で自分らしく暮らしたい」という願いを支え抜いてこそ、ご自宅での生活が成り立ちます。
私たちが墨田区・台東区・荒川区などのエリアで目指している「看取り」とは、単にご自宅で最期の瞬間を迎えることそのものを指すわけではありません。苦痛や不安を取り除く質の高い緩和ケアと、多職種が密に連携して患者さんの生活を支える日々のサポートの積み重ねなのです。そうした強固なチームケアが実を結んだ結果として、自然と実現するものだと捉えています。

墨田区・台東区・荒川区など近隣区の在宅医療を支える「断らない医療」と地域連携
— かりん在宅クリニックは、今後どのような規模になっていると想定されていますか?
質の高い医療を安定して提供し続けるためには、組織の拡大が不可欠です規模が大きくなっても医療の質を担保し続けるために、スタッフの教育システムを整備し、ルールの共通化を進めていくことが私の重要な使命だと捉えています。
— 10年後には、クリニックとしてどのような存在になっていたいとお考えですか?
地域を支える「大きなインフラ」のような存在になっていたいですね。各地域には、重症度の高い患者さんを絶対に断らず、かつ研修医の受け入れなど教育にも力を入れている「中核病院」と呼ばれる存在があります。私たちは、在宅医療の分野でそうした基盤となる存在になることが求められていると感じています。
現在拠点としている墨田区はもちろん、台東区や荒川区、さらには近隣の江東区や葛飾区、足立区といったエリアにも医療をお届けし、「あそこにお願いすれば安心だ」と思っていただけるよう、「断らない医療」を貫いていきたいと考えています。
そしてゆくゆくは、私たちが実践しているこの在宅医療の形を少しずつ全国へも広げ、どこに住んでいても質の高いケアが受けられる社会づくりに貢献していきたいという想いを抱いています。

— 教育という面でも、すでに地域に向けた取り組みを始められているそうですね。
はい。私たちが培ってきた経験やノウハウを地域に還元していくため、2024年は墨田区役所で、地域の住民の方や医療従事者に向けた講演を行いました。また、クリニック主催で地域の医療従事者を対象とした勉強会を全5回にわたり開催しています。
今年はさらに門戸を広げ、近隣の病院関係者様や訪問看護師さん、ケアマネジャーさんなどにもお声がけをして、私たちから出向く形での勉強会を計画しています。地域全体の在宅医療の質を高めるために、こうしたアウトプットを今後も積極的に行っていきたいですね。

— これから在宅医療を志す方や、当クリニックへの参画を検討されている方へメッセージをお願いします。
在宅医療の必要性は今後さらに高まっていきます。その中で、ご自身がしっかりと成長できる環境を選ぶことが大切です。当クリニックでは今後のスケール化を見据え、クオリティを担保するためのスタッフ教育に非常に力を入れています。
組織の成長に合わせて、ご自身のスキルも存分に磨ける環境を用意しています。ぜひ私たちと一緒に質の高い在宅医療を作り上げていきましょう。
— 最後に、地域住民の皆様へのメッセージをお願いします。
私たちは、患者さんがご自宅で最期まで「自分らしく生きる」ことを最大限に支えたいと考えています。ご自身がどのような生活を送りたいかという選択を何よりも尊重し、残された人生の質(QOL)を高めることにコミットしています。
質の高い緩和ケアと多職種連携による確かなチーム医療で、心身ともに安楽な療養生活を全力でサポートいたします。
在宅医療が必要になった際は、いつでも私たちにご相談ください。

医療法人善社団善豊会 かりん在宅クリニック|診療内容・対応エリア

診療科
内科
診療時間
平日:8:30~17:30
※在宅診療は24時間365日対応しております。
休診日 土曜・日曜・祝日
※在宅診療は24時間365日対応しております。
休診日 土曜・日曜・祝日
対応エリア
墨田区・台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・江東区
訪問範囲の詳細は当院までお問い合わせください。 範囲外のエリアの方もお気軽にご相談ください。
出来る限りの対応をさせていただきます。
❏ さらに詳しい墨田区の在宅医療はこちら
訪問範囲の詳細は当院までお問い合わせください。 範囲外のエリアの方もお気軽にご相談ください。
出来る限りの対応をさせていただきます。
❏ さらに詳しい墨田区の在宅医療はこちら

訪問診療の対象となる方の例
・通院が困難な方、移動手段がない等で外出が難しい方
・寝たきりの方、または寝たきりに準じる状態の方
・緩和ケアや末期がんの治療をご自宅や施設で希望される方
・入院せず、ご自宅での療養生活を希望される方、退院後の療養に不安を感じる方
・人工呼吸器、胃ろう、カテーテル等の医学管理をご自宅や施設で必要とされる方
・病院の外来受診はなるべく継続したいが、日々の小さなトラブルや変化の都度、病院受診するのは負担になってきている方
かりん在宅クリニックでは、どのような方でもご希望があれば、診療しております。
・寝たきりの方、または寝たきりに準じる状態の方
・緩和ケアや末期がんの治療をご自宅や施設で希望される方
・入院せず、ご自宅での療養生活を希望される方、退院後の療養に不安を感じる方
・人工呼吸器、胃ろう、カテーテル等の医学管理をご自宅や施設で必要とされる方
・病院の外来受診はなるべく継続したいが、日々の小さなトラブルや変化の都度、病院受診するのは負担になってきている方
かりん在宅クリニックでは、どのような方でもご希望があれば、診療しております。
診療内容
・血液検査、尿検査、心電図検査、エコー、細菌検査など
・在宅輸血療法(赤血球・血小板)
・胸腔穿刺/腹腔穿刺
・癌、非癌患者の苦痛緩和治療(PCA管理)
・糖尿病患者のインスリン調整
・中心静脈栄養
・経管栄養(胃ろう交換、経鼻胃管交換)
・自己導尿、膀胱留置カテーテル、腎瘻交換
・各種ドレーン管理(腹腔、胆のうなど)
・人工呼吸器、在宅酸素
・重度褥瘡のデブリードメント
❏ さらに詳しい診療内容はこちら
・在宅輸血療法(赤血球・血小板)
・胸腔穿刺/腹腔穿刺
・癌、非癌患者の苦痛緩和治療(PCA管理)
・糖尿病患者のインスリン調整
・中心静脈栄養
・経管栄養(胃ろう交換、経鼻胃管交換)
・自己導尿、膀胱留置カテーテル、腎瘻交換
・各種ドレーン管理(腹腔、胆のうなど)
・人工呼吸器、在宅酸素
・重度褥瘡のデブリードメント
❏ さらに詳しい診療内容はこちら
訪問診療のご相談・お問い合わせ
〒 131-0046
東京都墨田区京島1丁目1-1 イーストコア曳舟1番館216
TEL:03-4400-4678 / FAX:03-6739-3978
お問合せフォーム
https://karin-clinic.jp/contact/
東京都墨田区京島1丁目1-1 イーストコア曳舟1番館216
TEL:03-4400-4678 / FAX:03-6739-3978
お問合せフォーム
https://karin-clinic.jp/contact/

かりん在宅クリニック 田中亮嗣理事長のプロフィール・経歴

経歴:
2017年 横浜市立大学医学部卒業
2017年 沖縄県立中部病院
2019年 聖路加国際病院、河北病院血液内科、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科
2021年 聖路加国際病院腫瘍内科
2022年 つばさ在宅クリニック西船橋
2024年 かりん在宅クリニック 設立
現在に至る
2017年 沖縄県立中部病院
2019年 聖路加国際病院、河北病院血液内科、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科
2021年 聖路加国際病院腫瘍内科
2022年 つばさ在宅クリニック西船橋
2024年 かりん在宅クリニック 設立
現在に至る
資格・役職等:
日本内科学会内科専門医
認知症サポート医
墨田区介護認定審査委員会委員
墨田区医師会地域福祉委員
認知症サポート医
墨田区介護認定審査委員会委員
墨田区医師会地域福祉委員
緩和ケア・多職種連携・在宅医療に関するよくある質問

Q1. 緩和ケアとは、どのような医療ですか?
A. 緩和ケアとは、がんなどの病気に伴う痛みや息苦しさ、吐き気、不安、気分の落ち込みといった心身のつらさを和らげ、患者さんとご家族の生活の質を支える医療です。
終末期だけに行われるものではなく、病気と診断された早い段階から、治療と並行して受けることができます。身体的な症状だけでなく、療養生活への不安、家族の負担、仕事や経済面の悩みなども含めて、医師や看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどが支援します。
終末期だけに行われるものではなく、病気と診断された早い段階から、治療と並行して受けることができます。身体的な症状だけでなく、療養生活への不安、家族の負担、仕事や経済面の悩みなども含めて、医師や看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどが支援します。
Q2. 在宅医療でも緩和ケアを受けられますか?
A. 在宅医療でも、医師の訪問診療や訪問看護などを通じて緩和ケアを受けられます。痛みや息苦しさなどの症状を確認し、薬の調整や点滴、酸素療法、医療機器の管理などを行いながら、自宅での療養生活を支えます。
症状や医療機関の診療体制によって対応できる範囲は異なるため、利用を検討する場合は、かかりつけ医、病院の地域連携室、ケアマネジャー、地域包括支援センターなどへ早めに相談することが大切です。
症状や医療機関の診療体制によって対応できる範囲は異なるため、利用を検討する場合は、かかりつけ医、病院の地域連携室、ケアマネジャー、地域包括支援センターなどへ早めに相談することが大切です。
Q3. 在宅医療における多職種連携とは何ですか?
A. 在宅医療における多職種連携とは、医師、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、ケアマネジャー、ホームヘルパー、リハビリ専門職、管理栄養士などが、それぞれの専門性を生かして患者さんの生活を支えることです。
病状や服薬状況だけでなく、食事、排泄、移動、認知機能、家族の介護負担、本人の希望などを共有し、必要な支援を調整します。関係者の役割と連絡方法を明確にすることで、体調の変化にも対応しやすくなります。
病状や服薬状況だけでなく、食事、排泄、移動、認知機能、家族の介護負担、本人の希望などを共有し、必要な支援を調整します。関係者の役割と連絡方法を明確にすることで、体調の変化にも対応しやすくなります。
Q4. 多職種連携では、どのような情報が共有されますか?
A. 多職種連携では、患者さんの病状、治療方針、服薬内容、食事や水分の摂取状況、睡眠、排泄、移動能力、認知機能、日常生活の変化などが共有されます。
さらに、本人がどのような生活を望んでいるか、家族がどのような不安や負担を抱えているかといった情報も重要です。必要な情報を適切に共有することで、支援内容の食い違いや薬の重複を防ぎ、患者さんの希望に沿った在宅療養につなげます。
さらに、本人がどのような生活を望んでいるか、家族がどのような不安や負担を抱えているかといった情報も重要です。必要な情報を適切に共有することで、支援内容の食い違いや薬の重複を防ぎ、患者さんの希望に沿った在宅療養につなげます。
Q5. 自宅での看取りを希望する場合、どのような準備が必要ですか?
A. 自宅での看取りを希望する場合は、患者さん本人の希望を確認したうえで、家族、主治医、訪問看護師、ケアマネジャーなどと早めに相談することが大切です。
急な体調変化が起きた際の連絡先、夜間や休日の対応、症状を和らげる方法、救急搬送や入院を希望するかどうかなどを事前に話し合います。ただし、一度決めた内容を必ず守り続けなければならないわけではありません。病状や本人・家族の気持ちの変化に応じて、療養場所や方針を見直すこともできます。
急な体調変化が起きた際の連絡先、夜間や休日の対応、症状を和らげる方法、救急搬送や入院を希望するかどうかなどを事前に話し合います。ただし、一度決めた内容を必ず守り続けなければならないわけではありません。病状や本人・家族の気持ちの変化に応じて、療養場所や方針を見直すこともできます。
アーカイブ記事
関連リンク

