西村正大所長が実践する大和高原の地域医療|奈良市立都祁診療所の訪問診療と次世代育成 最終更新日:2026/08/28

奈良市の東部、大和高原に位置する奈良市立都祁診療所。ここで所長を務めるのが、総合診療医の西村正大先生です。西村先生は大阪大学医学部卒業後、地域医療や家庭医療の現場で経験を重ね、米国オレゴン健康科学大学でも教育・研究を学んできました。現在は都祁診療所で外来診療や訪問診療に取り組むだけでなく、若手医師の教育や近隣診療所との連携を通じ、大和高原の地域医療を将来にわたって支える仕組みづくりを進めています。地域の子どもから高齢者まで、家族三世代とつながりながら診療を続ける西村正大所長に、医師を志した原点、都祁で実践する在宅医療、そしてこれからの地域医療について伺いました。
世界の旅から地域医療へ。都祁診療所・西村正大所長が「町医者」を志すまで
— まずは、西村先生の生い立ちや医師を目指したきっかけについて教えてください。
生まれたのは北海道ですが、その後は愛媛県松山市で育ち、小・中・高と地元の学校に通いました。
医師を目指した動機は、実はそれほど特別なものではないんです。何かの領域で成功したいといった野心も能力も特になく、「普通の市井の中で、目の前の人の役に立つ仕事がしたい」と漠然と考えていました。
どんな職業でも人の役には立ちますが、医師、特に臨床医は、患者さんに直接語りかけたり触れたりして、自分の判断や腕でつらい症状を和らげることができます。
直接的に人を助けられる、とてもわかりやすい職業だと魅力を感じ、自分の学力から手が届きそうだったこともあって医学部を選びました。

— 数ある大学の中で大阪大学を選ばれた理由や、学生時代のエピソードをお聞かせください。
四国で育った私にとって、都会は憧れの場所でした。その中で、私が思い浮かべた場所が関西だったということもあり、大阪大学へ進学を決めました。
大学生活自体は平凡でしたが、一つ大きな経験として、大学2年が終わった後に1年間休学して、世界を旅したことがあります。ヨーロッパと東南アジアをそれぞれ半年ずつかけて周遊しました。
中でもチベットでは、トラックをヒッチハイクして荷台で20人ほどの現地の人たちと一緒に寝泊まりして数日かけて一緒に移動するという体験もしました。私が当たり前だと思っている常識が通じない状況を目の当たりにし、世界は驚くほど多様で、様々な背景の人々が生きているのだと肌で感じ、大きく視野が広がりました。

— 帰国後はどのような医師像を思い描くようになったのでしょうか。
帰国後は大学に復帰し、学業とともに部活やカフェの接客業のアルバイトなどを経験しました。
将来の医師像については、もともと「社会で一般的な仕事をしたい」という思いが原点にあったので、高度に専門的なスペシャリストというよりは、地域に根ざした「町医者」をイメージしていました。
特定の臓器だけを診るのではなく、ジェネラルな総合診療を目指すようになったのも、そういった思いからだと思います。
— 大学卒業後は、どのようなキャリアを積まれたのですか。心に残っている出会いなどはありますか。
初期研修は大阪大学で行い、その後は地域医療振興協会という自治医科大学の卒業生の方々が中心となって運営されている組織の家庭医療専門研修プログラムに進んで、市立奈良病院や田舎の医療機関を回りました。
中でも大きかったのは、青森県の下北半島にある東通村診療所での経験です。
当時の人口が約8000人の村だったのですが、私の指導医だった先生が、地域とともに診療所を作り、村のリーダーとして地域医療を実践されていました。
その姿にとても感銘を受け、今でも私のロールモデルになっています。「町を支えている」という姿にとても心を打たれましたね。

— その後は、どのような経緯で現在の奈良市立都祁診療所へ赴任されたのでしょうか。
将来は地域で働きたいと思いつつも、現場に出るとどうしても経験中心になり、自分の世界が狭くなってしまうという懸念がありました。
そこで、本格的に地域へ出る前に、もう一度都会の研修病院でしっかりとトレーニングを積もうと考え、京都の洛和会音羽病院の総合診療科で3年間修業しました。
全国から熱意のある同僚が集まり、深夜まで症例検討をしながら働くような、非常に充実した日々でした。
その後、研修でお世話になった市立奈良病院へ戻り、スタッフとして臨床と教育に携わっていたのですが、数年後、都祁診療所が医師不在という状況となったため、私が管理者兼所長として赴任するようになりました。

大和高原の地域医療を支える都祁診療所|学術性と教育を両立する挑戦
— 都祁診療所に赴任された当初は、どのような印象を持たれましたか。
都祁診療所は、病床や併設する老健などの施設を持たない一般的な山間部の診療所です。
かつて私が理想のモデルとしていた、地域医療センターのような診療所と比べて規模が小さく、赴任した当初は「ずいぶん静かな山間部の診療所に来たな」と思い、自身の情熱を持て余してしまうのではないかと感じたこともありました。
しかし、実際に日々の診療に向き合ってみると、その第一印象は大きく変わったのです。
たとえ小さな診療所であっても、地域と診療所が抱える多様な課題や求められている役割や、私たちが取り組むべきことは山のようにありました。
目の前にあるそれらのニーズへ一つひとつ地道に向き合っていくうちに、どんどん充実感が増し、この場所ならではの大きなやりがいを見出していきました。

— その後、アメリカのオレゴン州へ渡られていますね。どのような目的があり、現地で何を学ばれたのでしょうか。
市立奈良病院にスタッフとして戻った頃から、地域医療振興協会本部の教育担当として若手医師を指導する役割を担うことになりました。
教育を行うためにはある程度の研究活動も教えなければならないのですが、私自身そういった分野の経験と力量が不足しており非常に苦手でした。
そこで「一から勉強して、せめて専攻医に教えられる力量を身につけたい」と考えたのです。その頃、幸運にも協会がオレゴン健康科学大学の家庭医療学講座に客員研究員としてのポストを用意してくださり、2年半、赴任させていただきました。
オレゴンでは、診療所をベースにした「診療の質改善活動」に取り組みました。具体的には、高齢者に対する睡眠薬の適正使用についての研究です。
睡眠薬は患者さんのニーズが多い一方で、安易に処方するとふらつきや転倒などの有害事象も多いため、適切使用が問題であると現場では認識していました。その適正使用に向けた活動を診療所に提案し、どのように数値が改善するかを検証しました。
また、アメリカは50年前から家庭医療学が整っており、滞在した大学は臨床も教育も研究もハイレベルでした。
診療所を専門にする医師たちが大学で大きなグループを作り、プライマリ・ケアが専門分野として成熟している姿を見て、日本の診療所でも専門医に負けない学術性を伴った医療ができるのだというイメージを身につけることができました。

— 帰国後に再び都祁診療所に戻られましたが、現在どのような理念で診療所づくりをされているのでしょうか。
「診療所を舞台に、病院に負けないレベルで教育や研究を行っていく」というスタイルを目指しています。アメリカで学んだこの形が新しくてかっこいいと感じ、当診療所でも実践したいと考えました。
その理念を実現するため、現在特に注力しているのが「教育」です。
充実した教育活動によって若手医師や医療スタッフの確保につなげ、そこで集まった人材を活かしたグループ診療によって、より広い領域へ地域医療を提供していくことを目標にしています。

— 現在のスタッフ体制と、具体的な教育の仕組みについて教えていただけますか。
私が2022年に戻ってきた時は医師が3名でしたが、現在は医師6名体制にまで規模が大きくなっています。
私が常勤の指導医で、あとの5名中4名は総合診療専門研修プログラムで学ぶ「専攻医」です。この4名の専攻医が、1年から1年半という期間でローテーションしていく枠組みを作っています。
常に複数の医師が在籍して可能な限り質の高い医療を提供しながら、教育機関としての役割も果たしています。
また、看護スタッフは常勤の看護師が3名おり、それに加えて最近の新たな取り組みとして診療看護師を1名雇用しました。

— 新たに採用された診療看護師とは、どのような役割を担う職種なのでしょうか。
日本の法律上は看護師なのですが、診断や病態生理、技術に関する大学院レベルの高度な教育を受け、団体から認定を受けた新しい資格です。
従来、日本の専門看護師としては、麻酔や褥瘡などの領域がありましたが、診療看護師は「診療に特化した看護師」という位置付けになります。
私がアメリカで研修した際に、現地では診療看護師が非常にメジャーな職業として活躍していたんです。また、地域医療振興協会も日本における診療看護師の必要性を早々に打ち出し、自前で教育制度を作ってきた背景があります。
そのプログラムを修了した若い診療看護師が「地域で働きたい」と手を挙げてくれたため、ぜひにとお迎えしました。
今後も教育活動の中で、こうした人材を増やしていきたいと考えています。

— 単独の診療所にとどまらず、近隣の医療機関とも連携されているとお聞きしましたが、どのような仕組みなのでしょうか。
私の役割には「近畿地域医療支援センター長」というものもあります。実は、私たちの都祁診療所の近隣には他に4つの市立の診療所があります。
それぞれ地域医療の大ベテランの先生が所長をされている1人診療所なのですが、お1人だけで長年100%地域を守るということは極めて困難なことなのです。
私たちは幸い複数医師で運営しており、シフト調整や臨時対応が比較的行いやすいため、診療の一部のお手伝いをしています。
また、2年前から隣接する村の診療所の運営にも携わっています。人口減少による診療所の統合再編、医師の高齢化、今の若い人の働き方、医療Dx化などを考慮すると、今後20−30年の地域医療と在宅医療はグループ診療が鍵であると確信しています。

都祁地区の訪問診療|家族三世代とつながる地域密着の在宅医療
— 都祁診療所での在宅医療や訪問診療の体制、そして夜間や休日の対応について教えてください。
定期的な訪問診療に伺う際は、医師と看護師が一緒に患者さんのご自宅へ向かいます。車の運転については医師が自ら担当して回ることになっています。
夜間や休日のオンコールについては、ありがたいことに現在は担当可能医師が5名在籍していますので、みんなで体制を組んでいます。
当番は均等に割って1日ずつ担当し、週末の待機も月に1回程度と分担しています。
複数人の医師で負担を分け合いながら連携して対応できるため、患者さんにとっても私たちにとっても持続可能で安心できる体制になっています。

— 訪問診療のエリアとしては、どのぐらいの範囲を対応されているのでしょうか?
私たちは山間部の医療を担っていますので、「呼ばれたら必ず受ける」という姿勢で日々の診療にあたっています。
対象となるエリアの多くは、8割から9割が車で10分から15分で行ける都祁地区内です。ただ、最近は私たちの診療体制が充実してきたこともあり、一番遠いところで片道30分ほどかかる山を越えたエリアにまで入るようになりました。
往復で1時間ほどかかる道のりを自分で運転して回るため、移動に少し時間を要することもありますが、必要としてくださる方のもとへしっかりとお伺いしています。

— 現在、訪問診療を利用されている患者さんはどれくらいいらっしゃいますか。また、どのようなご年齢や疾患の方が多いのでしょうか。
個人宅で対象となる患者さんは、常に30〜35名ほどいらっしゃいます。年齢は90代などの高齢の方が中心ですね。
疾患としては、高齢で身体機能が落ちて動けなくなった方、ベッド上で過ごされている方、高度の認知症で要介護となっている方が多く、60〜70代のがんの患者さんもいらっしゃいます。

— 地域密着の診療所だからこそ感じるやりがいやエピソードはありますか。
私がこの地域に赴任して8年目になりますが、日々の診療だけでなく、地域のこども園や小・中・高校の校医、特別養護老人ホームや有料老人ホームの嘱託医も務めています。
そのため、訪問診療でおばあちゃんを診察した際に、そのお孫さんやひ孫さんをつい先日の学校健診で診ていたり、外来でご両親を診察していたりといったご縁がよく起こるのです。
こんな風にご家族や親戚ぐるみで世代を超えて深くつながっていく中で、「地域全体が自分の患者さん」であるという感覚を持てるようになりました。
都市部の医療ではなかなか経験しがたいこの温かい結びつきは、地域の方々に寄り添って診療を行う上で非常に良い環境であり、大きなやりがいとなっていますね。

— 一方で、日々の診療の中で葛藤を感じることはありますか。
住民の方々により近くで丁寧な医療を提供したいという思いがある一方で、将来の地域医療を支える次世代の育成や、学術的な活動も推進していかなければならないという目標があります。
現在は複数の医師で外来、在宅、当直を分担しているため、私自身が現場の最前線にいる時間はそこまで長くはありません。
また、研修中の専攻医も1年おきに入れ替わるため、地域の皆さんから「ずっと現場にいてほしい」と切実なお声をいただくこともあります。
これは私たちへの深い信頼と期待の裏返しであるとありがたく受け止めており、現場での丁寧な診療と、未来の地域医療のために若手を育てる教育活動の両立を目指して、日々取り組んでいます。

都祁白石町・大和高原の暮らしと地域医療|古き良きコミュニティが残る町
— 奈良市都祁地区というのは、どのような地域なのでしょうか。
人口は約5000人で、高齢化率は40%ほどです。現在の日本における標準的な田舎といったエリアですね。ただ、決して僻地というわけではなく、都市部である奈良市まで車で30分ほどで行けるアクセスの良さがあります。

— 地域の産業や、暮らしている方々の特徴はいかがですか。
山間地域ですので、お茶やお米といった農業などの一次産業が基本です。その一方で、町の真ん中に「名阪国道」という無料の高速道路が走っています。
大阪から名古屋へ向かうための便利なルートなので、周辺には中小企業の工場などの二次産業もそれなりにあるんです。そのため、工場で働く若い方や、最近では外国人の技能実習生の方もかなり多くいらっしゃり、当診療所の患者さんとして来られる方も割といますね。
純粋に超高齢社会の方々だけが集まるエリアというわけではなく、少し多国籍な雰囲気も混ざり合っているのが特徴だと感じています。

— 大和高原に位置する都祁の魅力や、赴任されてから感じる地域の変化について教えてください。
月並みかもしれませんが、都市部へのアクセスが良い一方で、生活の場には昔ながらの大家族や古い日本家屋が多く残り、美しい田園風景が広がっているところです。
地域の温かいコミュニティがしっかりと残っている、そんな「良き日本の田舎」という雰囲気が私はとても好きですね。
また、標高500メートルほどの高原地域なので、市街地よりも気温が2、3度低く、涼しい気候のエリアです。
冬になると「都祁地区だけ雪が降って、他の奈良県内はどこも積もっていない」とよく言われるくらいで、年に数日はスタッドレスタイヤに替えて雪道の中を訪問診療へ行くこともあります。
地域の変化やニーズという点では、この10年ほどで都祁地区の人口自体は20%ほど減っているのですが、当診療所の患者数は逆に20%ほど増えているんです。
高齢化が進む中で、地域での医療への需要がますます高まっているのを感じています。

大和高原の地域医療を未来へ|「医療のことは任せて」と言える組織を目指して
— 都祁周辺での地域医療において、現在どのような課題を感じていらっしゃいますか。また、その解決に向けて取り組んでいくことを教えてください。
都祁地区以外の周辺エリアについては、距離的な問題やこれまでの文化的な背景もあり、在宅医療がまだまだ十分に行き届いていないという課題があります。
私たちが都祁で実践してきたような医療を、周辺のエリアにも拡大して提供していくことが、次の目標です。そのためには、現在連携している複数の診療所を組織的にアップデートしていかなければなりません。
また、多方面への展開を持続的に行うためには、継続して今のスタッフ数を確保していく必要があります。
だからこそ、都祁診療所がそうしたグループ全体を支える中心的な組織になっていきたいと考えています。

— 西村先生が力を入れている若手医師の教育や学術的な活動も、すべては現場の医療を充実させるためなのですね。
おっしゃる通りです。私にとって一番大事な目的は「現場の医療」であり、その目的を達成するための手段として、人を集めたり、教育や学術的な活動を行ったりしているのです。
田舎の診療所であってもやりがいを持って魅力的に働く医師や医療者の姿を、「このような働き方もありかもしれない」「むしろカッコいいかも」と思ってくれる若い人が増えればと願っています。
そのためには、自分自身が仕事も家庭も充実した良い仕事をして、その後ろ姿を人に見てもらうような、そんな人間になっていきたいですね。

— 5年後の都祁診療所、そして西村先生ご自身はどのような姿になっていると思い描いていますか。
現在、私が責任者兼指導医として現場を支えていますが、5年後には私の代わりに現場の診療所をしっかりと任せられるような、若手の常勤医が育っていてほしいと願っています。
現場の体制を強固にした上で、私自身は少し役割を変えていきたいんです。拠点は引き続きこの都祁地区に置きながらも、もっと全体を見渡す立場になれたらと考えています。
外へ飛び回り、複数の診療所を中心としたグループ全体をうまく連携させて、さらに広いエリアへ地域医療を届けていきたいですね。
そして、青森で地域医療を支えていた恩師の背中を追うだけでなく、今の地域なりの新しい地域医療のカタチを探してみたいと考えています。
繰り返しになりますが、医療を地域全体へ多方面に展開し持続可能な医療の仕組みを作っていくこと。それが、私が今思い描いている目標です。

— 最後に、地域の皆さんへメッセージをお願いします。
地域社会は無数の職種と人々によって構成され、支えられています。
私たちはその全体の中の小さな小さな部分ではありますが、医療という領域における中心的な役割を果たせたらと思っています。
1人でも多くの住民の皆さんに「医療のことなら君たちに任せる」と言ってもらえるように、日々、目の前の仕事に一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。
外来診療・訪問診療について、お気軽にご相談ください

奈良市立都祁診療所|大和高原・都祁地区の外来診療・訪問診療

診療科目
総合診療科(院内標榜),内科,整形外科,眼科
お問い合わせ
奈良市立都祁診療所 西村正大所長のプロフィール

経歴:
2005年 大阪大学医学部卒
2007年 地域医療振興協会 家庭医療専門研修プログラム(市立奈良病院,東通村診療所(青森))
2010年 洛和会音羽病院 総合診療科 総合医フェロー
2013年 地域医療振興協会 市立奈良病院総合診療科 医員
2017年 地域医療振興協会 奈良市立都祁診療所 管理者兼所長
2019年 Oregon Health & Science University(OHSU)、Department Family Medicine Research Fellow
2022年 地域医療振興協会 奈良市立都祁診療所 管理者兼所長
2025年 地域医療振興協会 近畿地域医療支援センター センター長
現在に至る
2007年 地域医療振興協会 家庭医療専門研修プログラム(市立奈良病院,東通村診療所(青森))
2010年 洛和会音羽病院 総合診療科 総合医フェロー
2013年 地域医療振興協会 市立奈良病院総合診療科 医員
2017年 地域医療振興協会 奈良市立都祁診療所 管理者兼所長
2019年 Oregon Health & Science University(OHSU)、Department Family Medicine Research Fellow
2022年 地域医療振興協会 奈良市立都祁診療所 管理者兼所長
2025年 地域医療振興協会 近畿地域医療支援センター センター長
現在に至る
資格・学会:
日本専門医機構 総合診療専門医 特任指導医
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医・指導医
都祁地区の訪問診療に関するよくある質問

Q1. 都祁地区では訪問診療を受けることができますか?
A. はい。都祁地区では、通院が難しい方を対象に訪問診療に対応している医療機関があります。訪問診療は、医師があらかじめ診療計画を立て、定期的に患者さんの自宅や入居施設を訪問して診療する仕組みです。高齢や病気、障害などにより医療機関への通院が負担になっている場合は、都祁地区の訪問診療対応医療機関や、かかりつけ医、ケアマネジャーなどへ相談するとよいでしょう。
Q2. 都祁地区で訪問診療を利用できるのはどのような人ですか?
A. 都祁地区の訪問診療は、病気や身体機能の低下などにより一人での通院が難しい方や、在宅で継続的な療養を必要とする方などが主な対象です。高齢者だけでなく、慢性疾患のある方、退院後に自宅療養を続ける方、医療的な管理が必要な方なども対象になる場合があります。実際に訪問診療を利用できるかどうかは、患者さんの状態や居住地、医療機関の訪問エリアによって異なるため、事前の相談が必要です。
Q3. 都祁地区の訪問診療では、どのような診療を受けられますか?
A. 都祁地区の訪問診療では、一般的な診察や薬の処方、血圧・体調管理、慢性疾患の管理などを受けられます。患者さんの状態によっては、採血や点滴、医療機器の管理などに対応する場合もあります。また、訪問看護や薬局、介護サービスなどと連携しながら、患者さんが住み慣れた自宅で療養を続けられるよう支援することも、訪問診療の重要な役割です。
Q4. 都祁地区で訪問診療を始めたい場合、どこに相談すればよいですか?
A. 都祁地区で訪問診療を希望する場合は、現在通院している医療機関や、訪問診療に対応している地域の医療機関へ相談する方法があります。介護サービスを利用している場合は、担当のケアマネジャーや訪問看護ステーションに相談することもできます。入院中の場合は、病院の地域連携室や医療ソーシャルワーカーを通じて、退院後の訪問診療について調整することも可能です。
Q5. 都祁地区で訪問診療を受けながら、自宅で療養を続けることはできますか?
A. 患者さんの病状や生活環境によりますが、訪問診療や訪問看護、介護サービスなどを組み合わせることで、都祁地区でも自宅で療養を続けられる場合があります。在宅療養では、医師だけでなく、看護師、薬剤師、ケアマネジャー、介護職など多職種の連携が重要です。本人や家族の希望を確認しながら、必要な医療・介護サービスを組み合わせて支援体制を整えていきます。
関連リンク:
電話:0743-82-1411
※相談だけでも構いません。状況を伺い、利用できるサービスを一緒に考えます。