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訪問診療クリニックの請求業務をDX化|ペーパーレスで業務効率化を実現する「CareHub」 最終更新日:2026/08/24

訪問診療クリニックの請求業務をDX化|ペーパーレスで業務効率化を実現する「CareHub」
訪問診療クリニックでは、診療そのものだけでなく、毎月発生する請求書や領収書の作成、印刷、封入、郵送、医療費と介護療養費の集計など、多くの事務作業が発生します。患者数が増えるほど請求業務の負担も大きくなり、スタッフの時間や人的リソースを圧迫する要因の一つとなっています。
こうした訪問診療クリニック特有の請求業務をDX化し、ペーパーレス化と業務効率化を実現するために開発されたのが「CareHub」です。
現場で実際に請求業務に携わってきた齊藤祐希氏がなぜCareHubを開発したのか、その背景や具体的な機能、導入によるコスト削減・業務効率化、そしてDXによって生まれた時間を患者さんに還元するという構想について紹介します。

訪問診療クリニックの請求業務をDX化|働きやすい職場づくりへの挑戦

— まずは、中之郷クリニックの事務長であり株式会社Inter deV.代表取締役の齊藤祐希さんにお話を伺います。中之郷クリニック立ち上げの経緯や、在宅医療に関わるようになったきっかけを教えてください。

私はもともとアメリカの大学で人間科学を専攻し、心理学や社会学、生物学などを総合的に学んでいました。
帰国後、「人の人生の最期に携わる仕事がしたい」という強い想いを抱いて介護業界へ進んだのですが、実際に現場に出てみると自分の思い描いていた形とは少し違うと感じる部分がありました。
どうすればより自分が思い描く形で人の最期を支援できるのかと模索していた折、「在宅医療を中心にクリニックをやりたい」という志を持つ医師と出会ったんです。
そこから意気投合し、14年前の2012年8月に一緒に立ち上げたのが当クリニックの始まりになります。
株式会社Inter deV.齊藤祐希代表

— 立ち上げから現在に至るまで、事務長としてクリニックを支えてこられましたが、その中で苦労されたことはありますか。現在のクリニックの体制とあわせて教えてください。

開業当初は職員の入れ替わりが頻繁にあり、体制が定まるまで少し苦労しましたね。現在では規模も大きくなり、患者さんも職員も増え、コロナ禍などの大変な時期も乗り越えながら、24時間体制で地域の方々の療養生活を支えています。

— 長年クリニックの現場を見てきて、どのようなことに課題を感じていましたか。

根本として、私は在宅医療という仕事そのものが本当に好きなんです。だからこそ、現場が疲弊してしまう現状をどうにかしたいと強く感じていました。
在宅医療は、そもそも事務作業が非常に多い分野です。毎月の請求書や領収書、明細書はもちろん、診療予定表、在宅療養計画書、居宅療養管理指導書、訪問看護指示書など、とにかく発行しなければならない書類が山のようにあります。
もちろん必要な書類もありますが、「本当にすべて紙で出し、毎月発行し続けなければならないのか」とずっと疑問に思っていました。
大切に思う在宅医療を持続可能なものにしていくためにも、この膨大な事務作業にかかるマンパワーをいかに効率化するかが、現場で長年抱えていた大きな課題だったんです。
プリントアウトされた郵送文書

— 株式会社Inter deV.を設立された目的や、これまでの実績についてお聞かせください。

私は14年間事務長としてクリニックの運営を支えてきましたが、現場の課題に向き合う中で、医師が診療以外のことに労力を割かなくても済む環境を作りたいと考えるようになりました。
医師以外がやるべき事務的な業務や経営管理を私たちが担うことで現場の潤滑油となり、合理的にクリニック運営を推進するお手伝いをしたいという想いから設立したのが株式会社 Inter deV.です。
在宅療養支援診療所の設立ブームがあった頃から都内も含めて10件近くの開業コンサルティングを手がけました。
地域の人口動態や介護施設の需要調査から始まり、立地選定、後方支援病院や多職種への連携調整、施設基準のクリア、人員確保、システム導入、スタッフ教育まで、ゼロからの立ち上げを幅広く支援してきました。
また、外来メインで診療されている先生方が新たに在宅医療部門を立ち上げる際のサポートなども行いました。
こうした数多くの現場サポートを通じて、人がやらなくてもいい事務作業をテクノロジーに任せる仕組みがどうしても必要だと痛感したことが、CareHubの開発へと繋がっていきました。
株式会社Inter deV.齊藤祐希代表

訪問診療の請求業務をペーパーレス化|CareHubが実現するコスト削減と業務効率化

— CareHubを開発された経緯について教えてください。

構想自体は10年近く前から温めていました。訪問診療の現場はとにかく作成すべき書類が多く、当時は書類ごとに異なるソフトを使い分けなければならないような状況だったのです。
最近でこそ優れた電子カルテが普及してきましたが、それでも「毎月紙の請求書を印刷して郵送する」という根本的なアナログの仕組みだけは変わらずに残っていました。
ずっと効率化したいと考えていたところ、コロナ禍を経て世の中全体のDXが一気に進んだため、「今ならこの仕組みを変えられる」と時機を感じ、2025年の冬に本格的なシステム開発をスタートさせました。
その際、学生時代の友人で現在はシステムエンジニアとして活躍している内田祐貴さんに、医療業界のDXがいかに遅れているかという現場の現状を相談しました。
そこで「一緒にこの仕組みを変えていこう」とお互いの視点が合致し、そこから二人三脚で開発を進めていくことになったのです。
CareHub 開発ストーリー|現場の「こうできたら」を、仕組みに変えるまで
寄稿: ❏ 株式会社Alpharium 内田祐貴代表
始まりは、大学時代の友人から届いた一本の相談
CareHubの開発は、まだその名前すらなかったところから始まりました。
齊藤さんとは、カリフォルニア州立大学時代の同期です。卒業後はそれぞれ別の道を歩み、しばらく疎遠になっていました。
その後、私はエンジニアとしてさまざまなシステム開発に携わっていたのですが、あるとき齊藤さんから連絡をもらいました。
相談されたのは、訪問診療の現場で日々発生している煩雑な業務を、システムの力でもっとシンプルにできないか、ということでした。
そこには、実際に現場にいるからこそ見えている課題や、「こうなればスタッフの負担を減らせるのではないか」というアイデアが詰まっていました。
ただ、現場で実現したいことと、技術的に実現できることは、必ずしも同じではありません。
そこで最初に取り組んだのが、齊藤さんが描いた草案を、技術者の視点から一つひとつ整理し、実際のシステムとして成立する形へ落とし込んでいく作業でした。

「作れるはず」ではなく、「本当に作れる」を確かめる
CareHubの大きな特徴は、一つのシステムの中だけで完結しないことです。
ORCA、WebQKAN、クロスログなど、すでに医療現場で使用されている複数の外部システムと連携しながら動くことが前提となっていました。
そのため、いきなり本開発へ進むのではなく、まずは「本当に必要な情報を取得できるのか」「想定した形で連携できるのか」を確かめる必要がありました。
そこで実施したのが、PoC(Proof of Concept:概念実証)です。
連携部分の仕様解析やテストプログラムの開発に範囲を絞り、小規模な検証を重ねました。
実際に必要なデータが取得できることを確認し、「これなら実現できる」という手応えを得てから、本格的な開発へ進んでいきました。
最初から完成形を目指したのではなく、一つずつ可能性を確かめながら積み上げていった。それがCareHubの開発のスタートでした。

業務を知る人と、技術を知る人。二人三脚で仕様を紐解く
開発が始まってから、特に時間をかけたのが外部システムとの連携です。
CareHubにとって、ORCA、WebQKAN、クロスログとの連携は、いわばシステムの肝となる部分です。
それぞれの仕様を理解し、どの情報を、どのタイミングで、どのような形で取り込むのか。一つひとつ紐解いていく必要がありました。
システム開発では、開発力だけがあればよいわけではありません。
医療現場でどのような業務が行われ、なぜその情報が必要なのかという「業務知識」と、それを実際に動く仕組みにする「開発力」。この二つは、車の両輪のようなものです。
私だけではたどり着けない仕様や業務上の背景については、その都度齊藤さんに確認しました。

「現場では実際にどう使っているのか」
「この数字にはどんな意味があるのか」
「ここでスタッフは何を確認しているのか」

何度もやり取りを重ねながら、齊藤さんが現場の言葉を伝え、私がそれをシステムの言葉へ翻訳していく。
そうした二人三脚の積み重ねによって、CareHubの形が少しずつ出来上がっていきました。

「何も考えなくても使える」ことを目指した操作性
システムは、多機能であれば使いやすいとは限りません。
CareHubでは、特に患者さんが操作する画面について、「迷わず使えること」を大切にしました。
訪問診療を利用される患者さんには、ご年配の方も少なくありません。
そこで、操作の分岐はできるだけ減らし、文字も大きく表示するなど、画面を見たときに「次に何をすればよいのか」が直感的に分かる設計を意識しています。
目指したのは、マニュアルを読み込まなくても、「何も考えずに操作できる」画面です。
便利な機能を増やすこと以上に、使う人が戸惑わないこと。その考え方は、開発当初から現在まで変わっていません。

医療情報を扱うからこそ、安全性にも妥協しない
CareHubでは、医療機関や患者さんに関わる重要な情報を取り扱います。
そのため、利便性だけでなく安全性についても継続的な対策を行っています。
内部では定期的にAIを活用したセキュリティ監査を実施し、情報漏洩やセキュリティインシデントにつながる可能性がないかを確認しています。
また、医療機関に実際の操作感を確認していただくためのデモ環境も用意していますが、そこでは実データをそのまま表示することはせず、必要な情報をマスキングした状態で表示します。
「便利だから使う」だけではなく、「安心して使えるから導入できる」。
医療分野のシステムだからこそ、その前提を大切にしています。

患者さん向けの仕組みから、クリニック全体を支える仕組みへ
実は、開発当初のCareHubは、現在よりもずっとシンプルな構想でした。
中心にあったのは、患者さんに対して支払額や明細書、領収書をデジタルで提示するという機能です。
ところが、実際にクリニックのスタッフの方々に触っていただくと、少しずつ別の声が届くようになりました。

「患者さんの管理にも使えないか」
「毎月の支払い状況をまとめて確認したい」
「この作業もCareHubからできたら助かる」

そうした声を受け、もともとは単なる管理画面として考えていた部分も、クリニックスタッフが患者管理や支払い情報の整理に使える画面へと、少しずつブラッシュアップしていきました。
各月の全患者さんの支払い状況を管理するためのCSV出力や、ワイドネット用フォーマットの自動生成なども、当初の開発計画にはなかった機能です。
現場から届いた「これができたら助かる」という声を一つずつ拾いながら、CareHubは患者さん向けの仕組みから、クリニックの業務そのものを支えるシステムへと進化してきました。

既存のシステムを置き換えるのではなく、「つなぐ」ことで現場を変える
CareHubは、現在使われているレセコンや介護請求システムをすべて置き換えるためのサービスではありません。
むしろ、今あるシステムを活かしながら、それぞれの間にある手作業や紙のやり取りを減らし、患者さんと医療機関の双方にデジタル化のメリットを届けるための仕組みです。
私たちはまだ少数精鋭の開発チームです。
規模だけを見れば、大きなシステム会社とは違うかもしれません。
ただ、その分、現場との距離はとても近い。
実際に使っていただく方の声を直接聞き、「ここを変えてほしい」「こんなことはできないか」という要望に対して、できる限りスピーディーに改善していけることは、私たちの強みだと思っています。
CareHubも、これで完成したとは考えていません。
訪問診療の現場には、まだ紙や手作業に頼っている業務がたくさんあります。
その一つひとつを、現場の方々と一緒に、よりシンプルな仕組みへ変えていく。
まずはデモ環境でCareHubを実際に触っていただき、「自分たちのクリニックなら、どこを変えられそうか」を感じてもらえたらうれしいです。
現場の声を聞きながら、これからもCareHubを育てていきたいと思っています。

— CareHubの開発を通して実現したいことや、長期的な視点で目指している世界について教えてください。

根本として、私は在宅医療という仕事そのものが本当に好きなんです。人生の最期、いわば「フィナーレ」という最も大切な場面に関わらせていただき、少しでもお役に立てるこの仕事は本当に素晴らしいものです。
だからこそ、この在宅医療という仕組みを持続可能なものにしなければなりません。 CareHubを通して実現したいのは、日本の在宅医療業界全体から「無駄を省く」ことです。
現場の時間はもちろん、人材も有限です。毎月の煩雑な事務作業でスタッフが疲弊し、離職してしまえば、結果的に診られる患者さんの数も減り、クリニックの経営は成り立たなくなってしまいます。
単なる業務の効率化ではなく、CareHubによって無駄をなくし、生まれた時間と人的リソースを本来の医療や患者支援へと返していくこと。
経営を見直し、持続可能な在宅医療を提供していくことが、マクロな視点でのCareHubの大きな役割だと考えています。
中之郷クリニック

— 在宅医療を守るための大きな目的があるのですね。では次は、ミクロ的な視点として、CareHubの具体的な機能について教えてください。

CareHubの機能は、大きく分けて「患者さん向けの機能」と「クリニック向けの管理機能」の2つで構成されています。
まず患者さん向けには、専用のWebページをご用意しています。お渡ししたIDとパスワードでログインしていただくと、毎月の請求書や領収書、次回の診療予定、医療費控除の金額などがスマートフォンやパソコンから簡単に確認できる機能です。
アカウントはご家族で共有できるため、離れて暮らすご家族も「次にいつ先生が来るのか」といった診療予定を把握できます。また、クリニック側から予防接種の案内などの「お知らせ」を一斉配信できる機能も備えています。
一方、クリニック向けの管理機能では、電子カルテ(ORCA等)との連携が重要になります。
在宅医療では医療費と介護療養費の2種類の請求が発生しますが、これまでは別々のシステムからデータを出力し、手作業でExcelに入力して合算するという非常にアナログでミスの起きやすい業務を行っていました。
CareHubは両方のシステムと連携して自動で合算を行い、患者さんのWebページに反映させます。
さらに、施設単位での請求書の一覧出力や、口座振替を利用している患者さんの引き落としデータもワンクリックで一括作成できるため、事務スタッフが金額を一つひとつ入力する手間は劇的に軽減されます。
「患者さん向けの機能」画面
「患者さん向けの機能」画面

— システム開発において、齊藤さんならではのこだわりはありますか?

システム開発において最も大切にしたのは、「誰も取り残さない」という想いです。
CareHub自体はペーパーレス化やDXを推進するためのシステムですが、「紙なんていらない」と一方的にデジタル化を押し付けるつもりはまったくありません。
これまで現場で大切に提供してきた、患者さんへのあたたかい医療の形を崩したくないんです。
訪問診療を利用される方の中には、ご高齢でスマートフォンをお持ちでない方や、インターネット環境がない方もいらっしゃいます。そういった方々には決して無理をさせず、これまで通り紙での対応を継続できるよう設計しました。
システムで効率化できる部分は徹底して効率化しつつも、デジタルが難しい方には今まで通りしっかりと寄り添っていく。
今後の在宅医療の持続性を、患者さんのことも含めて全体で考えたこの「ハイブリッドな運用」こそが、私のこだわりです。
クリニックのスタッフによる「CareHub」利用開始時の説明
クリニックのスタッフによる「CareHub」利用開始時の説明

— 実際に利用されている患者さんやご家族の方の反響はいかがですか?

現在、運用している中之郷クリニックでは、95%以上の方にCareHubを利用していただいています。
「高齢者だから使えないのではないか」というのは医療機関側の思い込みで、実際にはご家族が操作されるケースも多く、「毎月大量に来ていた医療と介護の紙の請求書がなくなり、一元管理できて助かる」との声も寄せられています。
また、CareHubの導入はこれまで見えなかった課題の解決にも繋がっています。例えば、ある施設では、クリニックから毎月郵送していた紙の請求書がご家族に渡らず、施設側でただ保管されているだけだったという事実が発覚しました。
システム化に踏み切ったことでこうした実態が可視化され、意味のない請求書作成作業をストップすることができました。ペーパーレス化は、単に紙を減らすだけでなく、現場に潜む根本的な無駄を省き、業務を改善するという大きな効果も生み出しています。
紙で配布していた訪問予定(左)を画面上で確認できます(右)
紙で配布していた訪問予定(左)を画面上で確認できます(右)

— CareHubを利用することで得られるコスト削減などの具体的な価値や、料金体制について教えてください。

定量的な面で言うと、患者数500人のクリニックが毎月請求書を郵送する場合、印刷代、紙代、封筒・切手代、そして請求書作成~封入作業に関わる人件費を含めると、最低でも月額約16万円、年間で約200万円のコストがかかっていると試算しています。
それに対して、CareHubの料金体系は初期費用が20万円、月額利用料が5万円の定額制です。
つまり、CareHubを導入した場合の費用は初年度が80万円、2年目以降は年間60万円となり、従来のコストを約3分の1に抑えることができるんです。
訪問診療クリニックの請求業務、どこまで削減できるか確認してみませんか?
CareHubは、請求書の印刷・封入・郵送など、毎月繰り返している請求業務をDX化・ペーパーレス化するサービスです。
機能や料金、導入事例を詳しく知りたい方は無料資料を、実際の画面を見ながら検討したい方はオンラインデモをご利用ください。
私たちが一つの目安として想定しているのは、毎月150人以上の患者さんに郵送を行っているクリニックで、この規模であれば確実にコストメリットを出すことができる計算になると思います。
定性的な面でも、毎月10日から20日という短い期間に膨大なデータを処理し、ヒューマンエラーが許されない中で印刷・封入作業を行うのは、事務スタッフにとって非常にストレスフルです。
紙運用での状況
こういった「紙の業務からの解放」が実現できることは、非常に大きな価値になると私は考えています。
実際にクリニックの事務スタッフからは、業務負担の軽減を実感する声が寄せられています。
「大量印刷することがなくなり、プリンターが詰まったりするリスクがぐんと減った!」
「多量の請求書等の印刷業務がなくなり、大幅に負担が軽減されました。」
「これまでは郵送までの作業がほぼ手作業で、確認事項も多く、時間を要していましたが、作業がスムーズになり、とても楽になりました。」
一方、患者さんとのやり取りを担う看護スタッフからは、
「従来の紙での方法を希望される方や、デジタル機器が苦手な方もいらっしゃいます。そのため、紙での対応も残しながら、一人ひとりに合わせて分かりやすく説明するようにしています」
との声もあります。
業務をデジタル化するだけでなく、患者さんの状況や希望に応じて従来の方法も残すなど、現場では柔軟な運用が行われています。
中之郷クリニックにて

— 導入を検討しているクリニックへのサポートや、お試しなどはありますか?

実際のクリニック側の管理画面や、患者さん側の操作感を確認していただけるデモ環境をご用意しています。
実際の操作感を確認したい方は、 ❏ 公式サイト からお申込みで1ヶ月ほど自由にお試しいただけます。
まずは実際にシステムに触れていただき、どれだけ業務が楽になるかを実感していただきたいですね。

請求業務のDXで生まれる時間|訪問診療クリニックが患者さんに寄り添うために

— ここからは、中之郷クリニックの武藤隆志理事長にお話を伺います。これまでの請求業務に対してどのような課題を感じていましたか。

私自身が直接請求業務を行うわけではありませんが、短期間に膨大なマンパワーが奪われる仕事だという認識を持っていました。訪問診療のレセプト業務は10日締めで、そこから確定したものを患者さんへ請求していきます。
10日から20日までのごく短い期間に集中して大きな労力を使う必要があり、どうしても全体の非効率化を招いていました。
その期間は他の業務がストップしてしまいますし、郵送費用だけでも毎月数万円、多い時には10万円近くのコストがかかっており、それらを効率化できれば非常に助かると考えたのがCareHub導入のきっかけです。
中之郷クリニック武藤隆志理事長

— CareHubを導入したことで、クリニックにどのような変化がありましたか。

今までの煩雑な業務のほとんどが、このソフトウェアで解決していくということが一番大きいです。
事務作業が効率化されることで、人員に余裕が出ますよね。そうして空いた時間を患者さんに対して使う時間を増やすために使ったり、さらに多くの患者さんの診療もできる方向に行けるのが一番良いのかなと思っています。
これは単なる働き方改革ということではなく、スタッフそれぞれが「本来やるべきことをやる」という方向にシフトしていける、その一つのきっかけになればと考えています。
中之郷クリニック武藤隆志理事長

— 今後のクリニックのあり方や、DX化への展望をお聞かせください。

みんなが働きやすい職場づくりをさらに進めていきたいと考えています。
医療事務の本来の役割は、単なる紙の処理ではなく、窓口対応や医療現場の円滑なサポートにあります。CareHubの導入は、スタッフ一人ひとりが「本来やるべきこと」に集中していくための大きなきっかけになりました。
AIの進化なども含め、カルテ業務やレセプト業務がより正確かつ効率的に行える未来がすぐそこまで来ています。
医療現場も新しい技術を柔軟に取り入れながら、限られた人員でも持続可能な体制を構築していくことが、今後のクリニック経営には不可欠だと感じています。
株式会社Inter deV.齊藤祐希代表と中之郷クリニック武藤隆志理事長

DXで訪問診療クリニックを持続可能に|人生のフィナーレを支える在宅医療への挑戦

— 実際に他のクリニックへCareHubのお話をされた際、経営陣の反応はいかがでしたか。

知り合いのクリニックの理事長などにもご紹介したのですが、実はご自身のクリニックにおける事務作業の実態を把握されていない経営者の方も多いと感じました。
実際に、現場の事務がどう対応しているか、毎月の請求業務にどれほどのコストやマンパワーがかかっているかを認識できていないケースも少なくありませんでした。 本来の診療とは異なる裏方の業務ではありますが、経営陣が事務スタッフの苦労や業務実態を正しく把握し、経営を見直していかないと今後の医療の継続性は保てません。
だからこそ、まずはトップである経営層の方々に現場のリアルを知っていただき、そこからDXを推進していく必要があると痛感しています。
齊藤祐希代表

— 今後の在宅医療が生き残るためには、DX化が不可欠なのですね。

経営的な目線でお話しすると、在宅医療を取り巻く環境は今後厳しさを増すと考えています。診療報酬は段階的に引き下げられる一方で、算定要件などの事務手続きは複雑化し、人件費は高騰を続けています。かつてのように、当たり前に高い報酬が得られる時代ではありません。
このような厳しい状況下でクリニックを存続させるためには、人がしなくてもいい業務をテクノロジーに任せ、スタッフの負担を減らす「タスクシフト」が不可欠です。
CareHubは、まさにその解決策として開発しました。単なるデジタルツールの導入にとどまらず、月額5万円で「優秀な事務員を新たに1人雇用する」のと同じだけの価値を生み出すものだと考えて作っています。
経営者が現場の業務実態を正確に把握し、勇気を持ってDXを推進することが、事業継続の鍵になるはずだと私は思っています。

— 最後に、思い描く「在宅医療の未来」について教えてください。

私は長年現場に携わる中で、在宅医療という分野を心から愛しています。患者さんの人生の最期、いわば「フィナーレ」という最も大切な場面に関わらせていただき、少しでもお役に立てるこの仕事は本当に素晴らしいものです。
だからこそ、この仕組みを持続可能なものにしなければならないという強い想いがあります。
ただ単にデジタル化を押し付けるのではなく、高齢の患者さんも誰一人取り残さない配慮を持ちながら、チーム全体が本来の医療に専念できる環境を作りたい。
これからも現場のリアルな声に耳を傾けながら、在宅医療の未来を守る仕組みとして、このシステムを大切に育てていきたいです。

訪問診療クリニックの請求業務をDX・ペーパーレス化する「CareHub」とは

CareHub
対象:訪問診療クリニック
特長:従来、アナログで行っていた訪問診療の請求業務をシステム化・ペーパーレス化。煩雑な作業を削減し、請求業務の効率化を実現します。
システム化による効果:
・郵送物の遅延・紛失リスクの防止
・入力や確認作業の効率化による業務負担の軽減
・業務時間の削減と人的リソースの有効活用
・請求処理の正確性・再現性の向上
・人手不足の補完
・業務の標準化による属人化の解消
ペーパーレス化による効果:
・紙資源の使用削減による環境負荷の軽減
・押印作業の廃止による業務効率の向上
・書類の印刷・封入・郵送・保管作業の削減
・紙、封筒、切手などの経費削減
・書類の保管スペース削減
料金:初期費用20万円+税、月額費用5万円+税
お問い合わせ:
株式会社Inter deV.
〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠2-4-8-704
WEB:https://lp.care-hub.care/

CareHubを開発した齊藤祐希代表のプロフィール

齊藤祐希代表のプロフィール

経歴:

2010年 カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業
2012年 中之郷クリニック開業(事務長)
2013年 株式会社Inter deV.創業
現在に至る 

資格・学会:

社会福祉士
日本緩和医療学会

訪問診療クリニックのDX・請求業務効率化「CareHub」についてよくある質問

Q1. 訪問診療クリニックでは、なぜ請求業務のDX化が必要なのでしょうか?
A. 訪問診療クリニックでは、患者数の増加に伴い、請求書や領収書の作成・印刷・封入・郵送、医療費と介護療養費の集計など、請求業務の負担も大きくなります。こうした作業をDX化することで、事務スタッフの作業時間を削減し、業務効率化や確認作業の負担軽減につなげることができます。限られた人員でクリニック運営を行ううえでも、請求業務の効率化は重要な課題の一つです。
Q2. CareHubは訪問診療クリニックのどのような請求業務を効率化できますか?
A. CareHubは、訪問診療クリニックで発生する請求業務をデジタル化し、請求書や領収書の確認、医療費と介護療養費の合算、施設単位での請求管理、口座振替用データの作成などを効率化するシステムです。これまで紙や手作業を中心に行っていた工程をデジタル化することで、請求業務にかかる作業時間や事務負担の削減を目指します。
Q3. CareHubを導入すると、どのようなコスト削減が期待できますか?
A. CareHubによって請求書や領収書のペーパーレス化を進めることで、用紙代、印刷代、封筒代、切手代など、毎月発生していた請求業務に関するコストの削減が期待できます。また、印刷・封入・郵送といった作業にかかるスタッフの業務時間も削減できるため、単なる郵送費の削減だけでなく、人件費を含めた業務全体のコスト効率改善にもつながります。
Q4. 請求業務をDX化すると、スタッフの作業時間はどのように変わりますか?
A. 従来の請求業務では、請求書や領収書の印刷、内容確認、封入、郵送など、多くの手作業が発生します。CareHubを活用してこれらの工程をデジタル化・ペーパーレス化することで、毎月繰り返し発生する定型作業を減らすことができます。削減できた時間を、患者さんやご家族への対応、他職種との連携、院内業務の改善などに振り向けられることも大きなメリットです。
Q5. CareHubは患者数が多い訪問診療クリニックほどコストメリットが大きくなりますか?
A. 一般的に、患者数が増えるほど請求書や領収書の発行件数も増え、印刷・封入・郵送にかかる費用や作業時間も増加します。そのため、請求件数が多い訪問診療クリニックほど、請求業務をDX化・ペーパーレス化することによるコスト削減や業務効率化の効果を実感しやすくなると考えられます。患者数の増加に対して事務スタッフを単純に増員するのではなく、業務そのものを効率化するという選択肢にもなります。
訪問診療クリニックの請求業務を、もっとシンプルに。
印刷・封入・郵送などの紙業務を減らしたい、請求業務にかかる時間やコストを見直したいという方は、CareHubの詳細をご確認ください。
まず詳しく知りたい方
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