Q1. どんなクリニックなんですか？
A. 京都市山科区にある訪問診療が中心のクリニックです。京都市山科区や伏見区の醍醐エリア、大津市などで訪問診療をしています。

Q2.他のクリニックとは何か違いがありますか？
A. 一言でいえば「緩和ケア」に強いクリニックです。
クリニックの理念にも「全ての人に緩和ケアを届ける」という言葉を掲げています。
「緩和ケア」は、病気があっても、歳をとっても、その人らしく過ごしていくためにお手伝いをする医療”だと思っていただければと思います（決して、いわゆる「末期」の病状にある人に限られたものではありません）。
私たちのクリニックは、日本緩和医療学会の緩和医療指導医が法人全体で2人在籍している、全国的にも珍しいクリニックです。また、病院の緩和ケアチーム等で経験を積んだ専門看護師や薬剤師なども在籍しています。
実際、ありがたいことに地域の病院からは「緩和ケアが必要な患者さんであればピースに紹介しよう」と考えてくださっていることが多いようです。

Q3.私（や私の家族）は緩和ケアが必要な状況だとは思えません。ただ、通院が大変になってきたので、訪問診療が受けられたらいいなあと思っているだけなんですが・・・？
A. もちろんいわゆる「末期」になった患者さんだけをお引き受けしているわけではありません。実際、私たちのクリニックの患者さんの半分以上は「末期」とは言いがたい方々です。私自身、総合診療医のバックグラウンドがありますので、病気ではなく人を診る、特定の臓器だけでなく包括的に診察する、といったことは比較的得意にしています。医学的に根拠のある治療を行うのはもちろんですが、お一人おひとりの状況や文脈に合わせて、丁寧にコミュニケーションをとりながら、柔軟に支援を組み立てていきたいと思っています。

Q4.私（や私の家族）も診察に来てもらえるんですか？
A. 通院が難しくなってきた患者さんや、難しくなることが予想される患者さんであれば、原則、訪問診療が受けられます。病院の先生に見てもらいながら、日常生活の支援のために訪問診療に来てもらう人もいます。訪問診療の医師が入ることに、現在かかりつけの先生が訪問診療に難色を示される場合があるかもしれませんが、個別の状況に合わせて調整しますので、クリニックにお電話等でお問い合わせください。
これまで病院などに通院していなかったような方であっても大丈夫です。
介護保険をすでにお持ちの方は、担当の地域包括支援センターやケアマネジャーに相談してもらっても良いかと思います。

Q5.怖い先生が来たりはしませんか？優しい先生に来てもらいたいです。
A. 自分たちで言っても説得力はないかもしれませんが（笑）、院長の私も、他に在籍する医師も優しい先生たちですから安心してください。私たちのクリニックと連携するのが怖いという他の事業所の方（訪問看護師さんやケアマネジャーなど）も、ほとんどいないんじゃないかなあと思います。

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