渋谷区は、東京都の中心部に位置し、面積は15.11平方キロメートルです。地形は概ね平坦ですが、松濤や代々木上原などの高台も含まれ、多様な地形が特徴です。区内には代々木公園や明治神宮などの大規模な緑地があり、都市の中に自然が調和しています。

渋谷区は、若者文化の発信地として知られる渋谷や原宿、落ち着いた雰囲気の代官山や恵比寿など、多彩な地区を有しています。商業施設やオフィスビルが立ち並ぶ一方、閑静な住宅街も広がり、住民の多様なライフスタイルに対応しています。

2024年12月1日現在、渋谷区の総人口は231,499人で、そのうち65歳以上の高齢者は43,898人、高齢化率は18.96%です。前年同時期と比較して、高齢化率は0.05%減少しています。

医療機関については、区内に一般診療所が271施設（人口10万人あたり117.07施設）、病院が13施設（同5.62施設）、薬局が139施設（同60.04施設）存在し、住民の医療ニーズに対応しています。また、在宅療養支援診療所は45施設（同19.43施設）、在宅療養支援病院は2施設（同0.86施設）あり、在宅医療の体制も整備されています。

介護サービスに関しては、訪問型介護施設が98施設、通所型介護施設が48施設、入所型介護施設が19施設、特定施設が9施設、居宅介護支援事業所が51施設、福祉用具事業所が12施設あり、高齢者の多様な介護ニーズに応えています。

渋谷区では、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けられるよう、在宅医療・介護に関する取り組みを積極的に進めています。渋谷区医師会は、地域包括ケアシステムの実現を目指し、在宅医療の推進や多職種連携ネットワークの構築、在宅療養相談窓口の設置などを行っています。

また、区独自のホームヘルプサービスを提供し、高齢者等が安心して生活を送れるよう支援しています。

これらの取り組みにより、渋谷区は高齢者が地域で安心して暮らせる環境づくりを推進しています。

渋谷区ホームページ内にある在宅医療や介護に関するコンテンツや相談窓口などをご紹介になります。在宅医療や介護について理解を深めることができますので、ぜひご活用ください。

渋谷区内にある在宅療養支援診療所/在宅療養支援病院、訪問看護ステーション、在宅療養支援歯科、訪問薬局、居宅介護支援事業所を4つの日常生活圏域ごとにまとめました。お住まいの住所と照らしあわせて、在宅医療機関をお探しの場合にご活用ください。