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市川市・墨田区で訪問診療医・看護師として働く|さくらライフの中途採用と在宅医療の現場 最終更新日:2026/08/31

市川市・墨田区をはじめ、地域に根ざした訪問診療を展開する医療法人社団さくらライフ。在宅医療の需要が高まるなか、訪問診療医や看護師として新たなキャリアを考える方も増えています。今回は、さくらライフ市川クリニックの近藤健治院長と原涼佳看護師に、訪問診療の仕事内容や働き方、病院から在宅医療へ転職した経緯、やりがい、未経験から学べる教育体制について伺いました。市川市・墨田区周辺で転職・中途採用を検討する医師・看護師の方に、在宅医療で働くリアルをお届けします。

訪問診療医という働き方|精神科医・近藤健治院長が在宅医療へ進んだ理由

— 近藤先生が医師を目指したきっかけを教えてください。

近藤 最初は「多くの命を救える」と思い医学研究者を志していましたが、浜松医科大学に在学中に「学生によるACLS(二次救命処置)ワークショップ」の運営に深く携わり、そこで臨床の面白さに出会いました。そこで、将来研究者として働くにしても、最初は一度どっぷり臨床を経験したいと思いました。
初期研修後、藤田医科大学精神科に入局し、一般的な精神科疾患だけでなく、精神科と身体科をつなぐリエゾン診療にも携わり、テーマである精神科疾患の遺伝子研究と並行し臨床経験を深めました。研究面で、国内・国外雑誌に論文や論説を投稿したり、海外学会で若手シンポジストとして発表する機会にも恵まれ、このまま大学で研究者としてキャリアを積んでいくのだと思っていました。
大きな転機となったのは、東日本大震災での被災地における精神科診療支援です。岩手県の派遣先で心のケアを「往診」で行う中で、「病院で待っているだけでは救えない人がいること」「自ら出向く支援の重要性」を強く実感しました。
藤田医科大学時代
藤田医科大学時代

— 在宅医療・訪問診療に本格的に関わるようになった経緯をお聞かせください。

近藤 2016年にスポットの応募で静岡県三島市にある「みしま岡クリニック」に働く機会をえたときに、きめ細やかで自由度の高い診療に強い衝撃を受けました。初回勤務のあと、今後も定期非常勤として働きませんか、というお誘いを同院からいただきました。ちょうど、大学から民間病院へ赴任するところで、外勤先を自由に決めることができたので、みしま岡クリニックで週1回の非常勤勤務を続けることになりました。
赴任先である「もりやま総合心療病院」は、いわゆる精神科病院でした。そこで勤めたことにより、入退院を繰り返す患者様や、お薬を正しく飲めず通院が途切れてしまう患者様の多さを、大学時代より鮮明に感じることになりました。私は精神科の訪問診療のニーズを強く感じたため、精神科病院の病棟や外来に加えて、自ら往診も行うようになりました。
訪問診療をはじめた頃

— さくらライフクリニックに入職を決めた理由は何だったのでしょうか。

近藤 2018年に大学から「研究で戻ってこないか」と声をかけていただいたのですが、当時はすっかり臨床、訪問診療の魅力に引き込まれていました。
世の中には未治療のまま苦しまれている精神疾患の患者様がたくさんいらっしゃることを知り、そうした方々を主に見られる環境を探していた折、家族の都合で関東へ引っ越すタイミングが重なって、さくらライフクリニックに出会いました。
内科だけでなく精神科も精力的に展開しており、「小さなクリニックだからこそ、これから自分の手で創り上げていける」という面白さを感じて飛び込みました。
さくらライフグループ入職時
さくらライフグループ入職時

— 入職した当初、現場で困ったことや戸惑ったエピソードはありましたか。

近藤 病院時代の感覚のまま、訪問看護ステーションからの連絡に夜遅くまで返信を書き続けていたことがありましたが、後になって看護師さんから「先生の熱心さはありがたいですが、私たちもすぐに返信しなければと気負ってしまいました」と教えていただき、良かれと思った行動でもチーム全体の負担や運用まで考えなければいけないと気づかされました。
また、当時院長だった林高太郎先生は私のやりたいことを静かにバックアップしてくださり、周囲の看護師やスタッフたちも温かくフォローしてくれたおかげで、現場の違いによる戸惑いは次第に解消されていきました。
在宅医療は医師だけで完結する仕事ではなく、ケアマネジャーや訪問看護師、ヘルパーなど多職種がそれぞれの専門性を持ち寄るからこそ成り立ちますので、患者さんにとって最善の形をチームで考えることこそが、訪問診療医に求められる大切な役割だと実感しています。
さくらライフ市川クリニックスタッフ

— さくらライフクリニックへ入職して感じた、病院時代との違いは何でしょうか。

近藤 勤務時間が9時から18時までと明確で、メリハリを持って働くことができ、時間に追われる病院勤務とは異なるため、患者様のご自宅という生活の場に入り込み、人生そのものにじっくり寄り添えることに大きなやりがいを感じています。
残業手当の支給や有給休暇の取りやすさも含め、待遇や福利厚生が整っているため安心して長く働ける環境です。
市川駅前
市川駅前

— 入職後の教育や研修体制についてはどのように整えられていますか。

近藤 当グループには「さくらライフ法典」という理念や業務に関する動画コンテンツがあり、新入職員はこれを視聴して基礎を学び、その上で週1回のペースで院内コミュニケーションツールで代表の中田先生と直接フィードバックやディスカッションを行う機会があります。
通常の大規模病院ではトップと直接意見を交わす機会はなかなかありませんが、当グループでは職種に関係なく意見を伝えられ、現場からの提案が迅速に反映される風通しの良さがあります。
さくらライフ市川クリニック

市川市で「断らない医療」を実践|さくらライフクリニックの訪問診療

— さくらライフクリニックではどのような医療を目指しているのでしょうか?

近藤  さくらライフクリニックの医療を語るうえで欠かせないのが、「断らない医療」という考え方です。
これは単純に「相談された患者様を受け入れる」というだけではなく、他院やご家族が対応に苦慮しているような「困難事例」に対しても、できる限り医療を届ける方法を考えるという意味があります。
例えば、受診拒否や服薬拒否が強かったり、強度の行動障害があったりして、「病院へ連れて行くことができない」「どこにも相談できない」という患者様もいらっしゃいますが、そうしたケースに対して、ただ「受け入れます」と言って現場に行くだけでは、途中で行き詰まってしまう可能性があります。
だからこそ、当クリニックがこれまで培ってきた訪問診療の経験や精神科の知見が活かし、患者様が医療を拒否している理由を予測し、どのような体制や関わり方をつくれば、無理なく継続して医療を届けられるのかをチームで考えることを大切にしています。
現在、市川クリニックでは常勤医師2名に加えて、内科の非常勤医師1名、精神科の非常勤医師3名が診療にあたっており、今後さらに診療体制を強化していく予定です。
さくらライフ

— 診療部長というお立場から、医師の働き方についてどのようにお考えですか。

近藤 在宅医療は医師だけで完結するものではなく、ケアマネジャー、訪問看護師、ヘルパーなど、さまざまな職種が関わりながら患者様の生活を支えていきます。
そのため、医師が「自分が何とかしなければ」とすべてを抱え込んでしまうと、本人が疲弊してしまいますので、多職種それぞれの専門性を信頼して役割を分担し、チームとして患者様を支える姿勢が大切です。
また、当グループには放射線科、消化器内科、循環器内科、泌尿器科、精神科など、さまざまな専門分野を持つ医師が在籍しています。それぞれが専門知識を生かしながら、地域の看護師やコメディカルに知識を共有することで、チーム全体の医療の質を高めています。
「病院の外では、患者様はどのような生活をしているのだろう」「なぜ訪問診療を受けていた患者様が、この状態で救急搬送されてくるのだろう」といった疑問を持ったことがある先生は、専門の診療科を問わず、ぜひ在宅医療の現場を見ていただきたいですね。
さくらライフ

訪問診療を支える看護師の役割|病院勤務から在宅医療へ転職した理由

— 次に、さくらライフクリニックの看護師として働く原さんに話をうかがいます。原さんが看護師を目指したきっかけを教えてください。

原 小学生の頃に見た医療ドラマに憧れたのがきっかけで、外科や救急のような急性期治療よりも、一人の患者さんとじっくり関わり、病気や生活の変化を長く見守っていくような看護がしたいという思いを強く抱いていました。
親戚に医療従事者はおりませんでしたが、小学生の頃に抱いた憧れがそのまま進路につながり、高校卒業後は順天堂大学の看護学科へ進学しました。
高校時代
高校時代

— 大学時代から看護師として働き始めるまでの歩みをお聞かせください。

原 大学時代は附属病院のさまざまな診療科で臨地実習を重ね、患者さんの入院から退院までを継続して担当する貴重な経験をしました。
1〜2週間単位で病棟実習を行う中で、受け持ち患者さんの入院から退院までの経過を見届ける機会もあり、「やはり私は一人の患者さんと長く向き合える看護が好きなんだ」と改めて感じました。
卒業後は順天堂大学医学部附属浦安病院に就職し、消化器・呼吸器・血液内科の混合病棟で4年間勤務し、命と深く向き合う緊張感のある現場でしたが、先輩方に支えられながら看護師としての基礎を築くことができました。
順天堂大学の看護学科時代

— 大学病院から在宅医療の分野へ進んだきっかけは何だったのでしょうか。

原 病棟で退院支援に関わる中で、「退院後、患者さんはご自宅でどのような生活を送っているのだろう」と強く気になるようになり、病院での治療が終わっても生活は続くため、実際の療養環境や不安を知ったうえで支えたいと思うようになりました。
当初は訪問看護も検討しましたが、まずは指示を出す医師が在宅でどう患者さんを診て、どう治療やケアを判断しているのかを現場で学びたいと考えました。
そこで、医師の診療を間近で見ながら、在宅医療における判断や多職種連携を深く学べる環境に魅力を感じ、さくらライフクリニックへの入職を決めました。
順天堂大学医学部附属浦安病院時代

市川市のさくらライフクリニックで働く|訪問診療を支える看護師の1日とやりがい

— 実際にさくらライフクリニックで働いてみて、訪問診療における看護師にはどのような役割が求められると感じていますか?

原 訪問診療クリニックにおける看護師の大きな役割の一つは、医師が訪問先でスムーズに診療できるように、事前準備から診療後のフォローまでを支えることであり、一日の訪問ルートを組み立て、訪問先に応じて必要な医療資材を準備するなど、診療が滞りなく進むように環境を整えます。
その一方で、看護師だからこそ担える役割として、患者さんと医師の間に入り、患者さんが抱えている不安や悩みを引き出すことも大切だと感じています。
例えば、「男性の先生には少し話しづらい」と感じる患者さんもいれば、診察という緊張する場面では、聞きたいことがあってもうまく話せない方もいらっしゃいます。
定期的な訪問診療だからこそ、患者さんにとっては一回一回の診察が大切な機会となるため、私は診察中に患者さんが安心して話せるように声をかけたり、必要に応じて話を引き出したりしながら、医師に伝えるべき情報を整理することを意識しています。
原涼佳看護師

— さくらライフクリニックで働く看護師の1日の流れも教えてください。

原 9時から全体のミーティングが始まり、ご家族や関係機関からの電話対応も並行しながら、その日の訪問先やルートの確認、必要な医療物品の準備を行ってから10時頃に出発します。
1日の訪問件数は10〜15件ほどで、施設診療中心の日はより多くの診察を行うこともあります。
15〜16時頃に帰所した後は、カルテ入力や処方・指示変更の反映、ケアマネジャーやご家族への連絡、物品補充などを行い、病棟勤務と比べて書類作成や多職種との調整が多い点は、訪問診療ならではの特徴です。
勤務は18時定時が基本で、直前の緊急訪問などで残業が発生した場合も手当が適切に支給されます。
訪問に向かうところ

訪問診療未経験の看護師も安心|マンツーマンの教育・研修体制

— 訪問診療が未経験の看護師に対しては、どのような教育・指導体制が整っていますか?

原 最初の1か月間は一人で訪問することはなく、必ず先輩看護師がマンツーマンで同行し、最初の2週間は先輩の診療補助を間近で見ながら、訪問診療の流れや必要な知識を身につけ、その後の2週間は自分が主体となって動きながら、先輩にフォローしてもらうという段階を踏んでいきます。
いきなり一人で任されるのではなく、実際の現場を見て学び、少しずつ自分でできることを増やしていけるので、私自身もこの1か月間があったことで、未経験からでも安心して業務を覚えることができました。
独り立ちして医師と2人で訪問するようになってからも、チャットツールを使って、スタッフ同士でリアルタイムに相談や情報共有ができる体制が整っています。
現場で判断に迷ったり、「このケースはどう対応したらいいのだろう」と困ったりした場合でも、一人で抱え込む必要はなく、すぐに相談できる環境があるので、訪問診療が初めての方でも安心して経験を積んでいけると思います。
PC作業中

— 実際に働いてみて感じた、訪問診療と病院勤務の違いや魅力を教えてください。

原 病院では、治療を優先して業務を進めることになりますし、忙しさに追われる中で、「自分は本当に一人ひとりの患者さんに寄り添えているのだろうか」と感じることもありました。
その一方で、訪問診療では患者さんのご自宅や施設という「生活の場」に伺うため、病気だけを見るのではなく、その方がどのような環境で暮らし、何を大切にしているのかまで含めて考えながら関わることができます。
さらに、一人の患者さんを医師と看護師だけで支えるのではなく、多職種で「この方にとって何が一番良いのか」を話し合いながら支援できることも大きな魅力であり、患者さんの生活そのものに目を向けながら、チームでより良い支援を考えられることが、私が感じている訪問診療の大きなやりがいですね。
さくらライフ市川クリニックスタッフ

— 実際にはどのような看護師の方が働いていますか?

原 大規模病院で経験を積んだ後に訪問看護や訪問入浴を経験して入職した方や、前職から訪問看護に携わっていた方など、在宅ケアの経験を持つスタッフも多く、それぞれ異なるフィールドで培った経験を生かしています。
また、少人数のチームで働いているため、お休みについても相談しやすい環境であるため、育児中のママ看護師さんも働いています。
さまざまなバックグラウンドを持つスタッフが集まって、お互いの経験を生かしながら働いている職場だと思います。
さくらライフ市川クリニックにて

— 看護師として目指していることを教えてください。

原 正直なところ、今の時点で「将来はこれをやりたい」という一つの明確な目標が決まっているわけではありませんが、病棟で培ってきた経験に加えて、さくらライフクリニックで在宅医療を経験したことで、看護師としての視野が大きく広がり、「自分にはまだできることがあるのではないか」と前向きに考えられるようになりました。
病院と在宅の両方を経験したからこそ得られた知識や視点をこれからも大切にしながら、目の前の患者さんや地域の方にとって何が必要なのかを考え、自分らしい看護を届けていきたいと思っています。
その中で新しいことを学び続け、自分自身の可能性やキャリアの選択肢を少しずつ広げていくことが、今の私にとっての目標であり、これからも大切にしていきたいことですね。
原涼佳看護師と近藤健治院長

— さくらライフクリニックにはどのような看護師の方に入職してほしいと考えていますか?

原 訪問診療では、患者さんやご家族だけでなく、ケアマネジャーさんをはじめとする外部の多職種とも日常的に関わるため、やはり人とコミュニケーションを取ることが好きな方に向いていると思います。
人と話すことが好きで、対話を重ねながら少しずつ信頼関係を築いていくことにやりがいや楽しさを感じられる方なら、訪問診療の仕事を楽しみながら成長していけると思います。
職場自体も、医師や看護師だけでなく事務スタッフも含めた少人数のチームなので、スタッフ同士で声を掛け合い、「みんなで協力してやっていこう」という雰囲気があります。
これまでの経験だけで判断するのではなく、周囲と協力しながら新しいことを学んでいける方であれば、訪問診療が未経験でも歓迎していますので、病院とは違う形で患者さんの生活に寄り添う看護を経験したい方には、ぜひ一度、私たちの職場を知っていただきたいですね。
原涼佳看護師

— 訪問看護や在宅医療に興味を持っている看護師の方へ、メッセージをお願いします。

原 病院で長く働いていると、在宅でどのような看護が行われているのかイメージしにくく、「転職するには少し勇気が必要」と感じる方も多いと思いますが、実際に在宅医療の現場に入ってみると、病院とは違った看護の魅力がたくさんあります。
患者さんがこれまでどのような生活を送ってきたのかを知り、その方が大切にしている日常に寄り添いながら、小さな変化にも気づいてケアにつなげていくことは、在宅ならではの大きなやりがいです。
もちろん最初は不安もあると思いますが、実際に現場に出てみることで、これまで知らなかった看護の楽しさや、自分自身の新たな可能性にも気づけますので、少しでも興味があるのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしいですね。
訪問診療の現場で、新しい看護のキャリアを
病院とは異なる環境で、患者さんの生活に寄り添う看護に関わってみませんか。
訪問診療が未経験の方も、これまでの経験を生かしながら学べる環境があります。
まずは仕事内容や働き方をご覧ください。
訪問診療未経験の方も歓迎しています。
職場見学についてもお気軽にご相談ください。

訪問診療医・看護師の中途採用|さくらライフグループで拓く新しいキャリア

— 近藤先生にとって、さくらライフグループ代表の中田先生はどのような存在ですか?

近藤 非常にエネルギッシュで、明確な理念を持って組織を率いている方であり、突拍子もない発信をされて驚くこともありますが、「患者様のために医療を提供する」という根本の理念はまったくブレません。
コロナ禍の際も、検査やワクチン対応、宿泊療養施設でのモニタリングなど、さまざまな課題に対して迅速に動いてくれ、現場から理にかなった提案をすればしっかり受け止め、実際の行動に移してくださる柔軟さもあります。
また、現場で顔を合わせたときには必ず報告や擦り合わせを行っているので、長く一緒に働く中で「中田先生が何を目指しているのか」が自然と理解できるようになり、現在は信頼関係のもと、非常に良い距離感で連携できていると感じています。
中田先生とともに
中田先生とともに

— さくらライフクリニックで働く魅力について、教えてください。

近藤 さくらライフクリニックは比較的小規模な組織だからこそ柔軟性があり、スタッフ同士がそれぞれの専門性を生かしながら、一つのチームとして患者様を支えていけることも魅力です。
私は精神科の専門知識をスタッフに共有する機会がありますが、皆さんが非常に意欲的に学んでくれますし、その一方で、私自身が至らない部分については周囲のスタッフが支えてくれるので、お互いに得意分野を生かしながら成長できる環境だと感じています。
さらに、病院ではオーダーを出せば、検査やケアがある程度システムとして進んでいきますが、在宅では「この患者様に必要な医療や支援へ、どうつなげていくか」を自分たちで考えなければならず、その仕組みを多職種と一緒につくっていくことに面白さがあります。
私が担当している患者様も、6歳のお子さんから100歳を超える高齢者まで幅広く、ご自宅や施設で患者様やご家族と接していると、その方の病気だけではなく「人生そのもの」に触れることができます。
利用者さんからいただいた「仲間たち」
利用者さんからいただいた「仲間たち」

— 今後さくらライフクリニックをどのように発展させていきたいですか?

近藤 大きなテーマの一つが、AIやICTなどのテクノロジーを積極的に活用することであり、当グループでは昨年度、希望する職員を対象に生成AIの研修を実施し、約95%の職員が受講しました。
目的は、事務作業や書類作成などにかかる時間をAIで効率化し、そこで生まれた時間を患者様と向き合うために使うことです。
在宅医療のDX化も進んでいて、以前はFAXが中心だった多職種間の情報共有も、現在はICTツールを活用してリアルタイムで行えるようになっています。
これからもシステムによって業務を効率化しながら、患者様一人ひとりの人生に深く寄り添える医療を目指していきたいと考えています。
近藤健治院長

— 最後に、訪問診療への転職を検討している医師の方へメッセージをお願いします。

近藤 在宅医療の魅力は、患者様の生き方やご家族との関係、歩んできた背景まで含めて「人生の一場面」に長く伴走できる点にあります。
検査データ中心の診療とは異なり、生活の場に必要な医療を追求する姿勢は、AI時代においても人間にしか担えない大切な役割です。
「病院を出た後の生活まで支えたい」「一人ひとりの暮らしに寄り添う医療を届けたい」と感じたことのある先生は、ぜひ一度現場をご覧ください。
内科に加え、放射線科、循環器内科、泌尿器科、精神科など多様な専門医が在籍し、それぞれの強みを生かして活躍しており、年齢や診療科は一切問いません。
病院の外に広がる新しい医療の世界に興味がある先生はぜひ一度、さくらライフクリニックの現場を見に来ていただければと思います。
これまでの専門性を生かして、訪問診療という新しい選択肢へ
さくらライフでは、内科に限らず、さまざまな診療科の経験を持つ医師がそれぞれの専門性を生かして訪問診療に携わっています。
在宅医療や訪問診療に興味のある先生は、まずは仕事内容や働き方をご覧ください。
年齢・診療科は問いません。
訪問診療未経験の先生もご相談いただけます。

医療法人社団さくらライフ|市川市・墨田区などで訪問診療を展開

医療法人社団 さくらライフ

お問い合わせ

〒130-0012 東京都墨田区太平3-4-7 リヴェラ若草2F
TEL:03-3625-5547/FAX:03-5819-2258
WEB:https://www.slclinic.com/

さくらライフ市川クリニック・近藤健治院長プロフィール

近藤健治院長のプロフィール

経歴:

2008年 浜松医科大学医学部医学科 卒業
2008年 藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)病院 初期研修医
2010年 藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部 助手(定員外)
2014年 藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部 助教(定員外)
2014年 藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)大学院 医学研究科 博士課程修了
2017年 もりやま総合心療病院 精神科 医師
2018年 さくらライフ市川クリニック 精神科医師、精神科診療部長
2020年 医療法人社団さくらライフ 精神科診療部長兼 理事長補佐
2022年 さくらライフ錦糸クリニック 医師
2026年 さくらライフ市川クリニック 院長
現在に至る

資格:

医師免許
医学博士
精神保健指定医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会 修了
難病指定医
オンライン診療研修修了

学会:

アメリカ科学振興協会(AAAS)
国際精神遺伝子学会(ISPG)、学会プログラム委員
日本在宅医療連合学会
日本プライマリケア連合学会代議員(関東地区選出)
日本生物学的精神医学会
日本総合病院精神医学会
日本老年精神医学会

さくらライフ市川クリニック・原涼佳看護師プロフィール

原涼佳看護師のプロフィール

経歴:

2015年 順天堂大学医療看護学部看護学科 卒業
2015年 順天堂大学医学部付属浦安病院
2019年 さくらライフ市川クリニック
現在に至る

資格:

看護師
保健師

訪問診療医・看護師の転職・中途採用に関するよくある質問

市川駅
Q1. 訪問診療医はどのような仕事をしますか?
A. 訪問診療医は、通院が難しい患者さんの自宅や施設を定期的に訪問し、診察や治療、薬の処方、療養上の相談などを行います。病気だけでなく、患者さんの生活環境や家族の状況も踏まえながら診療することが特徴です。必要に応じて看護師やケアマネジャー、訪問看護師、薬剤師など多職種と連携しながら在宅療養を支えます。
Q2. 訪問診療が未経験の医師でも転職できますか?
A. 訪問診療未経験から転職する医師もいます。病院や外来で培った診療経験を生かしながら、同行診療や実際の訪問を通して在宅医療を学んでいくことが可能です。転職先を選ぶ際には、教育体制や同行期間、相談できる医師の有無などを確認しておくと安心です。
Q3. 訪問診療医にはどのような診療科の経験が生かせますか?
A. 内科だけでなく、精神科や外科をはじめ、さまざまな診療科で培った経験を訪問診療に生かすことができます。在宅医療では幅広い疾患や生活上の課題に対応するため、それぞれの専門性を生かしながら総合的に患者さんを診る力が求められます。
Q4. 訪問診療クリニックで働く看護師はどのような仕事をしますか?
A. 訪問診療クリニックの看護師は、医師に同行して診療をサポートするほか、診療前後の準備、患者さんやご家族への対応、医療機関や介護事業所との連携など幅広い役割を担います。患者さんの生活の場に入り、医師と一緒に在宅療養を支えられることが特徴です。
Q5. 病院勤務の看護師から訪問診療クリニックへ転職できますか?
A. 可能です。病院で身につけた観察力や処置、患者さんやご家族とのコミュニケーション経験は、訪問診療の現場でも生かすことができます。在宅医療が未経験の場合は、同行やマンツーマンでの指導など、入職後の教育体制が整っている職場を選ぶことも重要です。
Q6. 訪問診療クリニックの看護師と訪問看護師は何が違いますか?
A. 訪問看護師は看護師が利用者宅を訪問し、主治医の指示に基づいて看護や医療的ケアを行います。一方、訪問診療クリニックの看護師は、医師とともに患者さんの自宅や施設を訪問し、診療をサポートすることが中心です。在宅医療に関心があり、医師の診療を間近で学びたい看護師にとって、訪問診療クリニックで働くことも一つの選択肢です。
Q7. 訪問診療の仕事にはどのようなやりがいがありますか?
A. 患者さんの生活の場で継続的に関わり、その人らしい療養生活を支えられることが訪問診療の大きな特徴です。病院では見えにくかった生活背景や家族との関係まで理解しながら医療に関われるため、患者さん一人ひとりに寄り添った医療を実践しやすい環境です。
Q8. 訪問診療の中途採用ではどのような点を確認するとよいですか?
A. 仕事内容だけでなく、1日の訪問件数、診療エリア、勤務時間、オンコール体制、休日、教育・研修制度、多職種との連携方法などを確認するとよいでしょう。また、実際に働く医師や看護師の声を確認することで、職場の雰囲気や働き方を具体的にイメージしやすくなります。
Q9. 在宅医療では医師と看護師はどのように連携しますか?
A. 訪問診療では、医師と看護師が患者さんの状態や生活環境について情報を共有しながら診療を進めます。看護師が患者さんやご家族の変化を捉えて医師へ伝えたり、診療後の調整を行ったりするなど、チームとして在宅療養を支えることが重要です。
Q10. 訪問診療への転職を考える場合、まず何から始めるとよいですか?
A. まずは訪問診療の仕事内容や勤務体制を知り、自分が希望する働き方と合っているかを確認することから始めるとよいでしょう。求人情報だけで判断せず、インタビュー記事や職場見学などを通じて、実際の診療風景やスタッフの働き方、教育体制を確認することも転職先選びの参考になります。
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